ケータイ刑事銭形命10話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
「銭形命」の第10話「美しき脚本家たち ~美脚連殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、前回予告した通りに、「美脚連」の3人のメンバーである「中江有里」「篠崎絵里子」「江本純子」について記します。
また、前回記した「美脚連」について少しだけ追記しておきます。
尚、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「中江有里」:1973年、大阪生まれの女優、歌手、脚本家。1989年に芸能界デビュー、1991年に歌手デビューをする。(1993年までにシングル5枚、アルバム2枚をリリースしている。)1995年下期のNHK連続テレビ小説「走らんか!」ではヒロインを務めている。(但し、この作品の主人公は男性である。)アイドル化種から女優に転身して、多数のドラマや映画に出演しているが、脚本家としては2002年のNHK大阪の脚本懸賞で最高賞を受賞したことから、これがFMのラジオドラマで放送されてデビューとなる。映像化された作品での脚本家デビューは2005年の「恋する日曜日(2nd.)」の「誰より好きなのに」。その後、BS-i(BS-TBS)作品で度々脚本を担当している。(但し、「ケータイ刑事」シリーズでは脚本を書いていない。)特に「東京少女」では、脚本&主演となった福永マリカ(12月)以外の11人の物語に於いて、1話ずつ脚本を書いている。(メイン・ライターと言って良いですね。)
また、小説家・脚本家としての活動から、NHKの「週間ブックレビュー」では、2004年度からアシスタントとして加わり、2009年度からは司会に昇格している。
また、グリコのポッキーのCMで「ポッキー四姉妹物語」キャンペーンの時、三女・こなみを演じていて、ポッキー四姉妹の一人を務めているが、これが2008年の「Pocky 4Sisters! ~出せない手紙~」で新ポッキー四姉妹として復活し、この時には脚本を手掛けている。
女優としての活動が長いこともあって、銭形ーズとの共演作品も一応ある。NHK大河ドラマ「葵徳川三代」で家光の正室・鷹司孝子を演じたが、このドラマには淀殿の少女時代(子役)として黒川芽以さんが出演している。(同じ回での直接の共演ではないですが...)また、「京都迷宮案内」の第1シリーズでも、やはり直接の共演ではないが、3話に彼女がゲスト出演し、8話に黒川芽以さんがゲスト出演しているということで、ニアミスしている。が、直接の共演ということでは、この物語での岡本あずさが初めてということになる。(但し、「Pocky 4Sisters! ~出せない手紙~」は絢ちゃん出演作であり、共演はしていないが脚本を担当している。)
「篠崎絵里子」:1967年、神奈川出身の脚本家。大卒後OLとなるが、そこから脚本家に転身し、1994年のドラマ「婚姻関係」で脚本家デビューをする。アニメ「ちびまる子ちゃん」の脚本も手掛けたこともあって、ドラマだけではなく、幅広く脚本を執筆している。(映画の脚本も経験有り。)
「東京少女」では12人中7人の物語で8話(岡本あずさでは前後編の物語を担当しているため、話数としては8話となる)で脚本を書いている。尚、役者としての経験はなく、丹羽Pに担ぎ出されたという形になった。
また、「恋とオシャレと男のコ」では過半数の7話で脚本を書いていることもあって、3人の中では岡本あずさとの繋がりが一番深いことになる。(この物語では絡みが少なく、最初に殺されてしまいましたけど...)
尚、2009年には橋田文化財団が創設した「日本人の心や人の触れ合いを取り上げ、放送文化に大きく貢献した番組や人物に贈られる」という橋田賞を受賞している。→この物語でもそのことが語られていましたね。
「江本純子」:1978年、千葉生まれの劇作家、演出家、女優である。また、劇団毛皮族を主催していて、劇団での全ての公園では脚本と演出も手掛けている。(役者としても出演している。)舞台活動が中心であるが、2009年の映画「魁!!みっちゃん」でも脚本を担当しているということで、映画脚本も経験している。
「東京少女」では7人の作品で1話ずつの脚本を書いているが、最初の7ヶ月連続で、8ヶ月目(岡本あずさ)以降は書いていない。(美脚連の3人の中では唯一「東京少女・岡本あずさ」での脚本を書いていない。)
以下は前回記した「美脚連」についての補足ということで記します。
3人の間にはそれぞれ5~6歳の年齢差があるのだか、「四姉妹」がお好きな丹羽Pが「四姉妹」にしなかったのは、アイデアの元となった「羞恥心」が3人組だったということなのであろうが、渡邉睦月、または渡辺千穂のどちらかを加えて(「美人脚本家」ということでは、この2人のどちらも条件的には申し分ない。)四姉妹にするというのもあったのでは無いかと...(睦月さんは1971年生まれ、千穂さんは1972年生まれなので、長女が篠崎、三女が中江、四女が江本になるのは変わらない。また、こうすると、中江有里は「ポッキー四姉妹」の時と同様に三女になったのに...)
また、BS-TBSのドラマ「恋とオシャレと男のコ」では美脚連のポスターが事務所に貼ってあったこともあって、ポスターだけが劇中に登場しているが、3人ともこのドラマには出演していない。一応、篠崎絵里子だけが脚本として参加していただけである。
それにしても、3人のキャリアはそれぞれ違っていて、共通しているのは「脚本を書く」ということである。(中江、江本はCDリリースの経験があり、篠崎、江本は映画の脚本担当の経験があるが、3人共通というのは意外と無い。やはり「寄せ集め」という感じがしてしまうが、だからこそBS-TBSらしいノリでもある。いずれにしても1日限りの企画であったのは正解だったようですね...
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