ケータイ刑事銭形零3話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形零・裏ネタ編」の増補作業は第3話の「死の19番ホール ~ゴルフ場殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「ホール」について、「ゴルフ」について、「ゴルフ場」について記します。尚、「ゴルフ」については「愛・17話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/7日付です。)
「ホール」:いくつかの意味があるが、ここでは当然のことながら、ゴルフをプレーするコースのことである。ゴルフはボールを穴に入れるという球技であることから、穴を意味する「Hole」からこのように呼ばれるようになった。1つのホールは、第一打を打つ場所であるティーインググラウンド、スルーザグリーン(フェアウェーとラフに区分される)、ハザード(池、川、バンカーなど)、グリーンとが設けられていて、コース外は「Out of Bounds」(略して「OB」と言う)と呼ばれる。グリーンにはボールを入れるホール(「カップ」と呼ぶこともある。)が1つだけ設けられていて、1つのホールに対して1つのコースが用意されている。(そのホールが18集まってゴルフをプレーすることになる。)
それ以外の「ホール」としては、英語の「Hole」という単語に関係する事柄から、「穴」「孔」のこと、欠点、盲点、欠陥を意味する「アナ」(「ケータイ刑事」では時々犯人が銭形に対して「アナだらけの推理」と言うことがあるが、この場合の「アナ」はこの意味の「ホール」である。)、物理学(電子物理)では価電子帯の電子が不足した状態のことを言う。また、英語の「Hall」という単語に関することから、宴会場、劇場、公会堂、集会所、ダンスホール、などの施設のこと、または各家庭の玄関ホールのこと、である。
また、固有名詞としての「ホール」(地名や人名)もあるが、これらに関しては省略する。
「ゴルフ」:小球をクラブと呼ばれる棒状の道具で打って、コースに定められたホール(またはカップとも言うこともある。)と言われる穴に、その小球を入れるまでに要した打数の少なさを競うスポーツである。クラブは何種類かのものがあって、それを使い分けてプレーすることになる。(長距離用、中距離用、グリーン上でのパット用などがある。)
漢字では「孔球」と表記し、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、オランダ語など、多くの言語では「Golf」といい、ポルトガル語では「Golfe」、スコットランド語では「Gowf」、中国語では「高爾夫球」と言う。
1プレーの正規のコースは、前半のアウト9ホールと後半のイン9ホールの合計18ホールであって、その18ホールでの打数を競い合うことになる。また、全部で18ある各ホールの距離はまちまちであって一定ではない。当然のことながら、地形が違っていて、コースの障害となるバンカーや池、川などが設置されているホールもある。
各ホールには、それぞれ標準打数が設定されていて、それと同じ打数で小球を穴に入れると「パー」といい、1打少ないと「バーディ」、2打少ないと「イーグル」、3打少ないと「アルバトロス」、4打少ないことを「コンドル」と言う。逆に1打多いと「ボギー」、2打多いと「ダブルボギー」、3打多いと「トリプルボギー」と呼ばれる。(イーグルまではよくあるが、アルバトロスは殆ど起こらない、コンドルになるとあり得ないと言っても良い。(簡単にコンドルが生まれるのなら、そのホールの標準打数は2つぐらい減らされます。)逆に、多い方については、理論上は無限大であるが、4打以上多くなると、「ボギー」を使わずに「+○打」と実際の打数で言われるのが一般的である。)
基本的には個人戦の球技であるが、団体戦というプレー・スタイルもある。また、18ホールのそれぞれのホールで打数の少ない方を勝ちとして、18ホールの勝ち負けの数で全体の勝敗を決める「マッチプレー」と呼ばれる試合形式もある。
他のスポーツと大きく違うのは、審判が判定するのではなく、各プレイヤーの打数はプレーヤーの自己申告になっているという所である。(大会では競技委員はいるが、「審判」はいない。)そのため、誰も見ていなければ誤魔化して申告することも可能である。マナーを大事にすることからも「紳士のスポーツ」と言われるゴルフであるが、嘘を申告してそれがバレてしまうと、その人は完全に信用を失ってしまうと共に、紳士ではない、として相手にされなくなってしまいます。(こういう所は性善説で考えられているということになる。)
ゴルフの起源については、スコットランド発祥説、オランダ発祥説、元の時代の中国発祥説などがあり、定かではない。が、18世紀には既に、スコットランドやイングランドで、貴族たちの間でほぼ現在の形でプレーされていたとされていることもあって、現在では「スコットランド発祥説」が有力とされている。また、現在では15世紀ごろに始まったという考えが一般的になっている。
日本には、1903年に兵庫・六甲山に神戸ゴルフ倶楽部が作られたことから始まった。しかし、盛んになったのは高度経済成長期の1960年代になってからである。また、現在では何かと税金がたくさん掛けられているということから、お金がかかる球技の一つとしての悪評もあるのもまた事実である。(要するに、当初は贅沢なスポーツとされていたため、各種税金が掛けられている。いずれにしても、税金は取れる所から取ろうという考えは変わらないでしょうから、ゴルフに関して色々と設定されている税金は、増税はあっても減税は無いでしょうね...)
また、1900年(パリ)と1904年(セントルイス)のオリンピックでは、ゴルフは正式競技として開催されていたが、そり以後は正式競技から外されていた。しかし、2016年のリオデジャネイロ五輪からは正式競技として採用されることになった。
「ゴルフ場」:ゴルフをプレイするために設計された施設のことである。英語では「Golf Course」と言うことから、日本語でも「ゴルフコース」と言うこともある。または、「カントリークラブ」と言う場合もある。それ以外の言語では、ドイツ語では「Golfplatz」、フランス語では「Terrain de Golf」、イタリア語では「Campo da Golf」、オランダ語では「Golfbaan」、中国語では「高爾夫球場」という。
ゴルフは18ホールを回ってプレする球技であるため、通常は18ホールが設けられている。(大きな所になると、その倍の36ホールを設けている所もある。この場合は18ホールのゴルフ場が2つあると考えた方がよい。)
当然のことながら、ゴルフ場にはプレーをするホール以外に、クラブハウスと呼ばれる施設があって、ここにはロッカー、レストラン、売店、休憩所などがあって、ゴルフをプレーする際に利用できるのは言うまでもない。
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