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ケータイ刑事銭形雷9話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第9話「狼男は見た!? ~死体のない殺人事件」の「裏ネタ編・増補」は今回限りです。で、今回はこの物語で色々と仕掛けられていたところに登場したものから「ブーブークッション」について、「バナナ」について、そして「フェルマーの最終定理」について記します。尚、「バナナ」については「・6話[裏ネタ編]PART 5」で、「フェルマーの最終定理」については「・1話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/27付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ブーブークッション」:悪戯に用いられる道具の1つであって、空気を中に入れて膨らませておき、それを以須野上などに仕掛けておく。この上に人が座ると、中の空気が音田されることになるが、この時に放屁音に似た音が出るため、座った本人や周囲の人が驚くことになる、というものである。

これには、人前で放屁をすることは恥ずかしいことである、とされてきた歴史があるため、悪戯として成立していることになる。しかし、中には悪戯に対して全く理解しない人がいて、そのような人にとっては、これを仕掛けられて填った場合は恥として、真剣に起こるという人もいる。そういう人は普通は「冗談が通じない人」と言うことになるのだが、この物語での狼田のような人に対しては、その冗談も上段ではなくなってしまう可能性もある。(狼田がこれによって心臓発作を起こしていたら、仕掛けた人物は場合によっては傷害罪や傷害致死罪が適応される可能性も否定できない。)

ということで、冗談もほどほどにしない手いけない、ということを教えている物語でもある。

バナナ」:バショウ科バショウ属の多年草であり、その果実を食用とする品種の総称である。漢字では「甘蕉」と表記する。(難読漢字の一つとしても知られている。とは言っても、普通はカタカナ表記で記すため、漢字表記がされることは滅多にない。)また、英語とイタリア語では「Banana」(但し、発音は異なる)、ドイツ語とフランス語では「Banane」(但し、発音は異なる)、スペイン語では「Platano」という。

成長すると丈は数mにまで達することから一般的に「バナナの木」と言われているが、植物学上は「木」ではなくて「草」である。(トウモロコシと同じように、大きく成長する草である。)よって、果実は果物ではなくて「野菜」に分類される。(しかし、一般的には果物として扱われている。)また、人類が食用としている植物の中では最古の植物の一つでもある。

茎は多数の葉の葉鞘が幾重にも重なりあって出来たものであり、正しくは「茎」ではない。(偽茎である。)これが円柱状に形成されていく。先端からは長楕円形の葉(葉身)が大きく伸び、葉束の中心から花茎が出て、そこから下に花茎がぶら下がることになる。そして花序には10~20個程度の果房が生じ、それぞれの果房に10~20本程度の果指が出来る。(1本の果指が1本のバナナの実に成長することになる。)果指の色は、熟れる前は緑色であり、それが熟すと黄色に変化するのが知られているが、中には桃色や紫という色になる種類もある。尚、花の色は薄い黄色である。(雄雌異花である。)野生種では種子が出来るが、品種改良されて大規模に栽培されている種(=食用種)では種子は生じない。

東南アジアが原産の植物であるが、現在では東南アジアや中南米の熱帯地方で大規模に栽培されている。また、アフリカにおいては主食としている地域もある。生産高も多く、世界での年間生産高は1億トンを超えているので、人類にとっては主要な農作物の1つである。(但し、その2/3はデザート用として消費されている。)主な生産国は、インド、ブラジル、台湾、エクアドル、フィリピン、インドネシア、コスタリカ、メキシコなどである。(この中でも日本に輸入されるのは、台湾やフィリピン、エクアドルなどである。)

主食として消費される地域で生産されるバナナと、日本に入ってくる地域で生産される(主に菓子用として消費される)バナナには違いがある。(品種も異なっている。)主食になるバナナは澱粉、繊維質、ビタミンAなどを豊富に含んでいて、果物というよりも芋に近い感じのものである。(芋を主食にしている地域があるが、そこでは各種芋料理があるが、それをバナナに置き換えたような料理が多い。)特に、バナナを薄く切って油で揚げたもの(バナナチップスと呼ばれている)をはじめ、バナナを揚げ物にした料理が多く知られている。(衣を付けずに揚げる料理もあれば、衣を付けて揚げる料理もある。日本では菓子というように捕らえられているが、菓子ではなくて主食として食べられる料理である。)

