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ケータイ刑事銭形泪37話(2nd.24話・AS2話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算で37話となる2nd.24話(アナザーストーリー2話)の「第三帝国からの挑戦状 ~アドルフ・ヒトラーを迎撃せよ!」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 9まで記している(2009/11/21、23、24、25、26、29、30、12/1、2日付けで記しています。)ので、PART 10からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「第三帝国」について、「挑戦状」について、「アドルフ・ヒトラー」について記します。尚、「第三帝国」と「アドルフ・ヒトラー」については「37話(2nd.24話・AS2話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものを、「挑戦状」については「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして加筆しました。(それだけに、いつも以上に長くなっていますが...)

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は長編のため2つに分かれています、その前編は「ここをクリック」、後編は「こちらをクリック」してご覧下さい。

第三帝国」:ヒトラーが率いたドイツの政党・国家社会主義ドイツ労働者党(Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei、所謂「ナチス党」が政権を握っていた時代に、当時のドイツのことを呼んでいた国の名前である。ドイツ語では「Das Dritte Reich 」という。年代で言うと、1933年から1945年ということになる。尚、英語では「The Third Reich」という。「第三」と言うのは言葉の通りで「三番目」ということである。

ドイツの歴史を紐解くと、かつて帝国を築いていた時代があって、その歴史の栄光と自分たちの国家を結びつけるためにこの名称を称したとされている。ちなみに、「第一帝国」は西暦962年から1806年まで続いた神聖ローマ帝国のことを指していて、「第二帝国」は1871年から1918年のプロイセン王国がドイツを統一して君臨したドイツ帝国のことを指している。(よって、三番目(のドイツ人の)帝国と位置づけられる。)また、ドイツ語の「第三(Dritte)」には「未来」という意味もあって、「未来の国家」という意味もあった。但し、国家社会主義ドイツ労働者党の目指したものは「皇帝と呼ばれる君主が支配する国」という意味の帝国ではなく、「多民族、多人種、多宗教を内包しつつ、大きな領域を統治する国」という意味であって、共和制国家である。(大統領が元首となる国家である。尚、独裁体制であるかということには関係無い。)

また、この思想には、ヨハネの黙示録登場する千年王国があるとされている。ヒトラーはベルリンをその首都として世界都市として改造し、世界の首都にする計画を進めていた。後にベルリンを「ゲルマニア」と改称する計画を進めていた。(第二次大戦に勝利し、1950年にゲルマニアが完成、自身は引退するつもりでいた、とされている。)しかし、第二次大戦に敗れたことで、これらは全て崩壊したのは歴史の通りである。

ちなみに、「神聖ローマ帝国」はナポレオンの侵攻に敗れて崩壊、「第二帝国」は第一次大戦の敗北で解体、「第三帝国」は第二次大戦の敗北で解体している。

尚、現在のドイツを「第四帝国」と呼ぶこともあるが、これは一般的な言い方ではなく、現在のドイツ(ドイツ連邦共和国)を否定する場面で使われることがあるものである。但し、フィクションの世界では結構登場する名前でもある。但し、ヒトラーの思想を受け継いでいたり、ナチスの再興を企てていたりとする悪の組織として登場しているものが多いですが...

挑戦状」:「挑戦」とは相手に挑むことであって、英語では「Challenge」という。「挑戦状」は何事かを相手に挑戦する場合、挑戦を挑む者がその相手に対して、その旨を伝えるための告知書(書状)のことである。挑戦することを相手にわざわざ伝える必要は特に無いのだが、突然挑戦すると、相手が万全ではない状態の場合もありうるため、そういう状況の時に挑むと、「武士道(騎士道)精神に則っていない」、「卑怯」と言われることがある。そのため、対等に戦い、正々堂々と相手を倒すという名誉を確保する目的で、挑む日時や場所を指定し、自分も相手も万全の状況で正式な対決を行うために用いられるのが挑戦状ということになる。

「挑戦状」は日本だけではなく、世界各国で見られるものであって、古い時代から存在しているものである。また、挑戦者が自筆で記したものが本来の正しい「挑戦状」とされていて、日本では毛筆で記されたものが正式なものとして扱われる。(歴史を振り返ると、昔は毛筆しかなかったためであるのだが、そのスタイルが現在でも受け継がれているということである。)西洋でも同様に、自筆のものが正式な挑戦状として扱われる。

