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JENNIFER HOLLIDAY『FEEL MY SOUL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。それ以前からブロードウェーの舞台に立っていた彼女は、オリジナルキャスト盤の「DREAMGIRLS」で歌った曲がシングル・カットされているということで、シンガーとしても知られている存在であって、歌唱力は定評があったが、そんな彼女の満を持してのアルバムである。チャート成績は、Billboardのアルバム・チャートで最高位31位を記録している。(彼女の発表したソロ・アルバムの中では最大のヒットとなった。)

収録曲は以下の全9曲である。『Just Let Me Wait』『I Am Ready Now』『This Game Of Love (I'm Never Coming Down)』『I Am Love』『Shine A Light』『Just For A While』『My Sweet Delight』『Change Is Gonna Come』『This Day』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『I Am Love』はBillboardのHOT 100では最高位49位、R&Bチャートでは2位を記録するヒットとなり、2nd.シングルの『Just Let Me Wait』はBillboardのR&Bチャートで最高位23位を記録している。(ちなみに、「DREAMGIRL」からのシングルである1982年にリリースされている『And I Am Telling You I'm Not Going』はBillboardで22位、R&Bチャートでは1位を記録しており、それを越えることは出来なかった。)

お薦め曲は、シングル・カットされている『I Am Love』と『Just Let Me Wait』、そして『I Am Ready Now』『Change Is Gonna Come』『This Day』と言うところをピックアップしておく。

歌唱力があって、安心して聴いていられるものの、アルバムとしては迫力或る彼女のボーカルを中心としたものであって、ゴスペルに近いアルバムである。そのため、日本では今一つ親しみにくい内容でもある。が、迫力あるボーカルは圧巻であって、(特に女性ボーカルを)じっくりと歌を聴こう、という方にはピッタリのアルバムである。

それにしても、R&B、ゴスペル系の黒人女性シンガーとなると、歌唱力は本当にスゴイですね。兎に角、声量の豊かさ、迫力、パワフルなところには一瞬でKOされてしまうほどの迫力である。兎に角、じっくりとボーカルを聴きたいという方にはお勧めのアルバムである。

 

Feel My Soul

Feel My Soul

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Geffen Gold Line Sp.
  • 発売日: 1998/08/11
  • メディア: CD


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