また、澱粉を含んでいることから、他の穀物と混ぜて、アルコール発酵をさせて作ったバナナビールなどのお酒もある。(主にアフリカにある。)また、アルコール発酵をさせずに潰してジュースにして消費されることも多い。(こちらは世界的にある。)

ちょっと変わった利用法としては、バナナの葉を調理器具としたり、食器として使用することがある。これは、葉が大きいということもある。特に、バナナの実を葉に包んで蒸し焼きにする、葉をまな板のように利用する、完成した料理を盛りつけて皿とする、というのは広い範囲で見られることであり、考えように酔ったら合理的ということになる。(当然、洗って使用されるのは言うまでもないので、衛生的に問題があるという訳では無い。)

日本では、昔は輸入量も少なかったことから、貴重な果物とされていて、病気にでもならないと食べられない、と言われたが、現在では大量に輸入され、価格も安くなっていることから、日常的なおやつとしても広く食されている。

尚、俳句の世界では、「バナナ」は夏の季語である。

また、「バナナの皮」はギャグの世界では、それを分で、滑って転ぶというのがお約束になっている。(この物語でも、それを狙って用意されていた。)これは映画の世界では古典的なギャグの一つであって、サイレント映画の時代からお馴染みのギャグであったものである。そのため、映画の世界では当たり前のようになっていて、定着したものである。(映画の世界では、お約束で、落ちているバナナの皮を踏んで、そして滑って転んでいる。→現実社会では踏まないようにすればいいのですが...(尚、実際に踏むと、ギャグのように派手に滑ることはないが、少しは滑ることになる。で、転倒した場合は後頭部を打つとか、転び方によっては骨を折るなどして負傷する可能性があるのは言うまでも無い。)ギャグでは派手に転んでいるが、それはギャグの世界の話である。

フェルマーの最終定理」:「フェルマーの大定理」という言い方をすることもある。また、長年証明できなかったが、アンドリュー・ワイルズが完全に証明したことによって、「フェルマー・ワイルズの定理」ということもある。英語では「Fermat's Last Theorem」、ドイツ語では「Großer fermatscher Satz」、フランス語では「Dernier théorème de Fermat」という。

内容は、数学に関するものであって「3 以上の自然数nについて、x^n+y^n=z^nとなる0でない自然数(x,y,z)の組み合わせがない」という定理である。尚、n=2の場合はこれを満たすものは無数に存在する。(例えば、(x,y,z)=(3,4,5)、(6,8,10)、…)また、これを満たす数を「ピタゴラス数」と呼んでいる。(ピタゴラスの定理(三平方の定理)が成立するということに由来している。)

17世紀の数学者フェルマーが書き残したものであり、これの証明は約360年にわたってされなかったことから「フェルマーの大予想」とも言われていたものである。1994年になって、イギリスの数学者・アンドリュー・ワイルズによって完全に証明されることになったため、それ以降は「フェルマー・ワイルズの定理」とも言われるようになった。

尚、この証明にはドラマがあり、1993年に発表した時には、その内容に世間を驚愕させたのだが、後の査読で、致命的な誤りが一ヶ所あることが判明した。で、その誤りの修正に難航することになったのだが、1年後の1994年にそれを克服する新たな証明を行った。(その証明については、チンプンカンプンなので、ここには記しません。興味がある方はご自分で探して下さい。)そして360年間にも及証明がされなかったという状態に決着がつき、「定理」として認められることになった。

尚、nが特定の値の場合(例えば、n=3、4、7など)は以前に証明されていたが、「自然数n」という形では証明されていなかった。

これを証明したワイルズは1953年生まれであって、これを証明した時は41歳になっていた。フィールズ賞(零ちゃんも「M2」で受賞していましたね。)の受賞資格は40歳以下という規定があるため、ワイルズは年令が超えていたためにフィールズ賞を受賞することは出来なかった。(しかし彼の功績が評価されたため、異例の特別賞を受賞している。)

 

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