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ケータイ刑事銭形雷10話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第10話「昆虫大パニック!? ~恐怖の殺人蚊殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、この物語の登場人物はこれをもとにしているということから「桃太郎」について、そして登場人物の苗字が雉山、犬川、猿谷であることから「」について、「」について、「」について記します。尚、「犬」については「・7話[裏ネタ編]PART 1」で、「猿」については「・35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 12」で記したものをベースにして加筆しました。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/3/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

桃太郎」:日本の昔話(お伽噺)の1つであって、日本人であれば誰でも知っている物語でもある。これは忠孝武勇の物語であることから古くから推奨されてきた物語でもあるためである。ただし、日本各地に伝わる昔話では、部分的に異なっている所もある。

基本的な物語は、川上から流れてきた桃から生まれた男の子が成長し、鬼ヶ島の鬼退治に向かう。途中で、犬、猿、雉に黍団子を与えてお供として、一緒に鬼ヶ島に行き、鬼退治をし、帰ってきた幸せに暮らす、というものである。

この物語が成立したのは室町時代であり、それ以後はその時代時代によって多少の変貌が見られる。また、桃から生まれたのではなく、モモを食べたおじいさんとおばあさんが若返り、おばあさんが産んだ、とされている地域もある。但し、お供の動物の方は、犬、猿、雉というのは基本的に同じである。(希に、雉が別の鳥に成っていることもあるが、「鳥」であることは変わらない。一応、犬は「戌」、猿は「申」、雉は「酉」と象徴しているとされている。)

で、お供が3人というような物語では、西遊記の「申、河童、豚」という組合せか、桃太郎の「犬、猿、雉(鳥)」という組合せをモチーフにしている小説、漫画などが多数ある。今回の物語も3人の苗字に取り入れていたが、「桃太郎」が余りにも有名な物語であるためでもある。

尚、物語では「黍団子」であるが、「吉備団子」と同じ読みであることから、「吉備団子」と認識され、岡山県がこの物語のゆかりの地とされているが、これは室町時代にはなく、時代とともに変わってきたところである。そのため、岡山以外にも「桃太郎のゆかりの地」とされている場所が日本にはある。(例えば、香川県高松市、愛知県犬山市、奈良県田原本町など。)

」:キジ目キジ科に属する鳥である。また、日本の国鳥でもあり、日本固有の亜種もいる。尾が長いのが特徴である。成鳥は、雄は全長が80cm程度、雌は全長が60cm程度、体重は雄が1kg前後、雌は800g前後であって、雄と雌で大きさが異なっている。また、体は緑がかった色をしていて、背と上胸部は紫色の光沢色、翼は褐色、頭部は青緑色で、目の周りに赤い肉腫がある。尚、雌の体色は黄褐色である。また、春の繁殖期に、雄鳥が「ケーンケーン」と鳴くが、「ほろろを打つ」として知られている鳥でもある。

本州以南の草原や耕地に生息していて地上に巣を作り、同じ場所に住むという習性がある。食性は雑食性であって、木の実などの植物から昆虫などを食べる。

尚、世界では主な狩猟鳥になっているが、日本でも狩猟鳥である。国鳥が狩猟対象となっているのは日本の国鳥の「雉」だけということで、世界的には(日本の国鳥になっていることが)奇異な目で見られることもある。が、日本で1947年に国鳥に選ばれた際、「狩猟対象として最適」「肉が美味」という理由も含まれていたため、日本では一般的な鳥として食にまで親しまれている身近な鳥、という認識でもある。

英語では「Green Pheasant」、ドイツ語では「Fasan」、フランス語では「Faisan」、イタリア語では「Fagiano」、スペイン語では「Faisán」、中国語では「綠雉」と言う、また、俳句の世界では「雉(きじ)」「雉子(きじ)」「きぎす」「きぎし」「雉のほろろ」は全て春の季語となっている。

」:漢字では「狗」という表記もある。食肉目イヌ科イヌ属の哺乳類である。人間によく慣れる動物でもあって、人間とのつきあいが最も古い動物の一つでもある。(家畜動物としては旧石器時代の後半からとされているので、人間との接点の歴史も数万年に達している。)

嗅覚と聴覚が発達しているため、それを利用した特殊な用途に使われることもあって、その代表的なものが狩猟犬、軍用犬、警察犬である。それ以外としては、番犬として、労役犬として、愛玩用としても利用されている。特に愛玩用ということでは最も一般的な動物となっている。(ペットの王様でもある。)→ペットとして飼育されている犬の数だけでも世界中には「億」に達しているとされている。また、野生の犬などがも存在するため、地球上には数億匹の犬がいると見られる。

品種は多く、国際畜犬連盟は331種類を公認しているが、それ以外にも種類があるため、400種類以上が確認されている。(特に愛玩用の犬は、色々と掛け合わせて作られた種類もあって、新種が作られている。)ディンゴやパリア犬が犬の祖先とされているが、中には狼やコヨーテと交配されて生まれた種類もあるぐらいで、人間との関わり合いの歴史が長いため、色々と手が加えられている品種が多いのも特徴である。

