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ケータイ刑事銭形雷6話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第6話「お帰りなさいませ、ご主人様! ~萌え系メイドカフェ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」は今回限りです。で、今回は「鑑識メモ」で柴田さんが「燐」について語っていたが、途中から出てきた事柄から、「みりん」について、「マーガリン」について、「バイオリン」について、「トランポリン」について記します。(いずれもが「燐」とは関係無いのは言うまでもありません。)尚、「マーガリン」については「・34話(2nd.21話)[裏ネタ編]PART 4」で、「バイオリン」については「・11話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

みりん」:漢字で記すと「味醂」。蒸したもち米と米麹とを焼酎に混ぜて醸造し、ある一定期間放置した後に濾過して作る酒(再成酒)である。色は黄色みがかった透明であり、甘味があることが特徴である。これを酒として飲むこともある(そのままではなく、焼酎を加えてアルコール度数を上げるという処理を過去成ったもの、所謂「直(なおし)」「柳蔭(やなぎかげ)」と呼ばれるもの)が、主に料理用の調味料として使用される。但し、江戸時代では調味料ではなく、飲料用の酒の一つであり、甘みのある高級酒であったが、清酒が普及したことから飲料用としての需要は減っていくことになった。

糖分は40~50%と高く、アルコール成分は15%前後である。日本食では煮物料理、めんつゆ、タレなどを作る際に使用される。

尚、調味料であるが、料理酒であり、アルコール成分を含んでいるため、酒税の対象となっている。現在は規制緩和されているが、以前は酒類販売業免許が必要であったため、酒屋で販売されていたものであった。(最初の規制緩和では「みりん小売業免許」が必要であったが、これは「酒類販売業免許」よりも取りやすくなり、酒屋以外でも免許が認められると販売出来るようになったが、現在では「一般酒類小売業免許」に統合されていて「みりん小売業免許」は廃止されている。)

英語では、以前は「Sweet Sake for Seasoning」というように説明的な言い方がされていたが、近年では世界的な和食ブームによって調味料としての利用が世界に広がったことから、現在では「Mirin」で通じる用になっている。(英語以外も同様で、ほぼどの言葉でも「Mirin」で通じる。)

マーガリン」:動物性油脂や植物性油脂から作った人造バターである。バターは乳(主に牛乳)から作られるが、高価であり栄養価も高い食品である。ということで、バターの代替品として作り出された食品である。

歴史は、1869年にフランスで開発されたのが最初である。当時、オレオマーガリン(Oleomargarine)と呼ばれたが、この言葉が省略されて「マーガリン(Margarine)」と呼ばれるようになった。英語、ドイツ語、フランス語では「Margarine」(但し、発音は異なる)、イタリア語とスペイン語では「Margarina」(但し、発音は異なる)と言う。

誕生当時、味や風味はバターよりも劣っていたものの、安価であることからバターの代用品として普及していくことになった。一定の割合でバターと混ぜ合わせた商品もあった。当然のことながら、味や風味については改良されていくことになり、現在ではバターには無い独特の味や風味を持っているものも登場している。

尚、マーガリンというと植物性油脂が原料だと思われているが、これは誤った認識である。動物性の油脂を使っているマーガリンは存在する。(確かに、植物性油脂を使ったものが多いですが...)現在では捕鯨が大きく規制されていることから製造されることは無くなっているが、クジラの脂肪を原料として作られたマーガリンが普及していた時代がある。(鯨肉が安価であった時代のことである。)現在では、コーン油、大豆油などの植物性油脂を原料としたものが一般的に普及している。

尚、日本では油脂含有率が80%を超えるものが「マーガリン」とされていて、80%未満のものは「ファットスプレッド」と呼ばれて区別されている。つまり、「マーガリン類」としては油脂含有率が低いものもあるが、「マーガリン」となると油脂含有率が80%以上のものしか認められていないことになる。

近年、マーガリンに含まれている「トランス脂肪酸」が健康被害を与える可能性があると指摘されたことから、欧米では食品中に含まれるトランス脂肪酸の量を表示することが義務付けられたり、食品中に含まれる量の規制が行われるということが行われているが、日本では現時点では規制されていない。→日本マーガリン工業会は「安全である」という見解を出しているが、トランス脂肪酸が与える健康被害について、また日本マーガリン工業会の見解のいずれもが、医学的な見地からの実証は行われていない。(そのため、確かに健康被害があるかもしれないし、無いかもしれない。)→あまり過敏になりすぎるのもどうかということで... 一応、トランス脂肪酸を低減したというマーガリンも製品化されていますけど...

