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ケータイ刑事銭形泪15話(2nd.2話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.」第2話(通算では第15話)「音で人を殺せるか? ~売れっこ漫画家殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回で打ち止めです。で、今回はこの物語の事件でトリックに使われた「スリッパ」について、「ステレオ」について、アシスタントがこれを届けに行っていたとしてアリバイを主張した「原稿」について、そして被害者が持病としてもっていた「心臓病」についてと死因となった「心臓麻痺」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/1/1、3、6、8、12、15日付けで記しています。)

スリッパ」:足を滑らせて履く室内履きである。(一部では屋外で履くことの出来るものがあるが、そう言う物は「サンダル」と呼ばれるのが一般的である。)

踵の部分を覆っているものは何もなく、また、ヒールの高さもなく、靴紐やマジックテープなどのように、足に固定するための留め具も無いのが特徴である。(足に引っ掛ける形で使用するのが一般的である。)

欧米では家の中でも靴(=外履き)を履いているので、これを使うのは寝室や風呂場などのごく限られた範囲となる。(ホテルの場合でも寝室などの一部だけでの使用が一般的である。)そのため、「Bath Slipper」または「Bedroom Slipper」と呼ばれることもある。日本では、欧米のように家の中では外履きをはかないので、室内用の履き物として、スリッパが使われるが、欧米では「Bath Slipper」または「Bedroom Slipper」と呼ばれているものが一般的である。また、家の中で使用されるため、「House Slipper」と呼ぶこともある。

スリッパは(日本では)家庭内で使用するものであるため、人工皮革を使ったものが多かったが、布を使ったものが増えている。(トイレや風呂場では、防水ということで人工皮革のものが一般的であるのは変わりませんが...)

尚、英語では「Slipper」、ドイツ語では「Pantoffeln」、フランス語では「Pantoufle」、イタリア語では「Pantoufle」、スペイン語では「Zapatillas」と言う。

「ステレオ」:「Stereophonic」の略であって、左右の独立したスピーカーで音声信号を再生する立体音響のことを指す言葉である。また、立体音響関する技術の総称であり、その装置のことも指している。

ステレオ (stereo) は、音響工学ではステレオフォニック (stereophonic) の略語であり、左右2つのスピーカで音声を再生する方式のことである。広義には、ステレオフォニック再生のための音声信号を集音、録音、伝送、通信、放送、加工する技術全般、またはステレオフォニック再生のための音響再生装置(ステレオセット)を指す。

特徴は、異なる2点の位置で捉えた音を独立したチャンネルとして収録し、それを2本の独立したスピーカーで再生することで立体感を得るものである。異なる2点というのは、人間の左右の耳に相当していて、音波の位相が僅かに異なって届くことで方向感が得られる性質を利用したものであり、立体的な音響空間を再生する。

尚、音声が1チャンネルのものは「モノラル」と言う。→左右のスピーカーから同じ信号を再生した場合はダイオティックと言うが、これは実質的にはモノラルと同じであって、立体感は得られない。(信号処理を行って位相差を付けたり、ディレイをすることで擬似的な立体感を得られることもあるが、あくまでも「擬似的」なものである。)

歴史は比較的古く、1930年代に登場しているが、当時は実用化にはならず、研究レベルのものであった。(何せ、装置が大がかりになりましたから...)しかし、現在実用化されているステレオの技術はこの時に生まれているものである。実用化されるのは1950年代になってからである。1950年代の前半には現在のシステムに近いものが開発されていて、また、同時に2チャンネルを再生する技術の方もほぼ実用化できるレベルに達した。そして、この頃から音楽録音がステレオ化されるようになった。

民生用のステレオは1957年の終わりに発売されたレコードが最初である。(EPとLPで、音溝の左右をそれぞれ独立したチャンネルとしてステレオ信号を記録したものである。)これによって立体音響を簡単に得られるようになった。

ちなみに、ラジオ放送はこれよりも早い時期に実験放送を行っているが、実用化されたのはFM放送が1961年になってからのことである。(テレビも同様に1950年代に実験放送が行われているが、こちらの実用化は更に遅れることになる。)

現在では、ステレオというのは当たり前となっているが、当時は再生するにはアンプもスピーカーも複数必要になるということで、装置が高価になるとして普及に疑問が持たれていたが、技術の進歩で安価に2チャンネルのアンプが安価になり、また、音楽放送での立体音響の効果が評価されて広く普及することになった。

但し、当時は複数チャンネルの記録再生を簡単に得られるようにはなったが、ステレオレコードではチャンネル間のクロストークが(原理的に)あったのも事実である。(FM放送でもL+R、L-Rの信号で送出するため、やはりクロストークの問題がある。)→クロストークが原理的に存在しないシステムはリニアPCM方式を採用したPCM録音機が最初であり、CDがこれに続く形となった。(しかし、人間の聴覚の特製を考えると、クロストークが0というのは逆に不自然であると言うことにもなる。)

また、ステレオは2チャンネルによって立体音響を得るものであるが、チャンネル数を増やしてよりリアルな音響を得ようとしたシステムも存在する。現在では映画館の音響装置に導入されている「DOLBY STEREO」もその一つであり、家庭用では「サラウンド」と呼ばれている。これらは1980年代の後半から家庭に浸透していくようになったが、1970年代には何種類かの4チャンネル・システムが登場している。(結局、各社が独自の方式を発表し、規格統一されることなく淘汰されていき、最終的には全てが消えてしまった。しかし、この時開発された技術は、オーディオ製品(特にカートリッジの再生特性)の高性能化に貢献し、後のサラウンド技術の基礎(マトリクスなど)にもなった。)→ビクターの開発した「CD-4」は前者に貢献し、RM方式は後者に貢献している。

