ケータイ刑事銭形零2話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第2話「死を招くハリセン? ~完全密室殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭の零ちゃんと高村さんとのやりとりの場所だった「取調室」について、「自習室」について、そしてそのやりとりで出てきた言葉から「人形ごっこ」について、「おままごと」について、「セーラームーン」について、そして零ちゃんが返した言葉の中から「幼稚園生」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])の前編は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語について、過去に記した裏ネタ編は2008/2/3日付で記しています。)
「取調室」:警察が犯罪捜査を詳しく調べるのに用いる部屋のことであって、容疑者に対しての取り調べを行う部屋のことである。(あくまでも「容疑者」が対象となるのが基本である。)警察署内に設けられた部屋の一つである。(1部屋しかないということはなく、複数の取調室が警察署には設けられている。)
ここで行われる取り調べで、自白を強要したり、暴力的に自白を引きだそうとするという方法が何かと問題になっていることがある。そのため、可視化をすべきという声が上がっている。
「自習室」:「自習」とは文字通り自分で学習する人であるが、学校や図書館、予備校などが生徒に対して自習することの出来る場所として提供する部屋のことである。小中高校であれば図書室に併設されている場合が一般的であるが、予備校や専門学校では自習のための専用の部屋を用意していることが一般的となっている。また、大学では図書館ら併設されている場合と、専用の部屋が設けられている場合とがある。
また、近年では社会人が資格取得のための勉強で自習する際に利用する自習室を商売として経営している業者もある。(これは有料の自習室と言うことになるが、それだけの設備が整っている。)
尚、英語では「Study Hall」と言う。
「人形ごっこ」:人形で遊ぶ遊び、または人形の真似をして遊ぶ遊びのことである。主に低年齢の子供が遊ぶ遊びとしてはポピュラーなものであり、誰でも経験している遊びの一つでもある。(日本だけではなく、この遊びは世界共通の子供の遊びであって、何処の国にもあるものである。)尚、「人形」のことを「お人形さん」と言うこともあるため、「お人形さんごっこ」と言うこともある。(この物語では高村さんはこちらの言い方をしていましたね。)
とは言っても、以前と比べると、この遊びの内容も変化が見られる。昔は、母親の手作りの人形であったり、紙で作った人形などが使われることが一般的であったが、最近では立派な人形を親が買い与え、その人形に付随する様々なアイテムなどを使って遊ぶというのが一般的になっている。(まあ、時代の変化ということですね。)
「おままごと」:「ままごと」とも言う。漢字で記すと「飯事」となる。子供(特に幼児)の遊びの1つであって、玩具を使って、家庭の日常生活を燃した遊びであって、炊事や食事などを中心にしたごっこのような遊びである。(ということで、ままごとセットとなると、キッチン・セットと玩具の料理というのが定番となる。)中心となる女の子がお母さんの役となり、男のがいると間違いなくお父さんの役となる。(女の子でもお父さん役になる場合もある。)また、それ以外では子供やおじいちゃん、おばあちゃん、更にはペットの動物の役が登場することがある。1人でも遊ぶことは出来るが、一般的には2~3人で遊ぶことが多い。(2人の場合は若夫婦、3人だとプラス1として何かが加わった家族となって、家庭ごっこをする。)
基本的には女児の遊びとされているのだが、男児も一緒に遊ぶことが出来る遊びである。よって、誰でも子どもの頃にこれをやって遊んだことがあるでしょうね。ちなみに、この遊びは細かい所では違いがあるものの、世界各国で子供の遊びとしてあるものである。
尚、英語では「Play House」と言うが、これは名詞としての「ままごと」と言う意味と、「ままごとをする」という動詞としての意味の双方がある。
「セーラームーン」:「美少女戦士セーラームーン」のことである。武内直子による漫画と、その漫画を原作にしたテレビ・アニメ作品、実写ドラマ、舞台ミュージカルがある。
漫画は講談社の発行する「なかよし」に1992年から連載されたものであり、テレビアニメ化されたのも1992年からで、漫画連載とテレビアニメ放送とが同時進行した作品である。当初は1年で終了する予定であったが、大ヒットとなったことから1年毎に新シリーズとなる形で、第5シリーズまで続く作品となった。(漫画連載も同様である。)で、1997年初頭まで漫画連載とテレビアニメの放送が続いた。尚、「なかよし」は月刊誌であり、テレビアニメは毎週の放送であるので、話数としてはテレビアニメの方が多くなる。但し、アニメは5年間放送されたものの、全5作でのトータル話数は200話である。また、5シリーズのタイトルは、放送順に「美少女戦士セーラームーン」、「美少女戦士セーラームーンR」、「美少女戦士セーラームーンS」、「美少女戦士セーラームーンSuperS」、「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」である。
また、漫画とアニメの大ヒットによって、ミュージカル作品として1993年から定期的に上演が始まり、こちらは2005年まで13年間も続く人気シリーズとなった。主演のセーラームーンは、初代の大山アンザから始まって、2代目が原史奈(歴代セーラームーンの中で唯一人の「ケータイ刑事」出演者であって、「海・1st.12話」にゲスト出演している。)、3代目が神戸みゆき(2008年に亡くなった)、4代目が黒木マリナである。(他のセーラー戦士たちも同様に代替わりしているが、セーラームーンよりも入れ替わりが激しく、10人前後が演じている。)
実写ドラマは2003年10月から2004年9月(「ケータイ刑事」で言うと、「銭形舞」と「銭形泪」の本放送の時期と一致することになりますね。)に全49話が放送された作品である。(セーラームーンは沢井美優が演じた。)部分的に漫画やアニメ版からの修正点があるが、世界観は受け継いでいる作品である。
兎に角、大ヒットとなってブームを巻き起こした作品であって、1990年代を代表するテレビ番組の一つである。ちなみに、放送時間は毎週土曜日の19時でした。
「幼稚園生」:幼児教育施設である幼稚園に籍を置いている幼児(日本の法律ではこのように呼ぶ。)のことである。「幼稚園児」と言う場合もある。(保育園に通っている幼児のことは「保育園児」と呼んで区別される。→「保育園」は幼児の保育をするための施設であり、「幼稚園」は就学前幼児の保育と教育を行う学校であって、全く別物である。)
英語では「Hindegartner」と言う。
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