バイオリン」:弦楽器の一つであり、基本的には弓を用いて弦を振動させて演奏する楽器である。(指で弦を弾いて演奏する方法(ピチカート)もある。)弦楽器としては、ギターと共に最もポピュラーな楽器であり、クラシック音楽ではピアノと共に欠かすことの出来ない楽器でもある。

英語では「Violin」、ドイツ語では「Geige」、フランス語では「Violon」、イタリア語では「Violino」、スペイン語では「Violín」という。日本語では「ヴァイオリン」という表記もある。また、昔は「ビオリン」と表記されたこともある。

弦の数は4本であって、それぞれはE線、A線、D線、G線と呼ばれている。(開放弦で奏でられる音の名前からこれらの名称が付いている。)→「G線」と言うとバッハの『G線上のアリア』が思い出されるが、この曲はバッハの「管弦楽組曲第3番」のアリア楽章であり、この部分はG線1本でけで演奏することが出来ることからこの名前で呼ばれるようになった曲である。

大きさは全長が約60cm、胴の部分は約35cm、演奏する際は左肩に支えて、右手に持った弓(約75cm程度である)で弦を擦って音を出す。また、左手は音の高さを変えるために弦を押さえることに使用する。音域は3オクターブ半から4オクターブであり、豊かな表現力があるのが特徴である。

尚、バイオリンと構造的には同じであるが、バイオリンを大きくした(=音域が下(低音)にずれることになる。)楽器として、ヴィオラ、チェロ、コントラバス(一部には5弦のものもある。)があって、バイオリンを含めたこれら4つの楽器を「バイオリン族の楽器」と言う。

起源は16世紀の北イタリアとされている。(現存するものは無いが、当時の絵画に多数描かれている。)その後、楽器としては1700年頃にほぼ完成した。但し、弓の形が現在のものになったのは18世紀末になってからであり、本体よりも100年近く遅れてのことである。(元々は武器として使われる「弓」と同じ形をしていたが、これが改良されていき、現在の形になった。現在の形になったことで、より強弱を付けた演奏が行えるようになり、表現力が向上した。)

クラシック音楽ではバイオリンの特徴を活かした曲も多数あるが、オーケストラとしての曲もあれば、バイオリンの独奏曲も多数ある。

トランポリン」:運動器具の一つであって、ベッドと呼ばれるキャンパス状の円形、若しくは方形の枠に張った布を、コイルスプリング、若しくはゴムを束ねたケーブルで鉄枠に取り付けたものである。この上で跳躍を行うと、普通に跳躍を行うよりもより高い位置まで跳躍することが出来る。で、アクロバティックな跳躍を行ったりすることもある。

起源はサーカスであって、空中ブランコの安全ネットにピエロが落ちると、大きく跳ねることから生まれた器具とされている。で、サーカスではより高く跳躍するのに用いられるようになった。その後、これをスポーツとすることが考えられ、1930年代にスポーツとして広がっていくことになった。また、第二次大戦の時期には、アメリカでは軍で、兵士を鍛えるための訓練器具として採用された。(戦後にはスポーツとして普及することに大きな力となった。)

競技としては1948年にリバウンド・タンブリングとしてアメリカで行われるようになり、それが欧州へ、更にアジアへと広がって行くことになる。日本には1959年に紹介され、競技としては1964年から行われるようになり、または運動の1つとして普及していくことになった。現在では競技の方はオリンピック競技としても採用されている。(2000年のシドニー五輪からである。)

英語とフランス語では「Trampoline」(但し発音は異なる)、ドイツ語では「Trampolin」、イタリア語では「Trampolino」、スペイン語では「Cama elástica」と言う。

 

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