時代劇には、「仇討ちの御赦免状」というものが登場することがあるが、これもある意味では挑戦状の一種である。(これが無くても仇討ちを行うことは可能であるが、事情を知らない一般人が、御赦免状の無い仇討ちを見ると、単に人を襲っているとしか見えないことになり、「仇討ち」ということが分からないことになる。そのため、お上から正当な理由によるもの(=仇討ち)で人を襲っている、ということを示すために「御赦免状」という形を取っている。→「挑戦状」であると同時に「正統さを証明する書状」でもある。)

近年では、メディアの多様化に伴って、書状ではなくて映像を使ったものなども含んで「挑戦状」と呼ばれる用になっている。(写真やビデオ映像信号を記録したビデオテープ、または映像を記録したディスクなども含まれることになる。)→「ケータイ刑事」では映像の「挑戦状」というと怪人十面相(以下、八面相、六面相、5面相)のビデオテープ、怪人3面相のDVDでお馴染みですね。(一方、旧来からの書状による挑戦状を使った者も、怪盗マリンをはじめ、多数います。)

また、犯罪に絡んだ場合は、例え社会の治安を守る警察に対して挑むという意思が記されていなくても、反社会的な行為を行うと予告した時点で「社会に対しての「挑戦」」という扱いとされるため、その予告状は「挑戦状」という言葉(文字)が記されていなくても「挑戦状」と呼ばれることになる。よって、犯罪予告状は、殺人予告、強盗予告など、襲撃予告など、事件の内容はいくつかあるが、犯行を予告したものは全て「挑戦状」ということになる。→怪盗ルパンなどでもお馴染みであるが、「ケータイ刑事」では毎回とはいかないが、多数の物語に登場していますね。(その他、ミステリー作品では多数の作品に登場していることもあって、ミステリーにはつきものという物でもある。)

近年、ネット上の掲示板やブログなどに、完全に悪戯目的であって犯行の意思が全く無い場合も含めて殺人予告などの犯行予告を書き込む(バカな)輩たちがいる。当然、犯行に及べば犯行予告となって(社会に対する)挑戦状ということになり、犯行を行う意思がなくて完全に悪戯のつもりで書き込んだ場合でも社会を混乱させるということで、これだけで立派な社会に対する「挑戦状」ということになる。(いずれにしても犯罪行為になる。)→時々このような悪戯で書き込みを行った犯人が逮捕された、というニュースが流れるが、一体何を考えているのでしょうかね?

アドルフ・ヒトラー」:ADOLF HITLER(アドルフ・ヒトラー)、1889/4/20生まれ、1945/4/30没(とされている)のドイツの政治家であり、ドイツの指導者(総統)である。第一次世界大戦の敗戦国であるドイツは多額の賠償金を負担していたこと、また世界恐慌による不況により経済的に苦しんでいたドイツで、アーリア民族を中心にした民族主義と反ユダヤ主義を掲げた政治家であって、ドイツの指導者となった人物である。

1918年に結成されたドイツ労働者党に1919年に入党し、直ぐに頭角を現すと、党名の変更を要求して「国家社会主義ドイツ労働者党」と党名を変更させる。党内での力を急速に伸ばすが、ミュンヘン一揆で投獄されることになり、一時的に党を離れる。1925年に釈放されると、党に大きな影響力を持つようになる。1928年の選挙では国家社会主義ドイツ労働者党は大きく敗北するが、その後、社会状況が悪くなり、ベルサイユ条約の賠償金支払い案が国民に反発されると、民族主義が国民に支持されていくことになる。それと同時にドイツ国民の間で大きな支持を集めていくことになる。そして1930年の選挙では第二党に躍進させる立役者となった。

1932年の大統領選挙にはヒトラーも出馬するが、選挙には敗れる。(しかし、30%を超える得票を得ていたため、泡沫候補ではなく、大きな影響力を持った候補であった。)そしてこの年の選挙では遂に第一党となる。(但し過半数には達していない。)当時の大統領ヒンデンブルクはヒトラーを嫌っていたこともあったが、その間にもヒトラーは着実に有力者を味方に付けていて、1933年に首相に指名された。(ここまでは、ドイツ国民に支持されて、合法的に権力を掌握したことになる。)

