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ケータイ刑事銭形命7話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形命」の第7話「犬は知っていた! ~『バスカヴィル家の犬』殺人事件」の「裏ネタ編」は6回目となって「」では最多回数ということになったが、この物語についての「裏ネタ編」は今回で打ち止めです。で、今回は冒頭でちゃんと松山さんのやりとりがこの前だったことから「桜田門駅」について、劇中で出てきた言葉から「気分転換」について、「仙人」について、「茶番」について記します。尚、「茶番」については「・35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

桜田門駅」:東京地下鉄(東京メトロ)の有楽町線の駅の1つであり、所在地は東京都千代田区霞が関二丁目である。隣駅は永田町駅と有楽町駅である。また、駅は繋がっていないが、徒歩で移動できるという近い所に丸ノ内線、日比谷線、千代田線の霞ヶ関駅がある。

この駅から直ぐ近くに警視庁があるため、職員にとっては最寄り駅と言うことになる。ということから、松山さんも普段から利用している駅だと考えられる。(ちゃんは自転車を利用していることから、雨天の時はともかく、あまり利用していないように思われる。)ただ、職員にとっては霞ヶ関駅もあるので...

また、それ以外にこの駅の近くにあるものとしては、皇居、国会議事堂、中央合同庁舎、法務省旧本館などがある。

完全な官庁街であり、商業施設などが近くにないため、平日の利用者(主に官庁に勤める人たち)は多いが、休日は利用客も少なくなり、まるで別世界に来たかのような印象のする駅となる。

尚、駅名の「桜田門」は、江戸城の門の一つである「桜田門」が近くにあることに由来している。(桜田門というと、安政3年(1860年)に大老・井伊直弼が暗殺された事件(「桜田門外の変」)が起こった場所として有名である。)

気分転換」:気持ちの持ち方を変えること、またはそのようにしようとする試みのことである。これはストレスを解消するために重要視されているものでもある。

ストレスを抱えていると、ストレスの対象にばかり意識が行くことになるため、普通の作業を行うにしても、ストレスの対象のことに意識があるため、それにはまり込んでしまって、本当の問題解決が見えなくなってしまうことになる。そのために、全く別のことに対して意識を向けることで、一時的にストレスの対象を忘れることで心に余裕を作るために行われるのが「気分転換」ということになる。

気分転換をすることは、一見したところでは直面している問題からの逃避に見えることもあるが、別のことに取り組むことで、一時的に抱えている問題を忘れることが出来る。そこから気持ちに余裕が生まれたり、視野が変わることで、異なった発想が生まれることになり、抱えている問題に対して新たな方向からの解決方法が見いだせる可能性が出てくることになる。

要するに、1つのことにハマりすぎていると、視野が狭くなってしまったり、慈雨いつの視点からしか対象物を捉えることが出来なくなってしまったりしてしまうということで、適当な休息が必要ということである。→根を詰めすぎて仕事をするというのは良くないことである。適当な休息を取ることで、ちょっとした気分転換が出来るので、休憩は必要と言うことです。(休日出勤で休みがないというのは、ストレスが溜まるだけですよ。)

尚、英語では「For a Change」と言うが、「Change」の後ろに「of air」「of pace」という言葉が付く場合もある。

仙人」:道家に於いては理想的人物とされていて、人間界を離れて深い山中に住んでいて、穀食を避けていて霞を食し、不老不死の法を修めていて、神変自在の術を使える人のことである。また、仏教の世界でもほぼ同じ意味の言葉であるが、こちらでは修行者も含まれる。(道家では修行中の者は「仙人」とは呼ばない。)尚、仏教の世界では、仏を仙人の中でも最高の者であることから「大仙(だいせん)」または「金仙(こんせん)」と言うこともある。

仙人は多くの人間と交わることをしない山などに住んでいることから、そこから転じて、「浮世離れしている人」のことを例えて言う言葉になった。

英語では「Hermit」と言うが、仙人はこういう人と言うことで「Unworldly Man」と言ったり「Ascetic」と言うこともある。

特に中国では、「神仙説」が広く定着していて、超人的な存在として知られている。修行したことによって長生不死であり、身につけている技としては空中歩行(飛行)、瞬間移動などが知られている。また、人間が食べるような食物を食べず、霞を食べることが出来、それで十分という。尚、イメージとしては長髪の白髪で、白い髭を蓄えているというイメージがあるが、これは日本でのイメージとして定着しているが、中国では髭がない法が一般的なイメージである。

茶番」:バカらしいこと、底の見えた馬鹿馬鹿しい振る舞いや行為のこと、内容のない見せ物のようなことを指して言う言葉である。「茶番劇」と言うこともある。(→これだと言われるものとして、独裁政権国家における大統領選挙をはじめとする各種「選挙」、政治犯などの反対思想を持つ者に対する裁判などが典型的な例として知られている。→選挙例としては、某北の国の代議員選挙や某島国の大統領選挙がそうだと言われるが、別の言葉では「実質的な信任投票」という言い方でお茶を濁した言い方をすることがある。一方、裁判例としては、スターリン時代のソ連に於いて、反革命分子に対して行われた「モスクワ裁判」が知られている。)尚、英語では「Farce」と言う。

元々は「茶番狂言」と言った言葉の省略した言い方である。「茶番狂言」とは江戸時代の末期頃に歌舞伎の世界で流行したものであって、下手な役者が滑稽な寸劇を演じるものである。楽屋で茶番(お茶やお菓子の用意や給仕をする人)をしていた大部屋俳優が余興で始めたものであって、オチとして茶菓子などを使っていた。また、そこで使われた茶菓子は観客に配られたため、観客はその寸劇ではなく配られる茶菓子を目当てにする者たちも現れた。こうなると寸劇の方は即興で素人劇のようなものとなり、内容的には何もなく、そこの見えた馬鹿馬鹿しいものであった。で、「茶番が行う狂言」ということから「茶番狂言」と呼ばれた。更に「立茶番」「茶番」「茶番劇」という言い方が生まれた。(ここまでは、あくまでも「寸劇」自体のことを指している。)やがて寸劇が「馬鹿馬鹿しいもの」であったことから、この意味が転じて、「バカらしいこと」「そこの見えた馬鹿馬鹿しい振る舞いや行為」「内容のない見せ物のようなこと」を指す言葉になった。

尚、「茶番狂言」が生まれる前からも「茶番」という言葉はあった。それは来客のために茶を立てて出す役目の人のことである。(これは立派やお役目の一つであって、馬鹿馬鹿しいことではなく、重要なものである。→来客の対応ということなので、粗相があれば体面を傷つけることになる。)現在では「茶番」と言うと、見下して馬鹿にしたような意味合いの方が中心になっているが、元々の「茶番」は対面が重要視される立派なお役目だったことを考えると、完全に裏の意味になっている。→言葉の変化というのは面白い物でもありますね。

 

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