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WOODENTOPS『LIVE HYPNO BEAT LIVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表されたライヴ・アルバムである。主にインディーズの世界で活動していて、自分たちのサウンドを「ヒプノビート」と呼んでいた彼らであるが、その言葉を表現したライヴ盤ということで、彼らの持ち味がデデイルライヴを堪能出来るアルバムである。また、本アルバムはイギリスのインディーズ・チャートでは1位を獲得している。

収録曲は10曲のライヴに4曲のボーナス・トラック(シングルのB面曲が中心)と言う構成であり、以下の通りである。『Well Well Well』『Love Train』『Travelling Man』『Get It On』『Plenty』『Why』『Everyday Living』『Good Thing』『Everything Breaks』『Move Me』(以下、ボーナス・トラック。但しライヴではない。)『Do It Anyway』『Steady Steady』『Cold Inside』『Stop This Car』。

お薦め曲は(ライヴからの選曲で、ボーナス・トラックは無視しています。)『Well Well Well』『Love Train』『Travelling Man』『Good Thing』『Move Me』という所をピックアップしておくが、全てがライヴならではのスピード感に溢れてていて、ライヴならではの迫力を感じさせてくれるので、通して聴くことをお勧めする。

彼らはあくまでもインディーズを中心として、'80'sに精力的な活動を行ったバンドであるが、現在も現役である。(アルバムなども'90's以降は発表されておらず、21世紀になってからベスト盤やライヴ盤がリリースされている状況ですが...)現在でもインディーズの世界は熱いが、'80'sのインディーズは現在以上に熱く、またとんでもなく活きの良いバンドもいた。(そういうバンドはメジャーへ移行してしますが...)そんな中、インディーズに拘る彼らには、彼らなりの魂を貫いていて、自分たちの世界を見事に構築している。下手をすると、井の中の蛙になってしまう可能性もあるが、彼らの持ち味を十二分に発揮している世界を堪能出来るということでは、それもまた可であろう。

ただ、ふと思ったのは、彼らがこういうサウンドであと数年早く登場していたら、'80'sサウンドも少しは変わっていたのではないかと思える。(要するに、第二次ブリティッシュ・インベージョンに乗っていたら、ということである。)

'80'sのインディーズを聴くならば、外せないバンドであり、その彼らの最高のライヴを堪能出来るアルバムである。インディーズ・ファンならば聴いておきましょう。

 

Hypno Beat Live

Hypno Beat Live

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Red
  • 発売日: 2001/11/06
  • メディア: CD


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