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ケータイ刑事銭形泪18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.」第5話(通算では第18話)「盗まれた李の秘宝? ~銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」の裏ネタ編・増補はついに今回が4回目となるが、今回で打ち止めにします。で、今回はボームズが反応した言葉の「ヘッポコ」について、銀田一が反応した言葉の「間抜け」について、「腰抜け」について、そして高村さんが口にした「神業」について、「コソ泥」について、ちゃんが口にした「時間差攻撃」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/2/13、15、17、19、20、22、24日付けで記しています。)

ヘッポコ」:技量の劣った者、または役に立たない者に対して、そのことを罵る際に使われる言葉である。(「ヘッポコ○○」という使い方がされる。)また、プロなのに素人と変わらないような低レベルの技量の持主に対しては、バカにするような意味で一般的に使われる言葉である。(例えば「ヘッポコ医者」「ヘッポコ選手」「ヘッポコ教師」などはその典型的な例である。→プロであるだけに、「存在価値無し」と言う烙印が押されることと行っても良いですね。)

また、類義語としては、「ヤブ」「ヘタレ」等があり、「間抜け」も類義語と言っていいでしょう。

この物語では、「名探偵」と名乗っているボームズであるが、この物語の舞台となった茶澤美術館でもそうであるが、モスクワ美術館が所蔵している李の三宝の一つである七宝焼きが怪人十面相に盗まれてしまった時、その場にいたが、全く役に立たなかったということで、「ヘッポコ」と言われても当然である。

この言葉に過敏に反応するということは、ボームズは自分の判断に自信がないということでもあり、「名探偵」ではなくて「迷探偵」が相応しいということを、自ら認めていると言うことでもありますね。(「」に登場する弟の二世の方も同様である。)

間抜け」:間の抜けたこと、行いにぬかり(穴)があることを言う。または、そういう人やそういうことをする人のことを揶揄して言う場合にも使われる。

類義語としては「バカ」「馬鹿者」「とんま」「のろま」「愚か者」などがある。尚、英語ではこれらはいくつかの言葉で使い分けられていて、「間抜け」は「Idiot」または「Stupid」と言い、「バカ」は「Fool」や「Ass」などが使われ、それ以外にも「Jerk」「Dope」「Dupe」「Half-Witted」などが同義語として使われることがある。

銀田一は「名探偵」としての自負があるため、「間抜け」という揶揄される言葉が気になるようであるが、そう言うことを気にしているようではまだまだ小物であって、「名探偵」ではなくて「迷探偵」と言った方が相応しいですね。→本当の「名探偵」と呼ばれるような大物となれば、「間抜け」と言われてもそれに反応することなく、平然と聞き流すぐらいの余裕があるものですし...

腰抜け」:臆病なこと、意気地のないこと、またはそういう人のことを言う。元々は、何かに驚いて腰を抜かしてしまって立つことが出来ない状態のことを言う言葉であったが、そういう状況に陥った人の姿から派生して、そう言う状態になった人のこと、更にはそういう状態になる原因である臆病な人のことも指すようになった。

類義語としては「臆病者」「小心者」「意気地なし」「チキン」等がある。(特に「チキン」は英語での俗語であり、鶏を指す「Chicken」から来ている。(鶏が周囲の様子に気を配ってキョロキョロとしている姿が、常に周囲を気にしている臆病者に似ていることに由来する。)→映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで、マーティーが「Chicken」と呼ばれると過敏に反応し、ムキになるという描写が何度か登場していましたね。(で、ムキになったことで周囲が見えなくなり、大変な目に遭うことになるという展開はお馴染みのパターンとなっていました。)が、「Part 3」のラストでは、そういうことを経験したことで成長したマーティは、「Chicken」と呼ばれて挑発されても、その言葉に反応すること無く、「言いたければ言わせておけばいい」と言って挑発に乗らなくなった。(→結果的に、これによって事故に遭うという運命を変えることが出来ました。)

また、英語では「Coward」(「臆病者」)という言い方もある。

銀田一は「間抜け」と共にこの言葉にも反応していたが、「BTTF」のマーティのことを考えると、やはり「名探偵」ではなくて「迷探偵」に相応しい小物ということをココでも証明していますね。(また、ボームズと同様に、「」に登場する弟の二世の方も同様であるのは言うまでもない。)

神業」:神のしわざ、神ごとのことを言うが、そこから派生して、神の力でないと出来ないような素晴らしく高度な技術のこと、見事な腕前のことを指す言葉である。

また、漢字では「神事」と表記する場合がある。更に、読み方であるが「かみわざ」と読むのが一般的であるが、「かむわざ」または「かんわざ」と読む場合もある。但し、「かむわざ」「かんわざ」と読んだ場合は、神に関する公事のこと、神事に関することを指すのが一般的となり、一般的に「かみわざ」と呼ばれる事柄とは別のものになる。

