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ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

今週と来週の月曜夜の「名曲探偵アマデウス」は再放送もなくて、完全にお休みでした。(火曜朝の再放送はあります。また、次の新作は9/6までオアズケです。)ということで、代打の泪ちゃんです。


銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算で35話となる2nd.22話の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」に突入です。(遂に、ちゃんと高村さんという黄金コンビの最後の物語です。)この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 9まで記している(2009/10/18、20、21、22、24、25、27、28、29日付けで記しています。)ので、PART 10からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「相棒」について、「射殺」について、「催眠術」について記します。尚、「相棒」については「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 7」で加筆したものをベースにして、「催眠術」については「・35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は大作なので2つに分かれています。前編は「ここをクリック」、後編は「ここをクリック」してご覧下さい。

相棒」:何かの物事に対して、基本的に2人で行う時、組になって一緒にその作業を行う仲間、相手のことを指して言う言葉である。別の言い方としては「パートナー」「相方」などがある。また、古語では、1つの駕籠を前後で担ぐ相手(駕籠屋)のことを指している。

語源は、古語の「相棒」である駕籠を一緒に担ぐ際、二人一組になって長い棒を使って駕籠を担いでいたことから来ている。大名などが乗る大きな駕籠の場合は、担ぐのは2人ではなく、より多くの人数で担いでいたが、一般的な駕籠は2人が駕籠の前後に1人ずつ入って駕籠を担いでいる。見方を変えると、1本の棒の前後に2人の人間が立って棒を担ぎ、その間に駕籠が入るということになる。で、同じ(1本の)棒を担ぐ相手のことを「相棒」と呼び、二人一組ということから「相棒」と呼ばれるようになった。(「相棒」の「棒」はその「棒」のことであって、本当に「棒」が語源になっている。)語源からも分かるが、「相棒」と言うのは、基本的に2人組に於ける自分以外のもう1人のことを指すものである。よって、3人組以上の場合は「相棒」とは言わない。

尚、「相棒」と呼ばれるその人と自分を含めて言う場合は「二人組」「デュオ」「コンビ」「ペア」などと呼ばれていて、全て「二人一組」というものである。英語では「仲間」という意味から「Pal」や「Mate」と言ったり、「Partner」という言い方もある。尚、英語では男同士の場合は「Buddy」と言うが、それ以外の組汗の場合はこの言い方はしない。

また、「相棒」というと、「バディもの」「バディ・フィルム」「バディ・ムービー」「バディ映画」と呼ばれる作品が映画やドラマの世界には存在しているが、これらは2人組が主人公となる作品である。(本来は男同士の二人組が主人公となる作品である。(「バディ(Buddy)」とは男同士の二人組のことを指しているためである。「バディ」という言葉も「相棒」と言う意味である。)しかし、言葉とは変化していくものであって、女同士、または男女の二人組が主人公となる作品は「Buddy」とは言わなかったのだが、いつしか男女の2人組、または女同士(=女の2人組)が主人公であるものも「バディ」という言葉が使われるようになった。(ちなみに、1991年の映画「テルマ&ルイーズ」は主人公が女の2人組のロードムービーであるが、公開当時は「バディもの」と呼ばれることは全くなかったが、現在ではこの作品も「バディもの」という扱になっている。)そのため「ケータイ刑事」も現在の定義ではバディものということになる。

「バディ」という言葉を正しく適用した場合、「バディもの」と言われる作品としては、映画「リーサル・ウェポン」「48時間」、テレビドラマの「相棒」「あぶない刑事」などがある。しかし、言葉の変化によって男女の二人組が活躍する本作「ケータイ刑事」シリーズや、TVドラマと映画版の「Xファイル」、古い所では「俺たちに明日はない」までもが「バディもの」とされている。

テレビドラマの「相棒」には、「ケータイ刑事」関係者では、麻生学監督が監督として参加しているのをはじめ、ゲスト出演者も何人かが「相棒」にも出演している。しかし銭形姉妹の中では「相棒」に出演したことがあるのは「シーズン8」終了時点で、黒川芽以さん(シーズン7の第17話に出演している。)だけである。まもなくシーズン9がスタートするが、果たして銭形ーズの面々が出演することはあるでしょうか?ちなみに、「相棒」はシーズン8まで150話に達しているが、「ケータイ刑事」は7代目までで196話に達している。最近の「相棒」は1シーズンで20話ぐらいなので、「ケータイ刑事」の話数を超えるのはシーズン11になってからでしょうね...(8代目「ケータイ刑事」は誕生しそうにないだけに...)

