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ケータイ刑事銭形雷10話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第10話「昆虫大パニック!? ~恐怖の殺人蚊殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の5回目となる今回は、キラー・モスキートに対してこうしようとしていたことから「説得」について、これを利用した作戦に出たことから「弱点」について、キラー・モスキートは実はこれらを使ってデッチ上げていたと言うことから「ICレコーダー」についてと「電子音」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/3/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

説得」:よく話して相手を納得させることをいう。英語では「Persuasion」と言う。これは言葉によって物事を解決する手法であって、力によって物事を快傑する前時代的な手法よりも近代的な方法である。(但し、説得することに失敗して、力で解決するという事態に発展する可能性は否定できないですが...)

これを行うには、相手を納得させるだけの十分な説明が必要であって、論理的に矛盾しない理屈が必要である、また、自分の意見を一方的に話すだけでなく、相手の言い分にもしっかりと耳傾ける必要があるのは言うまでもない。(但し、逆に相手に説得されてしまうと言う事態もあり得ますが...)

この物語では、キラー・モスキート(殺人蚊)を説得しようというとんでもない発想によって「説得」を行おうとしていたが、言葉が通じるのであれば「説得」を行うことは可能である。但し、現在の人類の科学力であれば、人間以外の動物が発する意思表示のための音(鳴き声、声など)については全く解明されていないので、「説得」ということ事態あり得ないことである。(将来的には実現する日が来るかもしれないですが...)→但し、蚊が相手だったら、例え言葉が通じるような時代がやってきたとしても、人間の方が(前時代的な)暴力によって叩き潰す、または兵器(殺虫剤)を用いて撃滅してしまうのが普通の対処になることは変わらないと思いますが...

弱点」:弱み、不十分なところ、欠点、短所、そこを突かれると困る部分、難点、欠陥、などのことである。また、身体的な急所のことも指す。(怪獣などの場合、「弱点」と言うと、ほぼ「急所」と言う意味でのものとなっている。)尚、英語では「Weakness」という。

それにしても、キラー・モスキートの弱点が気温であって、「20度以下になると死ぬ」というのは、普通に考えると異常である。確かに、熱帯地方では暑いが、それは昼間のことであって、夜になるとある程度気温は下がる。20度を下回ることも珍しくない。つまり、20度以下になると死ぬというのであれば、普通に考えると死滅していてその種は滅んでいて当然である。また、エクアドルは赤道直下に位置しているものの、アンデス山脈があるため、国土は高地が多く、国土の緯度のわりには気温は高くない。よって、キラー・モスキートが生息できるような地域は殆ど無いことになる。

ということで、この点でも嘘っぽいと感じられる設定でした。→「20度以下」ではなくて「10度以下」と言っておけば、まだそれらしかったのですがね...

ICレコーダー」:音声信号を記録する装置の1つであって、音声信号をデジタル変換し、それをICメモリーに記録する装置のことである。英語では「Digital Voice Recorder」と言う。

音声信号を記録するものとしては、長らくコンパクトカセットテープを用いたものが使用されていたが、A/D変換、デジタル記録の技術が進歩したことで、デジタル信号で記録する装置が登場したのはかなり昔である。が、記録媒体にテープを用いた者では、動作中に可動部が存在し、それなりの機構が必要になって装置の小型化には限界がある。また、フラッシュメモリの登場で、電源を切ってもデータが消えない記憶素子が登場したことで、それらを組み合わせることによって生まれたものである。これだと、可動部が存在しない、殆どICチップによる構成が可能なため、機器が小型化できるというメリットがある。

1990年代になって登場したが、大容量メモリの登場と共に長時間記録も進んで行き、2000年代になるとテープを用いたレコーダーに取って代わるようになった、。また、ICの高集積化により小型化も進み、現在では小形のものどころか、文具品と一体になったもの、玩具にも導入されているなどの複合商品も登場している。

また、これを応用したものとして、音声だけでなく、映像信号も記録するものも登場している。(近年注目されている車に付ける「ドライブレコーダー」はその代表的なものである。)

尚、ICレコーダーは音声を記録(録音)する装置であるが、当然のことながら、記録された音声を再生することも可能である。(と言うよりも、再生できなかったら、録音する意味も無く、存在価値はゼロです。)で、音楽を再生すること(ステレオ再生可能という意味である。)が出来るものもある。で、音楽を聴くとなると、汎用メモリカードに記録した音楽ファイルを再生するということで、汎用メモリカードがすつてのカセットテープのような記録メディアとして用いたものも多数登場した。(近年では、メモリの大容量かとUSB端子を用いてデータを転送するという方式が主流になっている。)

技術の進歩が早いこともあって、ICレコーダーはある意味では技術の進歩を映した鏡ということも言えるでしょうね。

電子音」:電気回路によって作り出される音の総称である。簡単なものとしては電子ブザーの音などがこれであり、身の回りには色々とこれを発するものが多い。

基本的には、発振回路によって発振させた電気信号を増幅してスピーカーに入力して音を出すものである。この時、単一周波数の音を鳴らすことは簡単にできることであって、電子ブザーはこれである。(この音を「ブザー音」または「ビープ音」と言う。)また、異なる周波数の信号を発振させて、それらを合わせて出力する場合は「電子和音」と呼ばれる。(1つの周波数の信号を発振させて、その倍音成分を加えたものも、「電子和音」に含まれる。また、「電子和音」(複数の周波数成分を有する音)のことは「ビープ音」とは言わない。→「ビープ音」し分いつ周波数成分しか含んでいない音のことでもある。)

ブザー音は人に注意を喚起するために鳴らす音であるため、誰にでも聴きやすい周波数の音が使われる。一般的には数百Hz~数kHzの音が使われる。これは、人間の可聴周波数帯域は20~20kHzとされているが加齢と共に可聴帯域が狭くなっていくためであり、声として日常的に使われる周波数に近いものが使われる。

電気回路で作られる信号は正弦波であり、単一周波数の信号であり、発信周波数は自由に設計できるため、実に簡単な回路によって電子音を発生させる回路は構成される。

尚、電子音は、(基本的に)単一周波数の信号であるため、音の反射や反響も周波数に応じた変化が生じないことにより、人間の耳に到達した音は指向性が無いようになる。

現在では、様々な電子製品では単一周波数の電子音よりも、電子メロディや音声合成した音が用いられることが多くなっているが、安価な電子機器に於いては、単一周波数の電子音(ビープ音)は多用されている。

 

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