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ケータイ刑事銭形泪29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 13 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第16話(通算では第29話)「ああ、さそり違い ~銭形泪誘拐事件」の裏ネタ編・増補は今回が4回目(この物語では通算13回目)となるが、この物語については今回で打ち止めです。で、ちゃんがメッセージとして残した「Pt」について柴田さんが口にした「化学記号」について、高村さんはそこから自分の母校のこれを導き出したことから「分校」について、そして人質交換の要求を拒否した高村さんにちゃんが口にした言葉から「」について、「悪魔」について、そして「捨て台詞」について記します。尚、「悪魔」については「・25話[裏ネタ編]PART 1」で「デビル」として記したものと「・12話[裏ネタ編]PART 2」で「サタン」として記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/8/9、10、12、13、15、16、17、19、20日付けで記しています。)

化学記号」:化学物質を示すために使用される記号のことである。主に「原子記号(元素記号)」のことである。また、同位元素を記す場合はその記号の左上に質量数を記す数字を表記することになっているため、質量数を表す数字も(一応)含まれることになる。英語では「Chemical Symbol」と言う。

アルファベットの1文字、または2文字を使った記号であって、それぞれ元素を表す記号が割り当てられている。尚、現時点では確認されていない113番目以降の元素についてはアルファベット3文字を使った号が暫定的に割り当てられている。(「113」番目は「1」を意味する「U」と「3」を意味する「T」から「Uut」となる。ちなみに、114番目から118番目まで順に「Uuq」「Uup」「Uuh」「Uus」「Uuo」までが暫定名称ということで定められている。)尚、2010/2/19に、それまでは「Uub」(ウンウンビウム)と呼ばれていた原子番号112の元素が「コペルニシウム」と正式に命名されて、元素記号が「Cn」になったというニュースは記憶に新しい所である。

尚、この物語の本放送時(2004/9/12)では、原子番号111の「Rg」(レントゲニウム)はまだ正式な名称が与えられておらず、「111番目の元素」ということで「ウンウンウニウム」(元素記号は「Uuu」)と呼ばれていた。(2004/11/1に「レントゲニウム」(「Rg」)ということが正式に決定した。)→「惑星」についてもそうであるが、学術の世界も新しいことが発見されて、変わっているということでもある。

尚、元素記号については、元素を周期律に従って並べた「周期表」を見ればよく、各元素の記号についてもそれを見るのが手っ取り早い。(原子番号1の水素が「H」、2番のヘリウムが「He」、酸素が「O」、炭素が「C」などは、一般常識です。)

分校」:学校に於いて、その一部を本校のある所在地とは異なる場所に分散して設置したものであり、学校の一部である。英語では「Branch School」と言う。尚、出す額の分光は「Campus」と言う場合もある。

独立した学校にしないのは、規模が小さいため、効率的な運営を行うためである。(独立した「学校」にすると、校長、教頭などの肩書きを持った管理職も設置されることになる。児童数数人というような僻地の学校ではそこまでしていられないのもまた事実ですからね。)→日本では「分校」は、小学校では5学級以下、中学校では2学級以下という規定がある。(つまり、基本的に複式学級(異なる学年の児童で編成される学級)があるということになる。)

基本的に分校は、交通の便が不便な地域に於いて、通学が困難な遠隔地に設置して、小中学生の生徒の通学の負担を減らすために設けられたものである。または、病院内学校(病院内学級)として長期入院している児童の教育のために設けられるものなどがある。一方、高校以上の学校では、教育課程と専門学部のような教育課程ごと、または専門学科に分けて分けて設置されていることが多く、その所在地の名前から「○○キャンパス」または「○○校舎」などと呼ばれていることが多が、これも分校ということに該当する。

」:いくつかの意味があるが、西洋で「悪魔」という言葉に対する日本独自のものという位置づけの言葉として、天つ神に対する邪悪な存在、悪の象徴という意味や、日本各地に伝わる伝説上の怪物のこと、死者の霊魂や亡霊のこと、伝説上の山男のこと、異形で人を祟る怪物のこと、などである。また、「悪の象徴」と言う意味から転じて、無慈悲な人のことの例えとして言われたり、伝説としての鬼り姿や特徴から、体格が良くて力強い人のことの例えとして、また勇猛、無慈悲、異形、巨大という芋を持つ形容詞として名詞の頭に付けて使われる。

更に、「鬼ごっこ」という遊びでは、人を捕まえる役のことを言い、貴人に出す料理の毒味役のことを「鬼食い」または「鬼飲み」と言い、役職の一つでもある。

尚、英語では「Demon」と訳されることが一般的になっている。

この物語でちゃんが口にしたのは、言うまでも無く自分を助けてくれない無慈悲な人高村さんのことを言っている。→が、相手のことを「鬼!」と言うのはけっこうあることである。(「悪魔!」と言う機会より「鬼」と言う機会の方が不思議と多いですね。)

悪魔」:キリスト教に於いては、神の敵とされる邪悪な存在である。また、仏教では、仏道を妨げる悪神の総称である。その他の宗教でも、基本的に殆どの宗教で邪悪な存在、悪の象徴ということになっている。

仏教語では「魔羅」「魔」と言い、英語では「Devil」(「デビル」→近年では「V」の音の場合は「ヴ」と表記することが一般的になりつつあるのに、この言葉は「デビル」と表記することが多いですね。)、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では「Satan」(サタン)と言うこともある。(宗教上、悪の象徴となっているものが「デビル」であって、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ではそういう存在を「サタン」と言い、ユダヤ教とキリスト教では神の敵対者、イスラム教では人間の敵対者という位置づけがされているのが「サタン」である。また、地獄の支配者とされていて、悪魔の中の王様でもあるのが「サタン」である。ちなみに、「デーモン」は「悪魔」の中でも「鬼神」「悪霊」という存在のことを指す。)→「デーモン」に関してはややこしく、アルファベットで「Demon」と記すものは「悪霊」「悪魔」という意味であるので、「悪魔」の仲間であるが、アルファベットで「Daemon」と表記するものはギリシャ神話の守護神ということになる。が、日本語で「デーモン」と表記すると、「悪霊」「悪魔」と言ういみだけになって、ギリシャ神話の守護神という意味はない。

そういう「悪」の象徴を指す言葉であるだけに、そのような意味から転じて、残酷な人、非人間的な感情の持主のことを例えとして言うようになった。この物語ではちゃんが口にした「悪魔」はこの例えとしての意味である。→絶体絶命の時でも色々と勉強になることが出てきますね。

捨て台詞」:立ち去るときに言い放つ手前勝手な言葉、相手の返事を求めない言葉のことである。尚、英語では「Parting Shot」と言う。

ところが、演劇の世界では少し違った意味として使われている。脚本(台本)には記されていないが、その場の雰囲気を生かすためにとっさに言う短い台詞、のことも「捨て台詞」と言うのである。一般的には「アドリブ」とも呼ばれているが、微妙に違っている。(「アドリブ」は1つの台詞だけでなく、複数の台詞にまで発展したり、(いずれ戻ってくるとは言え)芝居自体が脚本から離れて進んでいくこともあって、その一連の台詞や芝居のことを指すが、演劇用語の「捨て台詞」はあくまでも短い1つの台詞のことだけを指している。よって、厳密に言うと「アドリブ」の中の一部分ということになる。)

この物語では高村さんの言葉によって助けて貰えないと分かったちゃんが、兎に角、手前勝手に好き放題に言っていましたね。(正に典型的な「捨て台詞」ということになる。)

 

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