ケータイ刑事銭形雷1話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第1話「カミナリ刑事登場! ~お天気クイーン殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の4回目(通算で5回目)となる今回は、岡野さんの珍推理として登場した事柄から、「ダイバー」について、「アクアラング」について、「ハングライダー」について、「自殺」について記します。
尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/1/2付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「ダイバー」:潜水夫(ダイビングをする人)のことである。英語では「Diver」という。また、他には「急降下爆撃機」「水に潜る鳥」という意味もある。それ以外としては、レジャーで海に潜る人のことや、水泳の飛び込み競技の選手のことを指して言う。
尚、近年ではカタカナ表示の際、「V」の音は「ヴ」を用いることが一般的になっていることもあって、「ダイヴァー」という表記も一般的になりつつある。
現在では、レジャーとして海に潜ることを楽しむ人が増加しているが、海に潜ることを職業としている人もいる。そのため、「潜水士」という国家資格がある。(趣味の場合は、この資格は必要ないが、仕事とする場合はこの資格が必要になる職がある。)尚、海女さんも職業として海に潜っているが、国家資格は必要ない。(海女も「ダイバー」に含まれる。)
「アクアラング」:英語では「Aqua-Lung」、直訳すると「水中肺」ということになる。ダイビングの時に使用する呼吸装置のことであり、日本語では「水中呼吸器」と言う。尚、「アクアラング」というのは登録商標である。
ボンベの中に圧縮した酸素を詰めた器具であり、これを背負ってダイバーは海に潜る。そのため、水中でも呼吸をすることが出来ることになる。
「ハングライダー」:「ハンググライダー」(Hang Glider)のことである。尚、「ハングライダー」というのは登録商標であって、ハンググライダーの一つである。しかし、「ハングライダー」と「ハンググライダー」は同一語として認識されているのが現状である。
三角形の金属製の枠に布を張り、それを翼としたものに体をぶら下げて滑空するグライダーである。スポーツの一つとして普及しているものであり、競技としても行われている。動力は備えておらず、操縦者は体重移動によって操作をして操縦する。また、上昇する場合は上昇気流を利用する。
歴史は約60年ほどであり、戦後の1951年にNASAのフランシス・M・ロガロが宇宙船回収用に開発したものである。そのため、ロガロ・ウイングと呼ばれることもある。しかし、NASAで開発されたものの、実際、宇宙船の回収という用途では実用化されなかった。それが1960年代後半になって航空スポーツとして転用されることになり、1971年に現在のハンググライダーが実用化されると、スポーツとして普及することになった。
機体は組み立て式になっていて、折り畳むことが出来るため、車に積めば持ち運びも用意である。機体の大きさは、翼を張った状態で翼長が数m程度、重量も20~50kg程度という軽量である。(この重量であるため、地上にいる時でも1人の人間が背負うことが出来る。)
この物語では、岡野さんの(珍)推理の一つとして名前が出てきたが、用意さえしてあれば、使用した可能性は否定できない。とは言っても、これを使って飛び立って逃亡したとしたら、間違いなく目撃者がいることでしょうから、そういう証言が無い限りはあり得ないと考えていいでしょう。
「自殺」:自分の意思で自己の命を絶つ行為のことである。(早い話、自分で自分を殺すことである。)尚、死に至らずに生存した場合は「自殺未遂」と言う。
自殺は、日本では犯罪行為ではないが、他人の自殺に関与した場合は「自殺関与罪」という罪に問われることになる。(6月以上7年以下の懲役、または禁固刑に処せられる。)これは未遂であっても同様である。また、合意の上での心中でも、一方が生き残った場合、その人は死んだ人の自殺関与罪が成立するという判例がある。
また、外国でも大半の国々では自殺/自殺未遂は罪に問われないが、一部の国などでは「自殺は自分を殺す殺人」という考えから、「自殺は犯罪(殺人罪)」として、罪に問うという所もある。(但し、この場合は犯人死亡ということになるため、この罪を犯した人を裁く/処罰することは不可能である。)しかし、他人の自殺に関与した場合や唆した場合は罪に問われる。
尚、英語では「Suicide」と言う。(未遂の場合は「Attemoted Suicide」と言う。)または「Kill Oneself」と言う場合もある。
いくつかの方法があるが、それらの中でも後々に大きな影響を与えるものがある。特に飛び降り自殺や飛び込み自殺の場合は、本人はそれで死んでしまうが、その後処理のために多大な迷惑を与えることになる。また、鉄道に飛び込んだ場合では、電車の遅延による損害が発生するということから、遺族に対してその損害賠償請求が行われるというのは当たり前になっている。また、街中でビルから飛び降り自殺をした場合、地上にいた全く関係ない第三者を直撃して、巻き込んで死亡という事故が起こる場合もある。→自殺を推奨する気は毛頭ないが、他人に迷惑を掛ける自殺(他人を巻き込む自殺)だけは絶対にしないようにしてもらいたい所である。(と言っても、自殺した場合、大なり小なりは他人に迷惑を掛けることになりますけど...)
また、現在の日本では法整備が整っていないが、アメリカ、オランダ、スイスなどでは、末期癌患者などのように余命が殆ど無く、多大な苦痛を伴った死が迫っているような患者に対して、薬物投与によって苦痛を伴わずに士を選択することが出来る「安楽死」が法的に認められている。→「安楽死」もある意味では自殺の一つと言うことになる。(但し、死を選択するという意思は本人が決めることであるが、その行為は他人に委ねることになるのが「自殺」とは異なっている。)→日本でも認められる場合があるが、厳しい条件が付けられる。それを満たしていれば、薬物投与を行った医師に殺人罪は適用されないが、満たしていない場合には殺人罪が適用される。
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