首相になると、直ぐに議会を解散して選挙を行い、過半数の議席獲得とはならなかったのだが、選挙後に共産党を非合法政党にして、その議席を抹消したことで、結果的にナチ党が過半数を得ることになった。すると、ここから独裁体制を強めていくことになる。政敵に対しては過半数を持つ議会で法律を作って非合法化して失脚させていき、独裁体制を進めていく。

1934年にヒンデンブルク大統領の死去を受けると、「ドイツ国および国民の国家元首に関する法律」を作り、大統領と首相を合体させ、国民投票で9割近い支持を得て、ヒンデンブルク大統領の後継国家元首に就任した。しかし、形の上では大統領であるが、そのようには呼ばず、「指導者兼首相」となった。尚、日本ではここからの彼を「大統領」とも「首相」とも呼ばず、「総統」と呼ぶようになった。

総統になると、再軍備を始め、情報統制を行うようになり、メディアの方も掌握していき、完全に権力を掌握した独裁者となる。そして軍備からを整えたことから軍事力による領土拡張路線を進めていくことになり、1939年のポーランド侵攻が第二次世界大戦の引き金になった。

第二次大戦の戦局が悪化していき、ドイツ降伏直前の1945/4/30に、前日に結婚した妻・エヴァ・ブラウンと共に、愛犬ブロンディを自ら毒殺した後に総統官邸総統地下壕で自殺した。(しかし、ヒトラーの遺体とされたものはガソリンで焼却されたこともあって、損傷が激しく、更に回収したソ連軍の軍医の検死しか行われておらず、本当にその遺体がヒトラーだったと確認されていない。そのため、ヒトラーは自殺せずに逃亡して生きているという「ヒトラー生存説」が後に唱えられている。)

尚、ヒトラーの後継者は、彼の遺言によって、後任の大統領兼国防軍最高司令官職にカール・デーニッツ海軍元帥を、首相にはヨーゼフ・ゲッベルス宣伝相を、ナチ党担当大臣にマルティン・ボルマン党官房長をそれぞれ指名している。しかし、遺言は広く知られることがなく、ヒトラーの死はナチ党の分解となり、5/8に連合国に降伏することになった。

政治家としてのヒトラーは、在任中の1936年に、第11回夏季五輪をベルリンで行うことを実現したが、このベルリン五輪で初めて、ギリシャのオリンピアで採火された聖火がベルリンまでリレーされるということが行われ、これ以後の五輪では「聖火リレー」が当たり前になった。また、ベルリン五輪はヒトラーのオリンピックとも言われていて、ドイツが国力を上げて行ったものであるが、プロパガンダのために派手に利用された五輪でもありました。(現在の商業主義の五輪の原点もこのベルリン五輪にあると言ってもいいかもしれないですね。)

「ヒトラー」の名前は、今日では独裁者の代名詞にもなっていて、第二次大戦を生み出すことにもなったために悪名が高いが、ラジオや映画がプロパガンダを高めることに着目し、それを実践したということでは、評価されている。そのため、→違う時代(戦後)に指導者となっていたら、全く異なる偉大な指導者になっていただろうという声もあるほどである。特に、現在の民主国家では、選挙でマスコミを如何に利用するかということで大きく差が出てくるだけに、現代の選挙でもヒトラーは上手く乗り切るのでは、とされている。(が、これはあくまでも「たられば」の話ですけど...)

ところで、ヒトラーはベルリンで自殺をしたことになっているが、この物語でも触れられていた通り、自殺をしていないでベルリンを脱出したという説がある。この根拠となっているのは、ヒトラーの遺体とされたものが、損傷が激しかったこと、その遺体の検死を行ったのがソ連軍の軍医であって連合国の間では公式に確認されていないこと、終戦前後の時期のドイツからは数多くの高官の多くがドイツから脱出して逃亡している事実が多数あること、ヒトラーの自殺の方法が側近の間で「銃での自殺」「青酸カリによる服毒」「安楽死」というように異なっていること、などから、ヒトラーの遺体とされたのは影武者の遺体であって、ヒトラーは生存していて秘密裏に脱出したという考えを生んだ。

