AIRPLAY『AIRPLAY』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1980年に発表されたアルバムである。邦題は「ロマンティック」。典型的なA.O.R.アルバムである。当時はA.O.R.がブームになっていたが、そういう音楽と深く繋がっていたDAVID FOSTERとJAY GRAYDONが出会い、そこから生まれたプロジェクトである。(そのため、アルバムとしては本作1枚のみの製作である。)また、TOTOのメンバーがバックミュージシャンとして参加していることもあって、A.O.R.がお好きな方にはたまらないサウンドを聴かせている。
収録曲は以下の全10曲である。『Stranded』『Cryin' All Night』『It Will Be Alright』『Nothin' You Can Do About It』『Should We Carry On』『Leave Me Alone』『Sweet Body』『Bix』『She Waits For Me』『After The Love Is Gone』。
この中からシングル曲として『Stranded』がシングル・カットされている。
お薦め曲はシングル曲の『Stranded』と『It Will Be Alright』『Nothin' You Can Do About It』『Bix』、そしてEW & Fの名曲『After The Love Is Gone』をピックアップしておく。
典型的なA.O.R.であり、'80's初頭には大流行したサウンドであって、ウエストコーストの香りに満ちたサウンドである。また、聴いていても爽やかな気持ちにさせてくれるアルバムである。が、参加しているミュージシャンを考えると、これぐらいのアルバムであれば、お茶の子さいさいと言った感じでもある。
A.O.R.を知り尽くしているメンバーが作ったアルバムであるため、ツボはしっかりと抑えている。正に、A.O.R.の教科書と言って良いアルバムである。A.O.R.がお好きな方であれば、是非とも聴いておきたいアルバムである。
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