ケータイ刑事銭形雷18話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第18話の「地球最後の日! ~デイ・アフター・トゥモロー殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の5回目となる今回は、この物語でベタなギャグとして登場したものから「たらい」について、「一斗缶」について、これがあったということで「自家発電システム」について、実はそれはこれだったということから「エアロバイク」について、実は全てはこうだったということから「機械仕掛け」について記します。尚、「エアロバイク」については「海・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。
また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/4/30付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「たらい」:漢字で記すと「盥」と書く。水やお湯を中に入れて、顔や手を洗ったり、洗濯物を洗うのに使用される器の総称である。特にサイズの規定は無いが、比較的大きいもののことを指す。(小さいもの(容量が数リットル程度のもの)は「洗面器」と呼ばれることが一般的である。)
普通は丸くて平たい形状をしており、木製、金属製、プラスチック製のものがある。古くからあるもので、江戸時代までは桶のバリュエーションの1つとして、径が大きく、深さがそれほどでもないものとして木で作られていた。用途としては、洗濯、赤ちゃんの産湯、行水、足湯を含む足を洗う/温めるなどである。また、盥の中でもそれほど大きく無いものは、調理用の器(例えば寿司飯を作る、ちらし寿司を作るなど)としても使用されることがある。
第二次大戦後に、金属製のものが登場するようになるが、同時に(電気)洗濯機の登場によって洗濯のための需要が減り、各家庭に風呂が当たり前のように設けらていったことで行水での需要が減り、現在では一般家庭では余り見ることが無くなっている。(旅館や産院などではそれなりに利用されている。)また、金属製以外のものとして、プラスチック製のものも登場している。
尚、各家庭の風呂には、よりサイズが小さくなった洗面器が普及しているが、これは味方によっては「たらい」が小型化したものということも出来る。(用途は「行水」または「洗面」ということになる。)
尚、「たらい回し」という言葉があるが、この言葉の語源は、大きな盥を足で回すという曲芸のことてあり、それが転じて、物事に対して責任を持たずに他の部署に送って(押しつけて)責任逃れをすることを言うようになった。
英語では「Basin」または「Tub」「Washtub」などと言い、ドイツ語では「Wanne」、フランス語では「Baignoire」、イタリア語では「Vasca」、スペイン語では「Tina」と言うが、これらは「洗面器」というニュアンスの方が近い言葉である。(用途がほぼ同じということからこれらの言葉が使われる。)尚、中国語では「盆」と言う。
「一斗缶」:金属製(ブリキ)の直方体の缶であり、容量が一斗(=18.039リットル)である。「斗」は尺貫法での体積の単位であって、1斗は10升、1升は10合である。(1斗は100合ということになる。)現在は「18リットル缶」と言うのが正式名称となっているが、昔からの言い方である「一斗缶」もそのまま使用されている。(「5ガロン缶」という言い方もあるが、これは戦後の一時期に使われた言い方であるが、定着し無かった。)
主に業務用途として使用されるものの容器として使用されているものである。液体の容器としての利用が多いが、食品(せんべい、あられ等)の容器としても使用される。尚、液体としては、塗料、洗剤、溶剤などのような食べられないもの、薬品から、灯油などの石油関係、更には醤油、油などの食品関係(調味料関係)まで幅広く使用されている。
尚、現在では、JIS規格によって形状が定められている。(地板は一辺の長さが238.0±2.0mm、高さは349.0±2.0mm、質量は1140±60g、容量は19.25±0.45リットル)但し、天板の形状については、液体用途と固体用途があるため、規定されていない。
尚、この物語にも登場したように、コントでの小道具としてもお馴染みのものであり、島木譲二(吉本新喜劇)の「カンカンヘッド」でもこれが使われている。
「自家発電システム」:普通、電力は電力会社から供給されるものを契約して使用するが、自分で消費する電力を電力会社からの供給を受けずに自分の所で作る装置のことをいう。近年では家庭用の太陽光発電装置の普及が始まっているが、これも「自家発電システム」の1つということになる。
電力会社の電力供給はほぼ安定しているものの、何かがあった場合は安定供給が行われるとは限らない。そのため、病院などでは万一に備えて自家発電が可能となるようになっている。また、電鉄会社をはじめ、大きな工場などでも自家発電システムを導入していて、それによって作られた電力を用いて操業している所が多い。
発電は、先述の太陽光発電をはじめ、燃料電池などをつかったものから、風車を使った風力発電のように、最近になって登場した発電装置だけでなく、石油、石炭などの燃料を燃焼させてタービンを回して発電する従来からある発電装置などがある。
尚、この物語に登場した発電装置はエアロバイクであったが、人力で発電機を回すことになるものの、これも立派な発電装置である。但し、安定した電力を供給することは難しいため、発電した電力は一旦充電池に蓄電しないと使い物にならないのは言うまでもない。
「エアロバイク」:一般的には「自転車型トレーニングマシン」または「自転車型運動器具」などと呼ばれている運動器具のことである。(「エアロバイク」は登録商標である。)自転車をこぐようなスタイルの運動器具であって、スポーツ・ジムやエアロビ教室では当たり前のように常備されている運動器具である。
自転車をこぐ運動は、腰や膝に対する負担も軽く、ある程度の負荷をかけ、ある程度の時間を続けることが出来る運動である。このような運動は有酸素運動を行うことが出来るということで、考案されたものである。(当然、自転車に乗って屋外を走るというもの運動になるが、室内で行う運動と比べて、一定の負荷が掛けられない、転倒や交通事故の危険性があるということで、別の意味での危険度がある運動になる。)また、負荷を調整して、心拍数を確かめながら運動を行うことが出来るので、万一のことがあった場合でも直ぐに対応できると言うことで、広く取り入れられている運動となっている。(但し、色々と注意点があるのもまた事実であり、個人で勝手に判断しての運動は止めましょう。)
現在は家庭で誰もが出来るように、色々と製品化されていて、通販では良く目にする商品でもある。(価格も安いものはかなり安くなっている。)
尚、負荷のかけ方によってカロリー消費量は異なるが、30分間のエアロバイク運動で150~300kcal程を消費するとされている。(ちなみに、普通盛の茶碗一杯のご飯や、6枚切りの食パン1枚が約150kcal程度とされているので、ご飯1~2杯、または食パン1~2枚のエネルギーを消費することになる。)
「機械仕掛け」:「仕掛け」とはいくつかの意味があるが、「装置」「からくり」と言う意味がある。「機械仕掛け」とは機械による装置ということである。
この物語では地下室の一室を機械によって地震を起こしていたということになるが、これは地震を体験するための装置である「地震体験機」(「起震機」)を用いていたということになる。この装置は過去に起きた地震を再現することが出来るものでもあって、数は多くないものの、結果栩各地にあるものである。よって、設置しようとすれば設置することは可能であるが、大がかりなものであるため、ちょっとやそっとの費用でという訳にはいかない。それを考えると、オゾン・デホールはオンリー・ワンになるために多大なお金をつぎ込んでいたということになる。もっと有効なお金の使い方があるでしょうし、金持の考えることは理解できないといった所でもありました。
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