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IAM『...DE LA PLANÈTE MARS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1991年に発表された彼らの1st.ディスク・アルバムである。(一応、1989年にカセット・アルバムがリリースされているが、DISCという形でリリースされたのは本作が最初である。)フランス出身のヒップ・ホップ・グループということで、日本では殆ど名前が出ることが無いのだが、一部の曲を英語で歌っていることから、英米では結構紹介されているグループでもある。(フランスの音楽と言うと、日本では、フレンチ・ポップスとシャンソンというイメージが強いが、当然のことながらそれだけではない。)フランス・マルセイユ出身であり、結成は1989年で、1989年にはデビュー・カセット(カセットテープのみのリリースであった。)を発表しているということで、ちょっと変わったことを行っているグループでもある。(そのカセットに収録されていた曲の一部は本アルバムにも収録されている。)

収録曲は以下の全23曲である。『Pharaon Revient』『Planète Mars』『Jazz』『Tam-Tam de L'Afrique』『IAM Concept』『Crack』『Attentat』『Disco Club』『Le Nouveau Président』『IAM Bercy』『Non Aoumis À l'état』『1 Peu Trop Court』『Do The Raï Thing』『Red, Black And Green』『Lève Ton Slip』『Elvis』『Unité』『Kheops € à L'horizon』『Je Viens De Marseille』『Wake Up』『Crécelle』『La Tension Monte』『Rapline Ⅱ』。

この中からシングル・カットされたのは3曲であって、『Red, Black And Green』『Tam-Tam de L'Afrique』『Planète Mars』の順番でリリースされている。尚、『Red, Black And Green』は1989年にリリースされたデビュー・カセットの収録曲の1曲であるが、シングルとしてリリースされたのは1991年になってからであった。(彼らの1st.シングルでもある。)

お薦め曲としては、『Jazz』『Disco Club』『Red, Black And Green』『Elvis』『Wake Up』という所をピックアップしておくが、フランス語の曲については省かせてもらっている。(歌詞の内容を理解し切れていないためです。)

彼らがブレイクするのは1997年になってからであるが、それは同時にメンバーのソロ活動も活発になっていき、グループとしての活動ペースは鈍くなっている。ある意味では、最もエネルギッシュだったのは本アルバムのリリースの時期でもあり、そう言うことでも、ヒップ・ホップがお好きな方としてはチェックしておいても宜しいかと...

または、日本では珍しいフランスのヒップ・ホップということで、好奇心旺盛な方は、どういうものなのかを知るということで、一度は耳を傾けてみるのもよろしいかと...

 

De La Planete Mars

De La Planete Mars

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hostile France
  • 発売日: 2004/04/27
  • メディア: CD


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