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ASHFORD & SIMPSON『THE VERY BEST OF ASHFORD & SIMPSON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2002年にリリースされたベスト盤である。1960年代から活動を続けていて、現在も現役である夫婦デュオである彼らであり、R&Bをベースにしてゴスペル寄りのソウルフルな曲からダンサブルでディスコ系のポップなダンス・ミュージックまで幅広いサウンドを聴かせ続けている。全米を制覇したようなビッグ・ヒットとなった曲はなく、最大のヒット・シングルでも全米12位、アルバムでも辛うじて20位を記録しただけであるが、コンスタントな活躍を続けていて、大物アーティストたちとも親交が深い。それだけに、サウンドの方も充実したものが多く、大人の鑑賞に堪えうるサウンドを聴かせ続けている。

収録曲は以下の全15曲である。『Medley: You're All I Need To Get By/Ain't Nothing Like The Real Thing』『(I'd Know You) Anywhere』『Somebody Told A Lie』『Send It』『Don't Cost You Nothing』『By Way Of Love's Express』『Stuff Like That』『It Seems To Hang On』『Is It Still Good To Ya』『Found A Cure』『Nobody Knows』『Love Don't Make It Right』『Happy Endings』『Street Corner』『Solid』。

収録曲は'70'sから'80's前半に発表された曲であるが、全米TOP 40入りをした大きなヒットになった主だった曲は一通り網羅されている。この点では特に不満は無く、選曲としても妥当でしょう。

お薦め曲は、シングル・ヒットの規模が大きかった『(I'd Know You) Anywhere』『Don't Cost You Nothing』『Found A Cure』と、彼らの最大のヒット曲である『Solid』、そして『Somebody Told A Lie』をピックアップしておく。

彼らのキャリアを考えると、1枚もののベスト盤ではほんの一部しか語ることは出来ないというのは仕方のない所であるため、割り切りが必要なのは言うまでも無い。一応主だった曲が網羅されているので、彼らについて余り知らないという入門者向けのベスト盤としてはもってこいである。また、彼らをよく知るファンにとっても、代表的な曲を聴くということでは悪くないベスト盤である。'80'sサウンドがお好きな方であれば、お手頃感覚で購入してしまっても宜しいかと...

 

The Very Best of Ashford & Simpson

The Very Best of Ashford & Simpson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino Flashback
  • 発売日: 2009/07/28
  • メディア: CD

The Very Best of Ashford & Simpson

The Very Best of Ashford & Simpson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino Flashback
  • 発売日: 2002/01/15
  • メディア: CD


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