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IAN NORTH『MY GIRLFRIEND'S DEAD』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、パワーポップ・バンドであったMILK 'N' COOKIESを率いていた彼が渡英し、アメリカに帰国した1980年に発表したソロ・アルバムである。(ソロ・アルバムということでは2枚目になる。)彼は、アメリカ・NYのパンク・ムーヴメント、そしてイギリスのパンク・ミュージックに深く関与していたミュージシャンであるため、ソロとしてもパンク色が色濃く反映されたサウンドを聴かせている。(但し、'80'sも中盤になると、シンセサイザーを使ったエレクトリック・サウンド(所謂「エレポップ」)に染まっていくことになりますが...)

収録曲は、オリジナル版では全10曲であったが、2008年に再発された時に4曲のボーナス・トラックが追加されて、現在は全14曲となっている。収録曲は以下の通りである。『Remember My Name』『The Naked City』『Living With The Jet Set』『We're Not Lonely』『Twenty Five Years』『Model's World』『My Girlfriend's Dead』『Son Of G.I. Joe』『Interview With The Vampire』『Youth In Asia』。(以下、ボーナス・トラック)『Romance』『Only Love Is Left Alive』『Sex Lust You』『White Gardens』。

お薦め曲としては、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『My Girlfriend's Dead』と、『The Naked City』『Twenty Five Years』『Youth In Asia』という所をピックアップしておく。

特にヒットした曲は生まれておらず、'80年という時代では、既に「ポスト・パンク」として登場下様々な音楽でさえ既に淘汰されており、時期的には遅かったという内容のアルバムになってしまったのだが、出来の方は決して悪くはない。(要するに、「遅すぎた」という言葉がピッタリになってしまった、と言うことである。)

パンク・ミュージックに触れたという方であれば、一応チェックしておいた方が良いのではないか、というアルバムであるが、後に彼はシンセサイザーをバリバリに使ったエレクトリック・サウンドに変貌するが、そういう時代の彼のファンにとってはされた方が良いかも...

 

My Girlfriend's Dead

My Girlfriend's Dead

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Repeat Records
  • 発売日: 2008/10/20
  • メディア: CD

マイ・ガールフレンズ・デッド

マイ・ガールフレンズ・デッド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィッド
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD

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