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EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS『SHOOTING RUBBERBANDS AT THE STARS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1988年に発表された彼らの1st.アルバムである。邦題が「星に輪ゴムを」と付けられていたが、'80's後半になると冴えない邦題が多かった中、惚けたアルバム・タイトルを上手く表現している邦題のアルバムでした。また、本アルバムはBillboardでは最高位4位を記録して、1989年の年間アルバム・チャートでは18位にランクインするヒットになっている。また、イギリスでは最高位25位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『What I Am』『Little Miss S.』『Air Of December』『The Wheel』『Love Like We Do』『Circle』『Beat The Time』『She』『Nothing』『Now』『Keep Coming Back』『I Do』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。デビュー・シングルの『What I Am』がBillboardで最高位7位を記録し、1989年の年間シングル・チャートでは84位にランクインするヒットになっている。また、イギリスでは最高位31位を記録している。続く2nd.シングルの『Circle』はBillboardで最高位48位、なのでは最高位74位を記録している。3rd.シングルの『Little Miss S.』はBillboardのHOT 100にはランクインせず、モダン・ロック・チャートで14位、メインストリーム・ロック・チャートで最高位38位に留まっている。

お薦め曲は、デビュー・シングルの『What I Am』、シングル曲の『Circle』と『Little Miss S.』、そして『Beat The Time』と『Keep Coming Back』をピックアップしておく。

サウンドの方はオルタナ系のものであって、フォーク・ロックの延長線上に位置するものということで、疲れずに聴くことの出来る親しみの持てるものである。が、そのため存在感が薄く感じられるのがちょっと残念な所である。(インパクトが弱い...)

本アルバムは悪くはなかったのだが、1990年に発表した2nd.アルバムが転けてからは苦戦を続けることになって、アルバムの発表ペースが極端に遅くなって、9年ぶりとなる1999年に3rd.アルバム、そこから7年ぶりとなる2006年に4th.アルバムを発表しているが、セールスは伸びていない。(現在も現役バンドである。)

現在でも活動を続けているものの、一発屋に近い状況であるとはいうものの、インパクトが弱かったため(その一発が全米7位であるだけに...)に「一発屋」としては小ぶりというのが彼らの不幸なところであるが、'80's終盤の変わり種という所ではチェックしておくのも面白い所である。('80'sサウンドがお好きな方に限りますが...)まあ、それだけ'80'sは面白い時代でもありました。

 

Shooting Rubberbands At The Stars

Shooting Rubberbands At The Stars

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Geffen Records
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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