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ケータイ刑事銭形零1話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形零」の第1話「天才中学生刑事登場! ~世界最大の難問・モリマーの最終定理殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回限りです。で、今回は柴田さんがこれを使って計算していたということから「そろばん」について、この物語でポイントになった「電卓」について、この物語の事件の被害者と犯人はこれだったと言うことから「数学者」について、磯部教授がこれを利用してアリバイ工作をしていたことから「授業」について、そして犯人に対するちゃんクイズの答えだった「へび」について記します。尚、「そろばん」については「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]」で、「電卓」については「・8話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語について、過去に記した裏ネタ編は2008/1/27日付で記しています。)

そろばん」:漢字で記すと「算盤」または「十露盤」と表記する。計算器の一つであり、古くから中国や日本で使われてきた道具である。構造は、横長の箱の横方向に梁を設け、これを貫く形で縦方向に多数の串を渡し、それぞれの串には5個~7個の珠を貫く構成となっている。梁上には1個または2個の珠を設け、これは1個の珠で数字の「5」を表している。また、梁下には4個または5個の珠を設け、1個の珠は数字の「1」を表している。そして、珠を上下に動かすことで加減乗除の計算を行う。

起源は宗から元の時代の中国という説と、古代バビロニアという説とがある。また、中米のアステカにも存在することから、そちらという説もある。尚、日本には室町時代の末期に伝来したとされている。

昔は「読み書きそろばん」と言われたように、そろばんは基本的な学問の一つとされていた。小学校でもそろばんの授業が必須であったという時代がある。しかし、電卓の普及によって、次第に取って代わられるようになり、現在では「そろばん」は殆ど使われなくなった。しかし、「10進法」の概念を説明するのには「そろばん」は都合が良く、教材として生き残っている。また、実際にそろばんを使わなくても、頭の中でそろばんを思い浮かべて暗算することで、暗算を早く行うことが出来るとされていて、小学生の習い事の一つとしては現在でも広く行われている。

また、そろばんを使うことで手先を素早くこまめに動かすことになり、これが能の発育に良いとされ、近年では見直されている。→考えてみれば、電卓は電池が無ければ「唯の箱」にしかすぎないが、そろばんは電池は不要で使えますし...

英語とオランダ語では「Abacus」、ドイツ語では「Abakus」、フランス語では「Boulier」、イタリア語では「Abaco」、スペイン語では「Ábaco」と言う。

電卓」:「電子卓上計算機」というのが正式名称であり、その略称であるのだが、1979年にJIS規格が「電子卓上計算機」のことを略称である「電卓」という名称を正式名称として採用したため、現在では普通名詞となっている。(「電子卓上計算機」とは言わなのが普通である。)

英語では「Calculator」、ドイツ語では「Taschenrechner」、フランス語では「Calculatrice」、イタリア語では「Calcolatrice」、スペイン語では「Calculadora」と言うが、現在では「Dentaku」と言っても通じるようになっている。

電子回路によって四則計算をはじめとする各種計算を行い、その計算結果を表示部に表示する小形の計算装置である。また「卓上」という言葉があるように、机の上に置いて使うのに適した大きさの小型の計算機という意味でもある。かつては文庫本や新書本程度の大きさがあるのが当たり前だったため、名称に「卓上」という言葉が入っていて、それが定着したが、技術の発展(特にICの技術と表示装置(液晶)の技術の発展が大きい。)によって小型化が進み、カード・サイズの電卓が登場し、更には腕時計、時計、携帯電話にもこの機能が組み込まれるようになり、とても「卓上」とは言えないような小さなものまで生まれている。(しかし、手入力のためのボタンが小さいと使いにくい、表示部も小さくすると計算結果が見にくい、ということもあって、一時期の小型化競争から脱却し、ある程度の大きさのものが現在は主流となっている。→再び「卓上」という言葉に相応しい程度の大きさに戻って来た。

