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ケータイ刑事銭形泪28話(2nd.15話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第15話(通算では第28話)「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(後編)」の裏ネタ編・増補は今回が3回目(この物語では通算10回目)となるが、今回で打ち止めです。で、今回はちゃんたちが見つけたテントでこれをしたことから「仮眠」について、ちゃんのアイドルPVのような所に演出として出てきた「シャボン玉」について、もろこし村の住民たちがちゃんたちに迫っていた時にこれを使っていたことから「ハチマキ」について、手に持っていた「」について記します。尚、「ハチマキ」については「・10話[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/7/30、8/1、2、3、5、6、8日付けで記しています。)

仮眠」:短時間の睡眠のことである。昼寝もこれに含まれる。英語では「Nap」と言うが、「うたた寝」という意味の「Doze」にも「仮眠」と言う意味がある。

人間は、成人では一日に6~8時間程度の睡眠が必要とされているが、色々とあって十分な睡眠時間を取れない場合に、睡眠不足を補うためにこれを取ることがある。例えば深夜勤務や早朝勤務の場合、十分な夜の睡眠時間を取ることが出来ない。そのため、昼間に数時間にわたってこれを取ることで、睡眠不足を解消することになる。

ところで、睡眠に関係する言葉で「かみん」と言うと、「仮眠」以外にも「過眠」、「夏眠」というものがある。「過眠」は病気の一つであって、「眠りすぎ」と言われる症状である。日中でも眠気が強すぎることが原因で、ナルコレプシーなどの症状となる場合がある。また、車の運転中に睡魔に襲われて居眠り運転をしてしまうということもある。(寝不足でもないのに昼間でも睡魔ラオ沿われることがあったら、過眠症になっている場合があるので、専門医の診察を受けた方が良いですよ。)

一方、後者(夏眠)は生物が高温に対応して適応するものであって、「冬眠」とは逆に厚さや感想のため、休眠して涼しくなるのを待つためのものである。熱帯地方やサバンナには夏眠をする生物がいる。(例えば肺魚はその代表的な生物であり、干上がった池の泥の中に潜り、粘液で繭を作って、その中にくるまう。)日本では、夏眠をとるような高温や乾燥状態にならないため、夏眠をとる生物はいないが、熱帯地方の蛙、蝸牛、蛇の中には夏眠を取るものがいる。

「仮眠」と「過眠」と「夏眠」はいずれもが「眠」という文字が入っている同音異義語であり、特定の業界では音で聴いた場合は区別が出来なくなるというややこしい単語でもある。(動物学、または医学を専門としない人であれば、「かみん」と言うと「仮眠」であるでしょうが...)

シャボン玉」:石鹸を溶かした溶液をストローなどの細い管の先端に付け、それを他方から吹いて作る作る気泡である。水に溶けた石鹸が薄い膜を作り、これが自然光を表面での反射光と反対側での反射光とが干渉して、微妙に変化する綺麗な色彩を呈する。そのため、子供の遊びとして古くからあるものである。

「シャボン」とは「石鹸」という意味のポルトガル語である「Sabão(サボン)」が転訛した言葉である。(あるメーカーの石鹸は「サボン」を元にした言葉を使っているものがありますね。)

日本ではいつ頃からあるかというと、江戸時代前半の1677年に江戸の町でシャボン玉の行商が登場して流行したという記録がある。

シャボン玉が出来るのは、水に溶けた石鹸の分子が水の表面を覆うことで、水の表面張力が減り、丈夫な薄膜が作られるためである。また、休憩になるのは表面張力によって幕の表面積が最小になるように働くためである。

尚、水に溶かすものは石鹸以外では中性洗剤などの洗剤溶液が用いられるが、石鹸が貴重品であった時代では、ムクロジ、いもがら、タバコの茎などを焼いた粉末を水に溶かしたものが用いられていた。

俳句の世界では「シャボン玉」は春の季語となっている。また、漢字で記すと「石鹸玉」と記し、英語では「Soap Bubble」という。

ハチマキ」:漢字で表記すると「鉢巻」、英語では「Headband」という。(近年ではローマ字表記した「Hachimaki」でも通じるようになっているようです。)頭の回りに、手ぬぐいなどの布を横回りに巻くこと、及びその風習のこと、もしくは頭に巻く(巻かれた)布のことである。

尚、その時に布を普通に頭に巻くだけではなく、布をねじってから頭に巻くということもあって、この場合も「ハチマキ」と言うが、特に「ねじりハチマキ」と呼ばれることもある。

