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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その177) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「上空からの降下、その着地」です。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは既に何度もこのネタで取り上げている「・3rd.7話」を、「007」からは「リビング・デイライツ」です。(それだけ「・3rd.7話」はネタが豊富と言うことでもあります。)

ケータイ刑事」:「・3rd.7話」。「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」と言う物語である。この物語はサブタイトルにもあるようにフィギュア劇であるが、それを活かした設定の物語となっているため、SF度とアクション度の高い物語になっていて、「ケータイ刑事」トリーズの物語としたらスケールの大きな物語となっている。

マリオネット・エナジーが東京に放たれた、人々は全て1/6スケールの大きさになってしまった。ちゃんや松山さんも1/6サイズになってしまった。そんな所にいつものように事件発生の入電が入り、現場となった下北沢に向かおうとする。しかし、体が1/6スケールになってしまったことで、下北沢が遠く、いっこうに辿り着かない、そんな所に柴田さんが作ったバケツに風船を取り付けた気球で現場に向かうことになった。

ちゃんたち3人が乗った気球は順調に下北沢の上空に辿り着くが、この気球は「一度上昇したら降下することが出来ない」という欠点があり、地上に降りるにはスカイダイビングで降りなければならなかった。しかしバケツ気球には「パラシュート」という気の利いたものは一切なく、柴田さんが降下用に用意していたのは普通の傘/パラソルであった。ということで、海ちゃんたちはその傘を手にしてバケツ気球から地面に向かってスカイダイビングの要領で飛び降りた。(柴田さんは劇中で「高度12000m」と言っていたが、そんな上空に酸素マスク無しというのは考えられない。また、体は1/6サイズなので、実際は高度2000mの上空だと考えるべきでしょう。この高度ならば、酸素マスク無しでも問題ないですし...)

地表を目指して降下していく3人は、途中で傘を開いた。で、ちゃんはメリー・ポピンズのように優雅に、そしてゆっくりと降りてきて、見事に着地を果たした。しかし、2番目に着地した柴田さんは、地面には到着したものの、草むらに頭から突っ込んでいて、逆立ち状態になっていた。(ちゃんに「こんな所でも逆立ちですか?」と突っ込まれていた。)そして3人目の松山さんは、地面に到着せずに電柱に引っかかってしまい、ちゃんに「何、遊んでるんですか?」と突っ込まれていた。

まともに着地したのはちゃんだけだったが、3人とも何とか事件現場の下北沢に到着したということで、この後は捜査を開始ということになった。

007」:「リビング・デイライツ」。1987年のシリーズ第15作であり、4代目ボンドのデビュー作である。3代目から若返ったことを強調した作品となったが、同時にボンドも人間ということで「人間ボンド」を強調した作品でもありました。(「人間ボンド」は次作で更に強く描かれることになった。)

冒頭部分で、MI-6の00要員がジブラルタルでの演習に参加することになり、007(ボンド)と、002、004が参加することになった。Mが3人に対して支持を出し、3人は飛行機からダイブしてジブラルタルの基地に潜入することになる。(演習である。)スカイダイビングの要領で降下する3人は誌第に目標に近づいて行く。で、パラシュートを開いて地面に着地と言うことになる。

007は見事な着地をして、すぐさまパラシュートを畳み込み、気づかれないような着地を果たした。また、004もボンドと同様に普通の着地をして、すぐさまパラシュートを回収した。しかし、3人目に着地した002は木の枝に引っかかってしまい、地面に足が届かずに宙ぶらりんの状態になってしまった。で、パラシュートを外して地面に着地した。が、(演習の)的に発見されてしまい、すぐさま背後から撃たれてしまう。(演習なので模擬弾である。)で、振り返ったが、もう一発くらい、潜入演習はアウトということになってしまった。

着地に成功して(演習の)作戦を開始した007と004は、それぞれ別ルートで岩山を登って基地に潜入しようとする。が、004が登って行こうとする先にはKGBのスパイ(コスコフ将軍の息がかかっている。)がいた。演習に参加している兵士は、彼を演習で潜入してくるスパイと思い、模擬弾で仕留め、「アウト」を告げた。しかし、そんなことは関係ないとばかりに、スパイは演習兵に銃を向けると、あっさりと射殺してしまった。そして004の登ってくるロープにメッセージを付けたタグを落とし、ロープをナイフで切断した。で、004は真っ逆さまに転落していき、死んでしまった。004の悲鳴に気づいた007・ボンドはすぐさま落ちていった004の側に行き、「スパイに死を」というメッセージが記されたタグを発見し、ロープもナイフで切られていたことを確認した。また、怪しい車が逃げて行くのに気づくと、すぐさまそれを追った。

怪しい車に気づいた演習兵は模擬弾で止めようとするが、車は閉まらず、轢かれてしまう。ボンドも演習兵に気づかれて模擬弾で撃たれるが、怪しい車を追うのを止めず、何とか車の屋根にへばりついた。

最終的には、その車には爆弾が積んであり、演習兵の銃撃によって火が付いた状態になり、ボンドとの争いで崖から海に飛び出し、そこで爆弾が爆発してしまう。ボンドは海に飛び出した時にパラシュートを開いて何とか難を逃れたが、爆発した車の火の粉がパラシュートを襲い、ボロボロになったパラシュートで、たまたま海を走っていたセレブ女性の船に着地した。で、電話で「1時間で戻る」と報告したが、船の女にグラスを差し出されて誘われたことで「2時間後だ」と訂正した。

共通点は、任務を帯びていて、上空から目的地に向かってスカイダイビングをして地表を目指したということ、ダイブをしたのは3人だったということ、主人公(銭形/ボンド)は見事な着地をしたということ、そして3人目は(電柱と木という違いがあるが)引っかかってしまって地面に無事に着地出来なかったということ、そして到着後はすぐさま任務を開始したということである。

一方、相違点は、「ケータイ刑事」では身体的なサイズが1/6になっていて、傘を用いてて着地したが、「007」ではパラシュートを用いて着地したこと、「ケータイ刑事」では事件現場に到着して実務を開始したが、「007」では任務とはいうものの、それは実務ではなくて演習だったということである。

次回も「シチュエーション」ということで記す予定です。何が登場するかはお楽しみに。

 

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