「電卓」には簡単な計算だけできるものから、高度な計算までが可能というものまである。最も基本的な電卓は、四則演算と平方根、百分率の計算機能を持っていて、計算結果の表示は8桁というのが標準的である。(どんな電卓でも、これぐらいの機能を有しており、必要最小限と言うことが出来る。)それをベースにして、様々な計算が出来るように機能拡張された電卓があって、それが付加価値と成っている。尚、付加価値としては計算出来る関数が多いというだけでなく、1度のキー操作で「00」や「000」の入力が可能な入力キーを持っているもの、表示桁数が10桁、または12桁になっているものもある。一方、計算出来る関数としては、簡単な範囲では消費税計算ができるもの、三角関数、対数、指数計算、物理や工学計算機能が出来るものなどがある。また、そういうものは、計算結果が8桁を越えると有効数字が8~10桁ぐらいの間で指数表示を行うのが基本となっていて、最大で99桁までの計算が可能になっているものが一般的である。更には計算式をユーザーでプログラムすることが可能なもの、グラフ表示が可能なものなどがある。また、最近では工学表示ということで「K」「M」「G」「T」「P」「E」「m」「μ」「n」「p」「f」で表示することが可能なものもある。

「電卓」の歴史は1962年にイギリスで登場したのが最初である。日本には1964年に入って来た。尚、当時の電卓は真空管を使って回路を組んでいたため、かなり大きなものであって、「電子計算機」であって「電子卓上計算機」とは呼べるような代物ではなかった。(何せ、家一軒分ほどの大きさになったのですから...)が、真空管がトランジスターに置き換わるようになった1970年代には小形になり、更にICが使われるようになって、一段と小型化が進み、このころになって「卓上」という言葉がピッタリというサイズにまで小さくなった。

「電卓」の開発の歴史は、ICの開発競争の歴史でもあって、それが「電卓の小型化競争」、「液晶ディスプレイの開発」の歴史ともリンクしている。正に電卓は、現在の産業の基本となるテクノロジーが詰まった最先端技術として、1970年代には熾烈な開発競争が行われていたものである。そしてICの開発競争からLSIへと進化し、マイクロ・プロセッサの開発の礎となったことから、ある意味では電卓の発展がパソコンを生み出したと言っても過言ではない。

一方、電源の方も、当初はAC電源を使用していたが、電池が電源として用いられるようになって低消費電力化が進んでいくことになる。そして、ICの発展で電卓が小さくなっていくとボタン電池が使われねようになり、更には太陽電池を使ったものが登場し、太陽電池パネルの開発の基礎にもなった。

現在、「電卓」は余りにも身近な存在であるため、「たかが電卓」と思われてしまうのだが、「電卓」の開発競争があったために今日の電子回路技術に必要な技術(開発当時はいずれもが最先端技術である)が生まれ、それが今日のエレクトロニクス産業の基本になっている。つまり、「電卓」が無かったら、今日のエレクトロニクス技術は10年以上遅れていた、とも言われるように、それだけの技術の結晶である。しかし、「電卓」の功罪としては、暗算能力の低下という問題を生み出したのもまた事実である。ちょっとした四則計算であれば、電卓を使わないで暗算でやってしまいましょう。

数学者」:数学の研究を行っている学者の総称である。研究内容は、数理、論理、数、空間、確率、幾何など様々であり、物理学や天文学などとも繋がりのある分野まで、その幅は広い。また、化学などの研究者と違って、特に実験設備が無くても研究が可能ということもあって、大学などの機関に属していない、所謂「アマチュア数学者」という存在もある。(アマチュア数学者の場合は、本業ではなくて副業的に、または趣味で数学の研究をしているという人もいる。)

英語では「Mathematician」、ドイツ語では「Mathematiker」、フランス語では「Mathématicien」、イタリア語では「Matematico」、スペイン語では「Matemático」、オランダ語では「Wiskundige」と言う。

この物語の被害者・広中や犯人だった磯部は大学に所属する数学者であるが、ちゃんもモリマーの最終定理を解いてしまい、現役中学生であるということを考えると、アマチュア数学者と言ってもいいですね。