類義語としては「奇跡」「神技」等があるが、「超人的」「人間離れ」などという言葉も同義語として使われる。英語では「奇跡」と言う意味の「Miracle」、もしくは「超人的」と言う意味の「Suprhuman」と言う言葉が使われる。

高村さんは、多数の金平糖の中から瞬時にダイヤモンドの原石を見抜いたことを「神業」と言ったが、それはあくまでも本物のダイヤモンドの原石を奪ったと思ったためである。で、後にちゃんが本物のダイヤモンドの原石を見抜き、その説明をしてくれたら、あっさりと納得してしまって、「世界を股に掛ける怪盗にしてはセコいね。奴はやっぱりこそ泥だ」と言って態度が変わってしまったのは面白い所でもありました。

尚、ボームズや銀田一の言葉をちゃんはバッサリと切り捨てたが、高村さんの言葉(神業)に対してはバッサリと切り捨てず、そこから考え始めて事実を見抜いたというのは、やはりパートナーだから信頼しているということですね。

コソ泥」:他人の物を盗む泥棒のことであるが、その中でも僅かな物(些細な物、または金銭的な額にすると小額)を盗む盗人のことである。正式には「コソコソ泥棒」と言って、「コソ泥」はその省略形であるが、現在では「コソコソ泥棒」と言った方が意味不明に近いようになっている。尚、「コソコソ泥棒」とは、人に知られないように、僅かな物を盗む泥棒のことであって、空き巣やスリがこれに含まれる。(金銭的な被害額も小額である。)が、現在では、それだけではなく、誰もが盗もうとも思わないような(どうでも良いような)物品を盗むセコイ泥棒のことを「コソ泥」ということもある。

「泥棒」と「コソ泥」の明確な分ける基準は無いので、何処までを「コソ泥」というのかはその場に応じてということになる。逆に、超大金や超高額な物品、余りにも大きな物を盗む泥棒のことを「大泥棒」と言うが、これも「泥棒」との明確な分ける基準も無い。→「コソ泥」「泥棒」「大泥棒」の区別は相対的な被害額によることになる。また、それらを含めた盗人の総称として「泥棒」と言う言い方があると言っても良い。

英語では「空き巣」や「スリ」を指す「Sneak Thief」が「コソ泥」の訳として使われ、普通の泥棒である「Thief」とは区別されている。(一応、空き巣やスリは「コソ泥(Sneak Thief)」扱いとされていて、こっそりと持ち去る者を「泥棒(Thief)」と呼んでいるようであり、金銭的な被害額では区別しない。)

時間差攻撃」:攻撃する際、一度に攻撃を行うのではなく、第一次攻撃、第二次攻撃、…、というように時間差(タイムラグ)を付けて行う攻撃のことを言う。

また、バレーボールの戦術の一つとして知られているもののように、最初は囮が見せかけの攻撃を行って(実際には攻撃(スパイクは打たない)は行わず)、第二次攻撃で実際の攻撃(スパイクを打つ)を行うもののことである。囮によって、相手のブロックを引きつけておき、本当の攻撃(スパイク)に対するブロックのタイミングをずらす戦術である。

この物語では、怪人十面相が実際に宝を盗むことを「攻撃」とすれば、幻の絵画についても、ダイヤの原石についても、最初の攻撃は囮であって、騒ぎを起こしておいて(絵画では「停電」が該当し、ダイヤの原石では「適当に1個持ち去る」が該当することになる。)、みんなの注意をそちらに引きつけておき、時間差を付けてお宝を盗んでいくという戦術を採っているので、泪ちゃんの指摘は実に当を得た表現である。→泥棒の戦術を褒めても仕方もないが、人の注意をそらすという意味では見事な作戦と言わざるを得ないですね。

ボームズや銀田一は、怪人十面相の(綿密な)作戦を全く見抜くことが出来ず、指をくわえているだけになってしまったので、怪人十面相に言わせれば「ヘッポコ探偵」であり「間抜け」ということになるというのも十分理解できるところでもある。その一方で、その作戦を完全に見抜いたちゃんに対しては「名探偵・銭形泪さん」と言って認めているというのもまた面白い所ですね。(こういう所は「紳士」と言っても良いですね。)

だが、「いつの日かあなたに勝ってみせる」「戦いはまだ始まったばかりですぞ」などという言葉をちゃんに言って再挑戦することを示唆する発言をした怪人十面相であるが、ちゃんに対しては再び挑むことをしなかったのはどうしてなのでしょうかねぇ。→やはり怪人十面相も「腰抜け」だったからという説明が最も正しいというように感じる所です。実際、「・1st.4話」でちゃんに対して挑んできた時(=銭形姉妹に対して2度目の挑戦時)は、ちゃんのことを最初から見下していて、この相手ならば十分勝てると思って挑んできた節がありましたからね...

 

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