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BILLY SQUIER『EMOTIONS IN MOTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼の3枚目のアルバムである。前作同様に大ヒットを記録したアルバムであり、彼の黄金時代のアルバムの一つである。Billboardのアルバム・チャートで最高位5位を記録していて、1983年の年間アルバム・チャートでも49位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『Everybody Wants You』『Emotions In Motion』『Learn How To Live』『In Your Eyes』『Keep Me Satisfied』『It Keeps You Rockin'』『One Good Woman』『She's A Runner』『Catch 22』『Listen To The Heartbeat』。

シングル・カットは次々と行われて、5曲がシングルとしてリリースされている。シングル・カット順に、『Everybody Wants You』(Billboardで最高位32位)、『Emotions In Motion』(同最高位68位)、『Learn How To Live』、『Keep Me Satisfied』、『She's A Runner』(同最高位75位)である。尚、『Everybody Wants You』はメインストリーム・ロック・チャートでは1位を獲得している。また、イギリスではいずれもチャートインしていない。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Emotions In Motion』と、シングル・ヒットを記録している『Everybody Wants You』と『She's A Runner』、シングル・カットされている『Learn How To Live』、そして『One Good Woman』をチョイスしておきます。

前作「DON'T SAY NO」のヒットから始まる彼の全盛期の作品と言うことで、波に乗っているということもあって、アメリカン・ロックの道を突き進んだアルバムとして仕上がっている。しかも、ストレートで押しまくるという所は、変な細工をしないだけに直接思いが伝わってくる。(その分、短調になっているのですが...)兎に角、パワフルに押しまくるという、最近のロックでは少なくなったエネルギーがここに詰まっている。

最近のロックは、テクノロジーの進歩によって複雑に凝ったサウンドは簡単になったが、'80'sロックにあった手作り感覚と(当時の最新)技術との(変な)マッチングが独特のものを生み出していて、エネルギッシュに伝わってくるものが少なくなっている。それだけに、現在聴いてみると、逆に新鮮な感じを受けることになるかもしれませんね。'80'sらしさを感じるアルバムである。

 

Emotions in Motion

Emotions in Motion

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Dcc Compact Classics
  • 発売日: 2002/01/01
  • メディア: CD

Emotions in Motion

Emotions in Motion

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: American Beat
  • 発売日: 2007/06/26
  • メディア: CD

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