ケータイ刑事銭形雷8話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第8話「死ぬほどつまらない合コン! ~こいつはほんとに死んでるよ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」は今回限りです。で、今回はこの物語のメインイベントということで岡野さんが楽しもうとしていた「王様ゲーム」について、犯人を罠に掛けるのに使用された「酢」について、「二重構造」について、そして雷ちゃんと柴田さんとの間で交わされた「アイコンタクト」について記します。
尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/20付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「王様ゲーム」:パーティゲームの1つであって、多人数(10人程度まで)で楽しむことが出来るゲームである。参加者の中からランダムに決まった「王様」が出した命令に対して、その他の参加者の中からランダムに選ばれた人が行うゲームである。尚、ゲームであるが、王様の出す命令によっては「罰ゲーム」と言うようなものになることもある。
王様とその他の参加者(番号)はクジによって決められ、王様は参加者の番号を使って出すため、誰が誰に対して行うのかが分からないというのがお楽しみとなる。
「酢」:「食酢」と言うこともある。酸味を付けるための液体調味料であって、3~5%程度の酢酸を含んでいる。酢酸以外の成分としては、乳酸、コハク酸、リンゴ酸、クエン酸、アミノ酸、エステル類、アルコール類、糖類などである。また、酢には、食欲増進、疲労回復、殺菌、抗コレステロールという効能があるため、調味料としてだけでなく、健康食品としても利用されている。(尚、寿司で酢を使うのは、寿司ネタが生ものであるだけに、酢の殺菌作用があることを利用しているということでもある。)
古くから使用されているものであって、紀元前5000年頃に既に使用されていたことが分かっている。日本には3世紀に中国から入ってきたとされている。しかし、日本では米から作られた米酢が、欧米では葡萄やリンゴの果実から作られた果実酢(ワインビネガーやアップルビネガー)が主流となっている。
食用以外に用いられる酢(酢酸)もあって、洗剤として用いられたり、化学製品を製造する際の反応触媒としての利用、などもある。(但し、これらは食用の酢とは別の酢であって、工業的に化学合成して作られる酢酸、若しくはサクソンを薄めたものであって、食用の酢とは完全に別物と言って良い。)→食用の酢に含まれている酢酸の割合は数%という薄いものであって、純度100%までとは言わないが、純度が数十%の酢酸となると、とても食用になるようなものではなくなって、化学薬品という性格が強くなる。また、食用酢の風味は酢酸以外の成分によるものであるため、酢酸では食用酢のような風味はない。
また、(食用)酢には「醸造酢」と「合成酢」とがある。前者は糖分やアルコールを含む原料に酢酸菌を加えて酢酸発酵させて作ったものである。酒と同様に製造工程に「醸造する」という作業があるため、作るのに時間がかかるが、風味があるのが特徴である。一方、後者は科学的に作られた氷酢酸または酢酸を水で薄め、そこに食用酢に不可欠なアミノ酸や香料などの成分を加えて作られたものである。(他の成分も更に加えられることもある。)風味は劣るが安価であり、大量生産出来るという特徴がある。但し、風味が劣るということで一般的には売れないため、一般家庭向けへの販売は殆ど無く、業務用の酢としてだけに近い状態である。
英語では「Vinegar」、ドイツ語では「Essig」、フランス語では「Vinaigre」、イタリア語では「Aceto」、スペイン語では「Vinagre」と言う。
「二重構造」:経済の世界では、日本の社会では近代的大企業と、伝統技術に立脚した前近代的な零細小企業とが併存していて、この両者の間で生産性や賃金などに大きな隔差があるが、この状況を「二重構造」もしくは「二重経済」と言う。→経済学、社会学に関係する人であれば、こちらが先に浮かぶのが当然であるが、やはり専門用語であるため、一般人ではないですね...
しかし、一般的には(この物語でも)「二重」とは、同じようなものが重なっていること、同じようなことが繰り返されて重なっていることを言い、「二重構造」とは複数の部材を組み合わせて作られる形が、異なる同じようなもので出来ていることを言う。尚、英語では「Double」という。
「アイコンタクト」:英語では「Eye Contact」。目と目を合わせて、目で合図をして、意思を相手に伝えることを言う。言語を使わない非言語コミュニケーションの一つとして知られているものでもある。(但し、ボディランゲージ、身振り手振りというように、誰に対しても通じるものではないという特徴があって、ある程度気心が通じている人との間で行われるか、予め打ち合わせを行っている人との間で用いられるものである。)→この物語での雷ちゃんと柴田さんの「アイコンタクト」は、正に教科書通りの「アイコンタクト」ということになる。
また、これにはコミュニケーションのために行われる場合と、何かを行っている時の意思疎通の合図として行われるものとがある。前者は、他人と話をする場合は目を見て話すというのが基本であることから、コミュニケーションを取る際の基本ということになる。後者では予め撃ち合わせていたことを実行する合図として用いられることが多く、この物語でもそうであった。主に、チーム・スポーツで、味方同士の選手間で、とっさの作戦を行う際によく見られるものである。(例えば、サッカー、バスケットボールなどのでのパスの合図や、バレーボールでの攻撃の合図など。或いは、それをフェイントとする場合もありえる。)
↓こういうものもあります。
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お酢で糖尿病・高血圧・肥満・コレステロールを治す本 (GEIBUN MOOKS No.721) (GEIBUN MOOKS 721 『はつらつ元気』特選ムック)
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日本における市民社会の二重構造 政策提言なきメンバー達 現代世界の市民社会・利益団体研究叢書 別巻 (7)
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