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ケータイ刑事銭形雷18話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第18話の「地球最後の日! ~デイ・アフター・トゥモロー殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の2回目となる今回は、この物語で行われていたのがこれと言うことで、「極秘会議」について、その場所がここだったと言うことで「地下シェルター」について、このような呼び名もあったと言うことから「マスターズ」についてと「サミット」について記します。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/4/30付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

極秘会議」:「極秘」とは、極めて秘密なことを言う。外部に知られたくない情報のことを指す「秘密」の一つであるが、その中でも特に重要なもののことを特に「極秘」と言う。

一方、「会議」とは、関係者が集まって何かを決めるための集まりのことである。(そこから転じて、何かを競技する機関のことも指す。)独裁体制が確立している世界では、トップダウンで意思決定が行われるため、「会議」は名ばかりのものになるが、民主主義体制が保証されている範囲では、これは重要な意思決定機関になる。

ということで、「極秘会議」とは、特に重要な外部に知られたくないような秘密事項が議題となる会議のことである。

ただ、この物語の場合は「極秘」と言ってもその看板を出しているようなことをしていたので、名ばかりのものだったと言うことになりますけど...

地下シェルター」:「地下」とは、地面よりも下のことであって「地中」「地底」ということもある。基本的には地面を掘って作られた空間と言うことになる。

一方、「シェルター」とは、「隠れ場所」「避難所」「防空壕」のことである。特に、戦争中、敵の攻撃を避けて生き延びるために一時的に非難する場所として防空壕が利用されが、これは立派なシェルターである。また、第二次大戦後の冷戦時代には、米ソが共に核兵器の開発を行い、核武装して冷戦に突入したが、この時代には敵の核攻撃に備えた「核シェルター」というものが色々と作られた。現在でも、災害やテロ、戦争に備えて備えられている。

但し、現在「シェルター」と言うと、核シェルターのように、その中で避難生活が出来るだけの装備が備えられている物のことを指し、単なる「避難場所」のことは「シェルター」とは呼ばないのが一般的になっている。

元々は「避難所」と言う意味である「シェルター」であるため、地上にあるシェルターもある。(夕立のために一時的に雨宿りする場所も、意味の上では「一時的な避難場所」となるため、「シェルター」と言うことが出来る。)

「地下シェルター」は、そういう避難場所であるシェルターの中でも地下に設けられたシェルターのことを指す。有事には、外界と完全に遮断することが可能な作りになっており、濾過装置が付いている換気口での換気を行う以外は外界とは完全に遮断することが出来るものであり、光も入らないようになっているものである。一応、核戦争による放射能があっても、または生物兵器や化学兵器が使われても、外界とは遮断されているため、そういう事態でも耐えられるものである。(但し、地下を含めた爆撃の場合は、物理的に破壊されてしまって役に立たない可能性もあり得る。)

尚、収容人員は、数千人規模という大規模な物から、一般家族程度の数人程度のものまで様々である。公共施設に備えられた物はある程度の大人数の収容が可能になっているが、一般家庭では地下にその家の住人用の地下シェルターを設けられているような家も(一部には)ある。

この物語に登場した地下シェルターは、大人数とまでは行かないものの、数人用というものでしたね。→備蓄されている食糧が収容人員を決めるファクターであるのはいうまでもないが、それなりの部屋と倉庫という構成では、二桁の人数を収容可能とは言えないですし...(備蓄される食糧を収容できる空間はある程度ありましたけどね...)

マスターズ」:毎年4月に、アメリカ・ジョージア州オーガスタで開催されるゴルフ競技会のことを指すのが一般的である。この大会には世界中の有力選手のみが出場できる大会であるため、これに参加できるのは一流選手と言うことになり、それだけで権威があることになる。それが転じて、参加するにはある一定以上のレベルに達していないと参加できないもののことを「マスターズ」と言うようになった。

その一例としては、中高年のための国際競技会としての「マスターズ大会」がある。これは世界的な大会であるが、同時に女史は30歳以上、男子は35歳以上にならないと参加できない大会である。

この大会の出場年令制限があることから、中高年のみが参加できるスポーツ大会のことを「○○マスターズ」と言うのも一般的になっている。→この一例としては、プロ野球選手のOBが、プロ野球のシーズンオフとなる機関に行っていた「プロ野球マスターズリーグ」があった。

この物語では、気象学の四天王が参加すると言うことで、権威がある人が出席するということで「マスターズ」と呼ばれていることがある、ということですね。

サミット」:元々は「頂上」「頂点」と言う意味である。(英語の「Summit」)そこから「首脳」と言う意味が生まれている。

現在では「サミット」と言うと「主要国首脳会議」のことを指すのが一般的になっている。これは1975年にフランスの提唱によって始まったものであり、毎年行われているものである。(開催場所は参加国の持ち回りである。)スタート時には、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、イタリア、日本の6ヶ国参加していたが、現在では西ドイツが東西ドイツが統一されたことでドイツとなっており、これにカナダ、ロシアが加わり、更にEU委員長も出席するようになっている。「G8」と言う呼び方もある。

この物語では本来の「サミット」という言葉の意味である「頂点」という意味で、気象学の頂点にいる四天王が参加しているということで「サミット」と呼ばれていることがある、ということですね。

 

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