射殺」:弓矢や銃を用いて人間や動物(主に獣の類)を射って殺すことである。尚、銃を用いて撃って殺す場合は特に「銃殺」というが、「射殺」と言うと、飛び道具を使って殺すことになる。(概念としたら「射殺」>「銃殺」と言うことになる。)英語では「Execution by sShooting」と言い、「射殺する」ことを「Shoot Down」と言う。

事件を起こして警察から追われている場合、日本ではいきなり射殺されることはない。(威嚇射撃を行うことはある。)しかし、銃社会である欧米では凶悪犯罪の場合は、既に人を殺している場合や人質を取っているような凶悪犯罪の場合は、事件を解決するために射殺される場合がある。

刑罰として「処刑」する場合では、軍関係では「銃殺」というのは一般的に行われていることであり、「銃殺」と言うと軍によって刑罰(死刑)を執行する(される)場合というイメージが強いのもまた事実である。軍が支配している国では、裁判で死刑が確定した死刑囚に対する死刑執行の方法として「銃殺」が行われる場合があるが、普通の民主国家では、射殺(銃殺)で刑を執行することはなく、絞首刑や薬殺刑、電気椅子などが一般的に用いられている。(時代を遡ると、古くは「火あぶり」「釜ゆで」「斬首刑」などによる死刑執行も行われていたが、現在ではこれらは用いられていない。)

この物語では「銃」を用いて殺そうとしているので「射殺」という言い方は適切である。一応、「銃殺」と言う言い方でもおかしくないが、「銃殺」と言うと軍によって行われるというイメージがあるだけに、「射殺」で宜しいかと...(欧米でスナイパーによる凶悪犯の射殺も「射殺」と言って「銃殺」と言わないことを考えると、やはり「射殺」というのが一般的ですね。)

催眠術」:「催眠法」と言うこともある。英語では「Hypnotism」、ドイツ語とフランス語では「Hypnose」(但し、発音は異なる)、イタリア語では「Ipnosi」、スペイン語では「Hipnosis」と言う。

催眠状態を起こさせる技術のことであり、被験者を暗示にかける技術である。この物語でも使われているが、被験者を術者が与える暗示に集中しやすい状態にして、注意を特定の所に集めさせることで暗示がかかりやすい状態(催眠状態という)にして、意識の奥底に特定の指示をすり込むことを行う。

尚、被験者が催眠状態になると、意識が薄らいでいることが多いが、この状態は睡眠状態とは異なる別の状態になっている。(睡眠状態は意識が無くなり、精神的な活動が停止した状態である。)催眠状態は、精神活動は低下しているものの、停止状態ではなく狭窄状態になっているという所が睡眠状態と大きく異なるところである。つまり、催眠状態では、多くの外界の刺激には反応しなくなるが、特定のもの(主に術者の言葉)にのみ反応する状態である。この状態では、意識が一つの事に占有されることになるため、暗示をかけられるとそれに従ってしまうことになる。

「催眠術」と言うと、この物語で早島琴が行っているように、ショー(見せ物)の一つという認識されている。(そのため、高村さんが口にした「やらせ」「茶番」という言葉が出てくるのも当然であるが、「台本」に従っているということにもなる。)

しかし、歴史的にはショーという位置づけではなく、医術の一つとして確立したものでもある。それは、18世紀後半から19世紀初頭のオーストリアの医学者・メスマーによって科学的に取り上げられて研究され、19世紀後半から20世紀前半のオーストリアの神経医学者・フロイトの研究を経て、現在では心理療法、精神療法の一つとして確立した。対象となるのは神経症や精神分裂病などの治療に効果的として利用されている。→医学の世界では「催眠法」と言う言い方が一般的であって、「催眠術」とは呼ばない。これは「催眠術」と言うと特に「術」という言葉が「魔術」の様なものという認識がされてしまい、科学的には解明できていないもの、というイメージのものとなることを嫌っているためと言われている。(医学関係者にすれば、医学として利用しているのは科学的に解明されているものであり、論理的に構築されたものである、という見解を持っている。)→「催眠法」と「催眠術」とは全くの別物である。

そういうこともあるのか、「催眠術」と言うと、この物語の早島琴のショーのようなエンタテイメントの分野では「催眠法」とは呼ばずに「催眠術」と言うのが一般的になっている。(早い話、科学的な論理が構築されているものでは無く、「手品」や「超能力」という演芸の一つという認識である。この場合は「術」という言葉の持っている神秘的な雰囲気が役立っているということになる。)

 

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ちゃん(黒川さん)出演の物語はこの中にあります。

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