特に、手を加えられた品種としては、昔は狩猟犬として適した能力を持つように改良されたものが多く、鳥猟犬と獣猟犬というように細かく適正が分かれている。しかし、19世紀以降は愛玩用の方に品種改良の力が注がれることが多くなった。

大きいものは肩高が1m近くになるもの(セントバーナード)がいて、体重の方も100kg近くにまでなる。小さいものは肩高が10cm強で、体重も1kgに届かない。(チワワが最小のものとされている。)

犬が高い能力を持っている嗅覚は、人間の数百倍から数千倍と言われているが、これは臭いを感じ取る嗅覚受容神経が発達しているたけでなく、臭いに対する優れた記憶力を有しているためでもある。(記憶力が無ければ、かぎ分けることが出来ても、その臭いを辿っていく追跡をすることが出来ない。これは、機械センサーの検出精度が高いだけではセンサーとしては役に立たず、検出結果を比較できる処理能力も持ち合わせていないと役に立たないのと同じである。)この特徴を利用したものとしては警察犬が有名であるが、最近では災害救助犬も広く知られるようになってきた。

また、聴覚の方は可聴周波数が40~45kHz程度とされている。(人間は20~20kHz)そのため、人間では可聴帯域外となる25k~30kHz程度の音を出す笛(「犬笛」)を犬の訓練に使用したり、労役犬への命令を出すことに使われる。(人間の可聴帯域外だと、犬には聞こえるが人間には聞こえないため、騒音となることがないというメリットがある。しかし、人には聞こえないため、本当に笛の音が伝わっているのかを確認することが出来ない。→これを解消したものが16kHz~20kHz程度の音を出す犬笛である。しかし、これは騒音とされてしまう場合もある。)

視覚に関しては、優れた動体視力を持っているが、色覚に関しては赤に対してが見えないとされているため、色盲と言うことが出来る。しかし、赤を含まない色であれば見分けられる。

寿命は種類によっての違いがあるが、おおむね10~20年である。一応、12年以上になると老犬とされていることを考えると、犬の実年齢を6倍ぐらいした数字を人間の年令に当てはめるとよろしいかと...(生まれて5年の犬は人間では30歳ぐらいと考える。)

ところで、犬に絶対食べさせてはいけない食べ物があることをご存知ですか?(犬を飼っている方ならば当然知っていますよね...)それは「チョコレート」「ネギ」「タマネギ」である。→中毒を起こす。

英語では「Dog」、ドイツ語では「Hund」、フランス語では「Chien」、イタリア語では「Cane」、スペイン語では「Perro」、韓国語では「ケ」と言い、中国語では日本語と同じ「犬」と言う。

」:哺乳類霊長目に属する動物の中で、ヒト(=人間)を除いた動物の総称である。(一応、原猿と類人猿は含まれない。また、メガネザルは分類が異なっていて「メガネザル科」に属する。)また、日本では特に「ニホンザル」のことを指していう場合もある。(ニホンザルは日本に住む唯一の猿であり、また固有種でもある。)

世界中の広い範囲に生息しているが、特に南米、アジア、アフリカの熱帯から亜熱帯の地域に多く、北限は日本の下北半島(本州の最北端)とされている。世界集で200種類弱の猿が知られている。また、原猿類、メガネザル科、広鼻猿類、狭鼻猿類、類人猿類に分けられる。

共通しているのは人間と同様に、四肢の第一指と他の指とで向かい合っているため、物を握ることが出来ること、眼は2つとも前方を向かっていて双眼視が可能であること、色覚も有しているという特徴があって、人間に非常に近い特徴を備えている。(→動物学では、人間も「猿」の仲間であるので、当たり前ということも言えますが...)

食性は雑食であり、植物、木の実から肉まで、あらゆるものを食べるが、基本は植物食と言うことになっている。一般に群生して生活していて、ファミリーとして統率された集団として生きている。基本的には昼行性であるが、中には夜行性という種類もいる。

その夜行性の猿というのは原猿類に多く、アイアイやガラゴなどが知られている。また、この種の猿には色覚が不完全というものが多く、猿の中では知能は低い方である。また、メガネザル科はメガネザルのみであり、夜行性、色覚は発達しておらず、主に昆虫を食べるのが特徴である。

広鼻猿類は主に南米に棲息する種であって、昼行性、果実を主に食べるのが特徴であり、猿の中では知能は中程度である。狭鼻猿類にはニホンザル、アカゲザル、オナガザル、マントヒヒなどが含まれていて、人マネをするほどの知能を有している。類人猿類は尻尾がないのが特徴てせあり、人間に近い種でもある。また、猿の中では最も知能が高い。これにはテナガザル、オラウータン、チンパンジー、ゴリラなどが含まれる。

「猿」のことを英語では「Monkey」と言うが、大型の猿は「Ape」ドイツ語では「Affe」、フランス語では「Singe」、イタリア語では「Scimmia」、スペイン語では「Mono」、韓国語では「ウォンスンイ」と言い、中国語では「猴」と表記される。

尚、「猿」という言葉には、古語の時代から「ずる賢い者」「すばしっこい者」のことを罵って言う言葉でもあって、現代でもこの意味として使われる場合もある。(この場合は人間を指すことになる。)

 

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