装置としてのステレオは、現在ではミニコンポが標準的なものとなっているが、1960年代から70年代前半には「セパレート・ステレオ」と呼ばれる左右のスピーカーとアンプ、チューナー、レコードプレーヤーの3点を一体にしたセンターユニット(レシーバーとレコードプレーヤーという形ですけど...)の3点セットの家具調ステレオが主流であったが、1970年代後半にはアンプ(セパレート・アンプも含む)、スピーカー、チューナー、レコードプレーヤーをそれぞれ好みのものを選んで組み合わせる「コンポーネント・ステレオ」が人気を博することになった。(コンポーネント・ステレオでは、カセットデッキ、後に登場したCDプレーヤーを加えることが容易に出来るという拡張性も高い。)

1980年代になってCDが登場すると、コンポーネント・ステレオでは装置が大きいと言うことで、サイズを小さくしたミニコンポが登場し、住宅事情もあってこちらがステレオ装置の主流となっていく。また、ミニコンポは形の上ではコンポーネント・ステレオを小型化したものであるが、アンプ、スピーカー、チューナーなどの各装置のばら売りはしないこともあって、実質的にはセパレート・アンプが小型化したような感じのものであった。しかし、その後もこれがステレオ装置の主流を占めることになり、DAT、MDの登場、更にはシリコン・オーディオと呼ばれるデジタル・オーディオ全盛になっても主役の座を占めている。(但し、音質の良さ、再生される音場感などは、やはりコンポーネント・ステレオで良いものを組み合わせた方が上である。)

原稿」:出版物(印刷物)の元になる文章や写真、絵などを記したもののこと、または印刷や口頭発表によって発表する内容を記した下書きのことである。「草稿」と言う場合もある。

基本的には手書きされたものというのが一般的であるが、近年ではワープロ(パソコンのワープロ・ソフト利用を含む)使用が当たり前になっているため、手書きではない原稿や、紙を使っていない原稿も当たり前になっている。

以前は、特に小説家が原稿用紙に原稿を記すことが文章を書く者のシンボルのようになっていて、万年筆を使って記すというのが一般的であって、小説家の直筆の文字の中には読みにくい特徴的な文字が書かれていたのだが、現在ではそういう個性的な文字が無くなってしまったのは寂しい所でもある。(が、電子データー化されたことで、読みにくい癖字というものとはおさらばできることになったのも事実である。)

尚、この物語では漫画家であったが、当然のことながら漫画家の原稿というのは絵ということになる。小説家は原稿用紙を使用するが、漫画家は無地のケント紙などを好んで使用している。(ただ、近年では漫画の原稿にも電子化の波が押し寄せていて、パソコンで原稿を作成して、電子データとして仕上げる漫画家もいる。)

尚、英語では、印刷用の原稿のことは「Copy」、手書きやタイプ打ちの原稿は「Manuscript」、草稿のことは「Draft」と呼んでいて、区別されている。(パソコンを使った電子データとしての原稿は「Draft」または「Manuscript」と呼ばれている。)

心臓病」:心臓の疾患の総称である。英語では「Heart Disease」または「Heart Trouble」と言う。(特に「心臓発作」のことを「Heart Attack」と言うが、この言葉も「心臓病」という意味で使われることもある。)更に、ドイツ語では「Herzkrankheit」、フランス語では「Maladie Cardiaque」、イタリア語では「Cardiopatia」、スペイン語では「Enfermedad Cardiaca」と言う。

主なものとしては、心不全、心内膜炎、心膜炎、心臓弁膜症、心筋梗塞、心臓神経症、心嚢炎などがある。尚、「動悸」もある意味では心臓病ということになる。(激しい運動後の動悸は別ですが...)何せ心臓に異常がある場合は、真っ先に心臓の鼓動に影響が出るため、動悸は心臓病の第一歩と言うことも出来る。そのため、階段を上った程度でも動悸を感じるようだと、何らかの心臓病になっている可能性があるので、専門医に診て貰った方が良いでしょう。

現在、日本では心臓病は死因別死亡率が第2位になっている病気でもある。

心臓麻痺」:心臓の機能が急に不全となって停止することを言う。これが起こると死に至る確率が高く、死因として賞されることにもなる。但し、「心臓麻痺」というのは医学用語では無く、心臓が急な不全となったことで死亡した急死の場合に使われる言葉である。(医学用語では、更に心臓の状態を調べて、より細かい病名で語られることになる。(「心不全」を初とする心臓病の病名はたくさんありますから...))

また、英語では「Cardiac Failure」「Heart Failure」または「Cardioplegia」と言う。

心臓麻痺が起こると、死に至る可能性が高いが、対処方法が無い訳ではない。(医師を直ぐに呼んで診て貰う必要があるのは言うまでもない。また、救急車も当然のことながら呼ぶ。)医師が来るまでの間は、兎に角、絶対安静として、体を動かすこともNGである。仰向けでも起きた姿勢でも良く、楽な体位にすることが最重要である。出来ることとしては、携帯用の酸素吸入器を付けて酸素を吸入させること、心臓停止の場合は心臓マッサージを行う、ということがある。しかし、一刻も早く医師に来て貰うことが重要である。(病院に運ぶよりも、医師に現場に来て貰った方がよい。)

 

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