日本に於いて、昔からあるものであるが、主に精神的な目的で使用されることが多く、精神統一のため、または士気の向上のために用いられることが多いものである。→例えば応援団が用いたり、入試を迎えた受験生が用いることが多いものであり、これらはハチマキを使っている人の代表格となっている。または、祭の時に参加者は法被を着ることが多いが、同時にハチマキをするのが一般的になっている。または、アイドルの応援の時に、熱烈なファンがこれを使っていることも多い。(その場合はたいてい「○○命」(○○はアイドルの名前、または愛称が入る。)という文字の入ったものが使われている。)

歴史は古く、起源は古代日本にまで遡り、祈祷の儀式に於いて、巫女がこれを用いていたのが最初とされている。また、大和朝廷が成立すると、天皇が行う神事や祭事の際、天皇だけが冠の上から白い布を額に巻いていたが、これもハチマキである。(よって、かれこれ2000年近い歴史があると言うことになる。)

広く普及するようになったのは鎌倉時代になってからであって、武士が武装する際、兜の下の烏帽子がずれないようにするために頭に布を巻いたが、これが足軽などに広がり、兵士が戦場に向かう際に頭に布を巻くのが一般的になった。(後に兵士のハチマキは、金属製のものを巻くように発展していくが、最初は布(すなわち、現在で言うところの「ハチマキ」)を用いていた。→金属製のものに発展していったのは、刀で額を割られることを防ぐためであり、防具へと発展していくことになる。

戦国時代には、布製のハチマキと金属製のものとが使われるのが当たり前となり、どこの国の兵士でも使っていて、武士の基本となった。江戸時代になると、戦が無くなったことで武士が使うことが少なくなるが、日頃の鍛錬として行われる各種武道に(金属製ではなくて布製のものが)受け継がれていくことになった。尚、武士がハチマキを使用したということでは、幕末に誕生した新撰組が使ったことで、文字入りのものも普及することになった。

文字入りのハチマキは、江戸時代に武道に導入されたことから、ハチマキに新たなものを取り入れることになり、精神的な意味を持つようになる。そのため、気合いを入れる目的で文字が入ったハチマキが登場する。これは「精神論」として更に発展していき、精神論と一体となった「ハチマキ」は第二次大戦の時の日本軍の精神論に繋がり、当時の日本軍の兵士は「必勝」などの文字を入れたハチマキを使うことが当たり前となる。現在のハチマキは、その時代の名残として残った文字入りのものと、以前からのものとがある。尚、応援団員がハチマキを使っているのは、やはり精神論と繋がっているためであり、江戸時代からの武道での用途、更には旧日本軍の精神論の流を受けているものと言うことが出来る。

現在では、精神論から離れて、ファッション的なアイテムの一つにもなっているが、汗を拭くための布という実用的な一面もあって、工事現場の労働者をはじめ、太陽の下で働くことになる労働者(例えば、工事現場の作業員、植木屋などはこれを使っているイメージが定着している。)は実用的なことから利用していることが多い。また、太陽の下での労働者では無いが、板前は作業中にかいた汗が食材に落ちないようにするために、汗拭き用として利用している。

現在、英語でも「hachimaki」で通じる用になったのは、「汗拭き」という実用的なものとしての利用もあるが、ファッションとしての利用が中心になっている。そのため、第二次大戦の時の旧日本軍の精神論と一体になった文字(「必勝」「根性」など)の入ったハチマキも、世界ではその言葉の意味と離れて、デザインの一つのような認識となっていて、ファッションの一部になっている。

」:田畑を耕すのに用いられる農具の一つである。英語では「Hoe」という。また、耕す以外の用途としては、雑草を取り除く、土を盛る、溝を掘る、収穫後に残った幹、葉、根などを切り刻んで肥料として土に混ぜる、等の作業にも用いられる。また、江戸時代まででは、農民が一揆などで立ち上がる場合の武器としても使われた。

土に触れる部分の形状は、大別すると平たい一枚板のもの(「平鍬」という)と、フォークの用に先が股状になったもの(「備中鍬」という)とがある。この金属製の部分(「さき」と言う)に、使いやすいように木製の棒を取り付けて柄としたものが「鍬」である。

また、別の分類として、金鍬と風呂鍬という分け方もある。前者は刃床部が全て鉄製であり、後者は風呂と呼ばれる木製の枠に刃先を取り付けた鍬である。

尚、さきは金属製のものが一般的であるが、古い時代では木製のさきを使った鍬がある。尚、固い地面を耕す場合、金属製のものは有用であるが、それは武器にもなるため、農民たちに武器となるもの(主に金属製の尖ったものなど)を与えないために、金属製の鍬の使用を禁止するということは洋の東西を問わず、よくあったことでもあった。

尚、よくある間違いとして、同じ読みをする「桑」という漢字と混同されることがあるが、「桑」は植物の「くわ」であり、農具の「鍬」とは関係ない。尚、「钁」という漢字は農具の「鍬」と同じ意味である。

 

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