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古代少女隊ドグーンⅤ#1 [特撮]

あのドグちゃんがパワーアップして帰ってきた、ということだが、キャストはドグちゃん以外は総入れ替え、しかもドグちゃんのポジションも大きく変わっているということで、期待と不安が入り交じるスタートであったが、基本的には今期で最も期待している作品である。

「ジャンクドラマ」という所は相変わらずで、B級作品というノリも変わっていない。が、何処かしら前作にあった痛快さという所が薄かった初回でした。(まあ、初回ということで、登場人物の紹介と登場を描かなければならないから、仕方のないところですが...)それは、「風刺」という部分です。一方、土偶ビキニガドグちゃんを含めて6人も登場するということで、目の保養には成るが、数が多ければいいと言うものでもないと思うのですがね...尚、「戦隊化した」と言われているが、「戦隊」というよりはZENピクチャーズなどが製作している「戦隊シリーズ」と呼んでいる作品群のようなノリと展開であるのは言うまでもない。(演技的にも目を剃らしてくなる娘(ここでは誰と言うことはやめておきますが...)がいるのもまた事実でして...)

前作と大きく違ったのは、主題歌がアバン・タイトルにつづいて流れたということで、EDの所は次回予告と、前作にもあった「じゃんけん」ということになっているが、時間はCMカット、次回予告+じゃんけんまで合わせて24分半でした。(CM占有率は18.3%ということで、時間的には標準的な範囲でした。)

ある合コンが行われている。が、そこにマントを羽織った4人の娘たちが現れて、合コンをしている女たちに攻撃をした。女たちは妖怪らしい。が、妖怪退治に失敗し、逃げられてしまう。で、4人は「もう1人が必要だ」と言っていた。

自称・妖怪研究家の父・月宮雄三がかつて住んでいた家に住むことになって引っ越してきた息子の翔太。アルバイトを首になるような冴えない大学生である彼は、家を片付けているととんでもないものを発見する。儀式を行うような祭壇があり、庭からは何か光るものがある。で、そこに行ってみると、土偶らしきものがあった。で、それを叩くと、何と妖怪ハンターのドジちゃんが甦った。

ドジちゃんは以前、雄三と暮らしていたが、余りにもドジなことを繰り返していて、誤って爆発させてしまった爆弾で失った下半身を癒すために土の中で眠っていたのだった。また、ドジちゃんは雄三の死についても何か知っているようだった。

で、ドジちゃんは翔太に雄三からのメッセージを見せる。それは、ドジちゃんに協力して妖怪退治をせよ、というものだった。

しかし、翔太は合コンがあるということで、ドジちゃんから逃げようとする。ドジちゃんが追いかけ、例の4人も現れ、ドジちゃんを追う。ドリちゃん(この名前は「透明ドリちゃん」を思い出してしまう...)が「土偶フラワー」というフリスビーのような武器を投げるが、ドジちゃんは偶然にも(あっさりと)避けてしまった。続いてはドカちゃんが側にあった自動車を怪力で持ち上げて投げる。が、ドジちゃんは電柱にぶつかったことで飛んでくる車を避けてしまった。4人の側にいたシャシャ爺は「流石、伝説の問題児」ということを話し、4人はそのことが分かったが、同時に「われらの覚醒には彼女の協力が不可欠だってこともね。」と言っていた。

翔太は合コンにやってきて、参加する。相手は髪の長い5人の女性たちだが、表情がない。そんな中、翔太はドジちゃんの姿を見つけたことから一旦退席し、別の部屋でドジちゃんと話をする。ここでドジチュンは旨から立体映像(但し、青赤メガネで見るアナグリフ式の3D映像です。→最近の偏光メガネによる3D映像作品を意識しているが、安上がりに済ませる所が本作らしいところですね。が、赤青メガネだと偏光メガネ式よりも安価で容易に見られる。)で、雄三が事情の説明をする。ドジちゃんを助け、人間を妖怪の手から守るという使命を継ぐことを頼むが、翔太は呆れ顔だった。

合コンに戻った翔太だったが、店内の様子が変わっていて、仲間はおろか、女性たちもいなかった。そんな中、女性の1人が翔太の仲間のメガネを口から吐き出した。で、正体を現し、妖怪ゴーコンと名乗り、人間としてだめな奴ほど美味しく、翔太は実に美味そうということだった。で、翔太は妖怪の餌食になりそうになる。

その時「待ちな!」と4人の女が現れた。ドロちゃん、ドレちゃん、ドリちゃん、ドカちゃんと名乗り、バトル開始。が、4人は翔太を助けに来たのではなく、最強の臭い(=ドジちゃん)を感じてやってきただけだった。そんな所にドジちゃんが登場し、「仲間になって貰う」ということで、ドジちゃんは訳が分からないままバトル開始で外へ。武闘派のドロちゃんと怪力ドカちゃんが妖怪の相手をして、ドレちゃんとドリちゃんがドジちゃんに説明をする。で、シャシャ爺が語るが、ドジちゃんは表に言ってしまう。船盛に突っ込んだままの手が妖怪ゴーゴンを直撃し伸されてしまったゴーコン。更に翔太も張り倒してしまった。

で、5人が手を繋いで輪となって、力を合わせる。で、光の中からドグちゃんが現れた。カメラ目線で挨拶をしたドグちゃんが、5人に妖怪退治を教えるということで、ここから先はドグちゃんの一人舞台となる。立ち上がったゴーコンはドグちゃんという大物を相手に出来ることを喜んだが、結局はドグちゃんのドキドキウェーブで退治した。

翌日、家で翔太は、昨日のことは夢と思うようにしようとしていた。が、ドジちゃんが登場した。父の死のことを尋ねるが、「今は言えない」と返すドジちゃん。が、雄三から翔太のことを頼むと言われていたことも告げた。その頃、ドグちゃんと他の4人は祭壇のある部屋(雄三に言わせると「神殿」)にいた。その部屋が司令室になり、ドグちゃんは5人を一人前の妖怪ハンターに育てるために特訓をすることにした。そして5人を「新人部隊ドグーンV」と名付けた。で、特訓開始。まずは「うらら~!」で5人に渇を入れた。翔太もその巻き沿いを食ってしまって...

今回はドジちゃんが主役ということで、ドグちゃんは5人の指導者、司令官的なポジションとなる。が、初回は、妖怪退治という美味しいところはドグちゃんが持っていき、ドジちゃんは呆けを連発して存在感を見せたが、あとの4人はその他大勢になっていた。いずれは主役回ということがあるのだろうが、ドグちゃんとドジちゃんだけでもそれなりにやっていけそうに感じたのですが...(ただ写っているだけというキャラが出てきそうな予感が...)

前作と比べて「ブラック度」と言う所が殆ど無くなってしまったのが残念であるが、目の保養のためのお楽しみ度は確実にアップしている。ということで、ブラックな所を考えずに、単純に楽しむための作品に特化したようで、これはこれでいいんじゃない...何せ、余計なことを考えずに楽しめば良いだけですから...(ブラック度の高い風刺ドラマということで「ドグちゃん」は「ドラマ」にカテゴライズとたが、本作はそのドラマ的な部分が無くなっているので「特撮」にカテゴライズすることにしました。)

尚、ラスト(次回予告の後)に前作と同様に「じゃんけん」があったということで、これもお楽しみです。(今回は「手(チョキ)チョキ」でした。)

 

↓一応、前作関係を拾っておきます。

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