また、ベルリンを脱出した後の行き先も複数の説があって、この物語で語られているアルゼンチンにUボートで脱出し、南極にまで逃亡したという説から、当時はまだ戦争を続けていた同盟国・日本にUボートで脱出という説、バチカン、イタリア経由でアルゼンチン、またはチリに逃亡したという説がある。またはボルマンに連れられて(場所は不明であるが)逃亡した説もある。

西側諸国はこれらについて、後に本気で調査を行ったが、それらの説を証明することは出来ず、現在ではこれらのヒトラー逃亡説は全て否定されている。が、最近、ヒトラーのものとされていた頭蓋骨の鑑定を行ったら、ヒトラーではなくて若い女性のものだったという結論が出たことから、「ヒトラー逃亡説」はまたもくすぶり続けている。但し、ヒトラーの死亡を確認したソ連当局を引き継いでいるロシア連邦保安庁は、その頭蓋骨は元々ヒトラーのものでは無いとしており、静観している。

但し、ヒトラー逃亡説/生存説を支持する人たちの間でも、彼は1889年生まれであるため、例え逃亡していても、既に死亡しているというのは一致した見解である。→2010年の時点では、生存している最高齢者は1897年生まれであるため、1889年生まれの人は全員死亡しているという考えは揺るがないことになる。尚、ヒトラーのクローン人間が作られたという説もあるが、クローン人間については、クローン動物の寿命がオリジナル動物よりも短いことから、クローン人間もオリジナル人間のように長く生きられないと考えられているため、クローン人間でも既に誕生から65年は経過していることから、既に死亡していると考えられている。(クローンのクローン、更にそのクローンということもあり得るかも知れませんが...)

ヒトラー逃亡説に基づいたフィクション作品の代表的なものは、1946年のフランス映画「海の牙」(原題:LES MAUDITS)がある。但し、この作品で逃亡するのはヒトラーではなくナチスの高官であって、ヒトラー逃亡説を元にしているものの、色々と設定変更が行われている。尚、この作品での逃亡ルートは、第二次大戦末期にオスロからUボートで南米に脱出するというものである。

作品データを記しておくと、時間は102分、白黒作品で、監督はルネ・クレマン、脚本はジャック・コンパネーズ、撮影はアンリ・アルカン、出演はアンリ・ヴィダル、ポール・ベルナール、マルセル・ダリオ、ヨー・デスト、ミシェル・オークレール、たちである。1947年のカンヌ映画祭において「冒険探偵映画部門」で作品賞を受賞している。

ヒトラーが南極に脱出したという物語は、イギリスの人気テレビ・コメディシリーズ「空飛ぶモンティパイソン」(1969年から1974年にかけて、4シリーズ全45話製作された。1話30分の物語である。)の中にある。また、イギリスの片田舎で仲間たちと一緒にイギリス人になりすまし、そこで世界征服の謀略をしているという物語もある。

柴田さんが口にした「クローン説」は、1978年のイギリス映画「ブラジルから来た少年」(原題:THE BOYS FROM BRAZIL)が、ナチスの残党がヒトラーの血液からクローン人間を作りだそうという計画を描いたサスペンス作品がある。

この作品は日本では劇場未公開となったこともあって、現在ではカルト作品として知られている作品となっている。作品データを記しておくと、時間は124分、原作はアイラ・レヴィン、監督はフランクリン・J・シャフナー、脚本はヘイウッド・グールド、撮影はアンリ・ドカエ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、出演は、グレゴリー・ペック、ローレンス・オリヴィエ、ジェームズ・メイソン、リリー・パルマー、ユタ・ヘーゲン、スティーヴ・グッテンバーグ、ジョン・ルビンスタイン、マイケル・ガフ、ジョン・デナー、ジェレミー・ブラック、ローズマリー・ハリス、プルネラ・スケイルズ、デンホルム・エリオット、リンダ・ヘイドン、ウォルター・ゴテル、たちである。日本では劇場未公開となった作品である。