授業」:学校などの教育機関で、学問や技芸を教え授けること、または学校などで教育として行われるもののことである。基本的には教師が教育内容の説明を行う形で行われ、学習者はそれを聴いて学ぶ。尚、学習者に教科書を読ませたり、英訳させたり、数学の問題などを解かせる形で行われる場合は「講義」と言い、これは授業の一つの形態である。(方には、演習、実験、実習、実技がある。)

英語では「Class」または「Lesson」と言い、ドイツ語では「Unterricht」、フランス語では「Classe」、イタリア語では「Lezione」、スペイン語では「Lección」と言う。

へび」:漢字では「蛇」と記す。一般的にはひらがな表記の「へび」、カタカナ表記の「ヘビ」、漢字表記の「蛇」が入り交じっている。しかし、動物学の世界(蛇の名前など)では基本的にカタカナ表記が採用されている。

トカゲ目ヘビ亜目の爬虫類の総称である。体は円筒形で細長く、鱗が瓦状に体の表面を覆っている。また、肢と肢帯が無いというのが特徴である。

南極大陸を除く地球上の各大陸に生息していているが、生息地域は熱帯を中心とした比較的温度の高い範囲であり、亜熱帯や温帯にも分布しているが寒冷地にはあまりいない。(寒くなると冬眠してしまう動物でもある。)また、種類は3000種弱が確認されている。また、全てが肉食性である。毒を持っている種もあるが、毒を持っているのは700種を越えたぐらいであって、ヘビの種類の中では約1/4でしかない。但し、爬虫類の中で毒を持っているのはその殆どがヘビである。(これを考えると、毒を持っている動物というのは意外と少ないのである。)

大きさは種によってかなり差があるが、大きい種は体長が10mにも達するものがいる。一方、小さいものは、成虫であっても体長は10cm程度というものまでいる。

肢がないということで、何処までが胴で、どこからが尾なのかということがよく語られるが、一般には肛門(総排出口)から先が尾とされている。尚、胴には肋骨があるが、尾にはそれがないので、骨格を見れば一目瞭然である。

ヘビは肢がないということで、餌となる小動物(陸上の小動物、鳥、昆虫など)は丸呑みにする。そのため、普段は紐状の体をしているが、小動物を呑み込んだ時には体の一部分が膨れているという状態の場合もある。尚、体長が数m以上になる巨大なヘビの場合は人間でも丸呑みしてしまうことも可能である。(牛などの家畜を丸呑みするような猛者もいるぐらいである。)

ヘビは、その姿から嫌われている動物であるが、古い時代ではその姿、また長期間何も食べずに生きていくことが出来るということから、神の遣いの動物とされていて、信仰の対象になった動物でもある。また、古代エジプトの王族の紋章をはじめ、王たちが好んで紋章に取り入れた動物でもあり、神聖化されていた動物でもあった。しかし、キリスト教やイスラム教では悪魔の使いとされている動物でもある。(そのイメージから、現代でも「邪悪な動物」というイメージが根強くある。)

その一方で、食用として肉を食べる地域がある。(中国などの東アジアであって、日本でも食用とされることもある。)また、薬用として漢方薬として利用されたり、皮を装飾品に利用することもある。また、中にはペットとして飼育している人もいる。(但し、一部の種は特定動物に指定されているため、飼育しようとすると地方自治体の許可が必要になり、勝手に飼育することは出来ない。→毒蛇などを飼育したいという人もいるが、何かあって逃げ出したら危険ですし、そういうヘビは簡単に飼育は許可されないのは当然である。)

尚、日本では古語の世界では「へび」とは呼ばずに「へみ」と呼んでいた。(「蛇」も「へみ」と呼んでいた。)俳句の世界では「蛇(へび)」をはじめ「青大将」「ながむし」「くちなは」などその全てが夏の季語である。また、英語では「Snake」、ドイツ語では「Schlange」、フランス語では「Serpent」、イタリア語では「Serpente」、スペイン語では「Serpiente」、韓国語では「ペム」と言う。

 

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