スターウォーズ・クローンウォーズ(2nd.)#1

教育テレビではシーズン1の放送が、BS-hiから1年遅れでスタートしたが、BS-hiでは待望のシーズン2の開始です。アメリカでの放送が2009/10月からだったので、シーズン1と同様に4月スタートとなると思っていたが、日曜朝に放送と言うのは意外でした。

が、「ケータイ刑事」（「銭形泪」）の再放送が打ち切られたことで日曜午前の面白いものが皆無になってしまっただけに、日曜午前の唯一のお楽しみということになりました。

このシリーズは、全100話の予定でアメリカで各シーズン22話の半年スパン（半年放送、半年休止）で2008/10月にスタートし、現在は第2シーズンの終了間近ということになっている。日本ではそれから半年遅れということで第1シーズンが放送されたが、いよいよ第2シーズンということになりました。尚、アメリカでは2010/10月からは第3シーズン（全22話）が予定されている。

この作品は「スターウォーズ」（映画）のエピソード2とエピソード3の間の物語であるが、それを埋める連続ストーリーではなく、前後編の物語もあるものの、基本は1話完結の物語である。そのため、第1シーズンを見ていなくてもそれなりについていけるというのは良いところです。また、エピソード3に繋がる物語であるため、エピソード3に登場する人物のサイドストーリーとしてキャラクターに厚みを増すことになるのも嬉しい所である。が、エピソード3に登場する人物に関しては、少なくとも戦死させることが出来ないという（隠れた）制約があるだけに、これがネックにならなければと感じるのは第1シーズンと同様です。

で、第2シーズンであるが、基本的なものは第1シーズンとは変わらない。が、（アメリカで）半年のブランクで再開されたのに、キャラクターの3Dアニメにしても、背景画像にしても、第1シーズンからの進化は無く、背景の方は逆に後退した（「手抜きした」という言い方も出来る。）と感じられたのですが...

惑星フェルーシアでの戦いで苦戦するオビ・ワン、アナキンたち。プロ・クーンたちの救援によって撤退することにしたが、アソーカが命令を無視して、ドロイド軍を壊滅できるとして戦いを続ける。オビ・ワンはそういうアソーカを強引に拾って撤退した。「勝てた」と言うアソーカだったが、被害は最小に食い止められた。

で、アソーカの命令を無視したことが問題視され、ヨーダはアソーカに謹慎を命じ、書庫の警備をさせられることになる。が、何事も起こらない書庫ではこれという仕事もなく、時間を弄ぶアソーカだった。

その頃、ダース・シディアスはキャド・ベインに仕事の依頼を行っていて、ジェダイ聖堂の保管庫にあるホロクロンというものを奪う計画を進めていた。ジェダイのオルド・エニセンスを殺していて、変身能力を持つケイトーを呼び寄せて、オルドに変身させて聖堂に忍び込ませ、行動を開始した。

ケイトーの行動開始でヨーダやオビ・ワンは侵入者があったことを感知して動き出す。警備網を切ったケイトーと連絡をしあって行動するキャド・ベイン。ちょっとしたことからケイトーは図書館書司に変身する。が、アソーカがそれに気づき、侵入者を捕らえる。一方、キャド・ベインはサポート・ドロイドを通信センターに向かわせ、注意をそちらに引きつけた間に聖堂の内部に侵入し、ホロクロンを奪い去った。

捕らえられたケイトーは、キャド・ベインの次のターゲットである「ロポル」の名前を口にした。彼は買場ー・クリスタルの守護者であり、データを読むのにホロクロンが必要であり、それを読まれると銀河中にいる強いフォースを持った子供たち、則ち次のパダワン、未来のジェダイとなる人材たちでった。しかし、ロポルとは連絡は取れず、ある星系にいるものの、現在いる場所は分からなかった。で、アナキンはアソーカと共にその星系に出発することにした。

（2nd.の）第1話ということで、後に繋がる物語としてのスタートである。この点は良いのだが、ちょっと都合が良すぎる展開でしたね。が、その「都合の良さ」も、ヨーダが危機（＝未来）を感じ取っていて、それに合わせたものだったと解釈すれば片付いてしまいますが... しかし、それならばキャド・ベインの陽動作戦をも見抜いていたでしょうから、結局、アソーカの謹慎先の場所が都合が良すぎるというのは変わらないことになる。→逆に、アソーカには（ジェダイにとっての）災いを呼び込む能力（？）があるということでも宜しいかと...

唯一の日曜日のお楽しみとなった本作であるだけに、今後の展開には期待したいのだが、第1シーズンと比べると、第1話はおとなしい感じのスタートだっただけに、ちょっと不安も...

 

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↓今回はこのキャラでした。

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