実話を元にした作品としては、ヒトラーの人生の末期の何日間かを描いた作品があって、最期の10日間を描いた作品として、1973年のイギリスとイタリア映画「アドルフ・ヒトラー/最後の10日間」(原題:HITLER: THE LAST TEN DAYS)がある。この作品のデータは、時間は108分、原作はゲーハート・ボルト、監督はエンニオ・デ・コンチーニ、脚本はマリー・ビア・フスコ、アイヴァン・モファット、ウォルフガング・ラインハルト、エンニオ・デ・コンチーニの4人、撮影はエンニオ・ブアリメリ、音楽はミシャ・スポリアンスキー、出演はアレック・ギネス、サイモン・ウォード、アドルフォ・チェリ、ガブリエル・フェルゼッティ、エリック・ポーター、ドリス・カンストマン、ダイアン・シレント、アンジェラ・プレザンス、フィリップ・ロック、たちである。

また、最期の12日間を描いた作品である2004年のドイツとイタリア映画「ヒトラー ~最期の12日間~」(原題:DER UNTERGANG)もある。この作品は、時間は155分、原作はヨアヒム・フェスト、監督はオリヴァー・ヒルシュビーゲル、脚本はベルント・アイヒンガー、撮影はライナー・クラウスマン、音楽はステファン・ツァハリアス、出演はブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ユリアーネ・ケーラー、トーマス・クレッチマン、コリンナ・ハルフォーフ、ウルリッヒ・マテス、ハイノ・フェルヒ、ウルリッヒ・ノエテン、クリスチャン・ベルケル、ミハエル・メンドル、マティアス・ハービッヒ、ゲッツ・オットー、アンドレ・ヘンニック、たちである。

また、1981年のフランス映画「ヒトラー最期の日」(原題:THE BUNKER)(時間は151分、原作はジェームズ・オドネル、監督はジョージ・シェーファー、脚本はジョン・ゲイ、音楽はブラッド・フィーデルとジョン・バリーの2人、出演は、アンソニー・ホプキンス、リチャード・ジョーダン、ジェームズ・ノートン、クリフ・ゴーマン、ミシェル・ロンズデール、スーザン・ブレイクリー、パイパー・ローリー、たち。)もある。また、ドキュメンタリー・フィルムを編集した1977年の西ドイツ映画「ヒトラー」(原題:HITLER, EINE KARRIERE)という作品もある。(時間は140分、監督はヨアヒム・C・フェストとクリスチャン・ヘンドェルフェルの2人、脚本はヨアヒム・C・フェスト、編集はフリッツ・シュワイゲル、音楽はハンス・ポセガである。)

フィクション作品でも多数の作品に登場しているが、ヒトラーが支配するナチス・ドイツが絡んだ物語は数多くあるが、ちゃんがこの物語で口にした「インディ・ジョーンズ」シリーズはその代表的な作品である。また、突拍子もないフィクションでは、1994年のアメリカのTVムービーの「ファーザーランド/生きていたヒトラー」(原題:FATHERLAND)というものがある。これは第二次大戦で、ナチス・ドイツが勝利していたら、という設定の物語である。(日本でも、太平洋戦争に日本が勝利していたら、ということで描かれた作品があるが、それのドイツ版と言った所である。)時間は107分、原作はロバート・ハリス、監督はクリストファー・メノール、脚本はスタンリー・ワイザーとロン・ハッチンソンの2人、撮影はピーター・ソーヴァ、音楽はゲイリー・チャン、出演は、ルトガー・ハウアー、ミランダ・リチャードソン、ジーン・マーシュ、ピーター・ヴォーン、マイケル・キッチン、ジョン・ウッドヴァイン、ジョン・シュラプネル、クライヴ・ラッセル、クレア・ヒギンズ、ペトロネッラ・バーケル、たちである。

ある意味ヒトラーは、20世紀に於いて、世界に最も多大な影響を与えた人物であるだけに、良くも悪くも20世紀を代表する人物である。(生まれは19世紀であるが、19世紀の間は少年だったため、20世紀の人物と言って差し障りはない。)それ故、フィクション/ノンフィクションを含めて多数のものがあるのも当然である。また、彼自身がプロパガンダを利用し、積極的にマスメディアを利用していただけに、ドキュメンタリー・フィルムをはじめとした資料も多数現存しているというのは興味深い所でもある。

 

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