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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その154) [ケータイ刑事]

本連載も3年目の最後の月(36ヶ月目)に突入となりました。「007」の第23作の製作が無期限延期になったのは残念な所であるが、「ケータイ刑事」も8代目は当分生まれそうにないですし、眠っているネタもまだあるだけに、まだまだ連載は続けていきます。

今回のテーマは「テニスラケット」です。取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・2nd.21話」、「007」からは「オクトパシー」です。(またまた3代目同士が取り上げられると言うことになりました。)

ケータイ刑事」:「・2nd.21話」。「殺しを語る肖像画 ~軽井沢夫人殺人事件」という物語。本放送が2004/8/22ということで、夏休みと言うこともあって、ちゃんが軽井沢の別荘に行っていた、という設定で、ちゃんのテニスルック姿が見られる物語である。→ファン・サービスの一つでもあります。(ちなみに、2nd.18話、19話でも制服姿以外を見せていたちゃんでした。)

高村さんが、長野県警の研修に来ていたが内容が退屈ということで抜け出して、芝生の中にあるビーチパラソルの下で昼寝をしている。(昨夜、憂さ晴らしのために一晩中「秀吉の野望」というゲームをしていて寝不足になっていた。)そんな所に、テニスルックのちゃんが自転車に乗ってやってきた。高村さんの側にこっそりとやってくると「警視庁から入電中、警視庁から入電中」と言って高村さんを驚かせる。高村さんもちゃんに気づくが、「どうしてこんな所へ?」と尋ねた。これにちゃんは、笑顔で「おじいちゃまの別荘が軽井沢にあるんですよ。それで今日は、家族みんなで避暑地でバカンス!」と答え、手にしているラケットでスイング一回していた。

高村さんは「優雅なこと...」と返すと、直ぐに話題を変えて「ところで君たち、一体何人姉妹なの?」と質問した。(現在では「四姉妹」と分かっていますが、この物語の本放送時点では、(「・2nd.4話」で)ちゃんにはちゃん以外の妹(但し、名前は不明であった。)がいることが判明していて、4人以上と分かっていたが、何人かは不明でした。)これにちゃんは「それは最高国家機密ですよ」と言って、秘密のママにして答えてくれなかった。

そして「高村さんこそ、どうして軽井沢に?」と逆に質問をして、高村さんは研修のこと、ゲーム「秀吉の野望」のことを話したが、「で、サボってるんだ」と言って、高村さんの長い説明をまとめてしまった。

このあと、ちゃんが「良い子のみんなは、長時間ゲームをプレイするときは休憩を入れましょう」と注意をカメラ目線で語っていた。(そうしていると「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入った。→ここは軽井沢ということで長野県警の管轄なんですがね...)

007」:「オクトパシー」。1983年のシリーズ第13作で、3代目ボンドの第6作である。R・ムーアの体力的な衰えが目立ってきたこともあって、前作(「ユア・アイズ・オンリー」)で生身のアクションを中心に戻ったのもつかの間で、秘密兵器と呼べるものを色々と投入しての派手なアクションと、かつての連続活劇を思い出させるノンストップ・アクションとなった作品である。

インドに入ったボンドは現地調査員のサドルディンとその部下のヴィジャイと合流する。既にサドルディンたちはカマル・カーンのことを調べていて、ヴィジャイは得意のテニスを生かして、カマルの経営するスポーツクラブにテニスのインストラクターとして潜入していた。

何だかんだとあって、ボンドとヴィジャイは、カマルの用心棒のゴビンダたちに追われることになる。ヴィジャイはインド名物の三輪タクシー(トゥクトゥクタクシー)を運転士、それにボンドを乗せて、街中を逃げる。が、ゴビンダたちも同様にトゥクトゥクタクシーで後を追いかける。更に、ゴビンダの手下はジープでも追いかけて、ヴィジャイの運転するトゥクトゥクタクシーに乗り移ってボンドを襲った。

ボンドの胸に殺し屋のナイフが刺さったが、ボンドは先にカジノでのカマルとの勝負に勝っていて、その時に得た札束が上着の内ポケットに入っていて、これがボンドを救う形となった。また、ヴィジャイは運転しながら、片手でテニスラケットを握っていて、これで殺し屋を撃退する。(ヴィジャイのテニスの腕前はプロ級ということなので、鋭いスイングで見事にノックアウトして蹴散らした。)

その後、ボンドはヴィジャイにも分け与えていた札束を返して貰うと、それを街中にばらまいた。これによって街中の人たちはお金を拾うのに夢中になり、ゴビンダたちの乗ったトゥクトゥクタクシーの道を塞ぐことになった。この時ボンドは(カジノで、カマルが使っていたイカサマ・ダイスを使って賭けに勝って得た金ということもあって)「悪銭身につかず」と言っていた。

一般市民に道を塞がれたゴビンダたちは、仕方なくトゥクトゥクタクシーから降りると、走ってボンドたちのトゥクトゥクタクシーを追ったが、ヴィジャイは街中に出ていたポスター(実はインド支局への隠された入口であった。)を突き破り、(直ぐに新しいポスターが降りてきて、何事もなかったようになる。)ゴビンダたちの追跡を逃れて帰還した。

共通点は、テニスのスイングをしているという、正しいラケットの使い方をしていることがあるが、これは小道具としては当たり前のことである。驚くべき共通点としては、その後で秘密になっていることに触れているという物語の展開である。(「ケータイ刑事」では、「銭形姉妹が何人姉妹なのか」という謎(本放送当時は謎でした。)に触れたが、秘密のままにされ、「007」ではインド支局への秘密の入口が登場したが、直ぐに後処理が行われたために、追っ手たちには「あれっ?」ということで秘密が守られている。)秘密事項に触れるだけであれば、「テニスラケット」は全く関係ない展開でも良いのだが、「テニスラケット」を使った直後に秘密に触れているという物語の展開というのは、ただ事ではない共通点と言うことが出来る。

相違点は、「ケータイ刑事」では正しいテニスラケットの使い方(素振りであっても、他人をただ入りしていないので、歴とした正しい使い方である。)をしているが、「007」では非常事態であるとは言うものの、他人を攻撃する武器に使っている、ということである。(→テニスラケットで他人を殴ることをしてはいけません。)

尚、ちゃんのテニスの腕前については全く語られていないので、これは推測と言うことになるが、運動神経も優れているちゃんだったら、テニスの腕前も人並み以上と思われる。(従姉妹を含めて、銭形姉妹はみんながみんな優れていますからね。)よって、「007」のヴィジャイのテニスの腕前はプロ級ということなので、「物語でテニスラケットを手にしていた人物のテニスの腕は優れている」という共通点もあるものと予想される。しかし、「ケータイ刑事」に関しては「推測」であるため、これは「共通点」とはせずに「共通点候補」ということにしておきます。

次回はシチュエーションということで記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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ダンロップ(DUNLOP) 硬式テニスラケット POWERPLUS ブルー XL11-BL

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KAWASE 硬式テニスラケット

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リージェント・ファーイースト 軟式テニスラケット BK×SIL STR100モデル 20105

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KAWASE 硬式テニスラケット(一体成型)

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