ケータイ刑事銭形結 #5(感想) [ケータイ刑事]
お馴染みの「悪夢シリーズ」ということで「零」「雷」「海」に続いて4度目の悪夢シリーズの登場となった今回の物語。確かに、前回の完全な失敗作の後、間に一週あったことで気分一新ということになるが、新年も8日になってから、初詣や「今年もよろしく」と言われてもね~。(それに、あと一ヶ月ちょっとで終了してしまうのだから、「よろしく」と言われてもね~→「命」の時もそうだったが、「全○話」というアナウンスが流れているため、いまさら盛り上がることが出来ないという営業上の失敗点を本作でも行っており、改善していないのが痛いところである。)
悪夢シリーズでお馴染みの佐藤二朗さんのニセ・銭形の登場であるとか、相棒を逮捕するという所はお馴染みのパターンであって、「お約束」であったので安心して見ていられたのだが、今回のストーリーって、最近の「ケータイ刑事」では当たり前になっている(林脚本の)「マンネリ、焼き直し、つまらない」を受け継いで、「ニコニコ少女」の展開をパクって、それをベースにして膨らませたという感じになっていたというのは痛々しいですね。(遂にKJ脚本もこうなってしまったとなると、もはや期待出来る所は何一つ残っていない...)
初詣から始めるという展開とするのなら、「零・2nd.1話」の展開をもっと取り入れた方が良かったと思うだけに、今回の物語もダメでした。→そもそも1/8が新年の初放送となるとはいえ、初詣でスタートさせても遅いだけ。で、ここにも賞味期限切れの丹羽Pということを感じさせてくれました。
また、結ちゃんの遺影の写真にいくつかの写真が出てきたが、「牙狼<GARO>」のベル(当時、11歳だった杏理が演じている)の写真を出すぐらいのことをやって欲しかったですね...(権利状の問題があるとはいえ、現在の「ケータイ刑事」にはそういうことをやろうという気迫が全く感じられないので、無理でしょうが...)
途中で「女子大生会計士の事件簿」の主題曲が流れてきた時には、何かやってくれるのでは?と感じさせたが、結局、これということが出てこなかったのも残念でした。
結局、前回で躓いたということが尾を引いていて、エースKJまでダメになってしまったということで、このまま低迷したまま終わってしまいそうという諦め感が漂った物語になってしまい、残念でした。
尚、今回で全10話の半分になり、舞台で3話を使うため、残りのドラマとしての物語は次回と最終回だけになってしまうということも、期待が持てなくなるところである。→結局、怪盗マリンや多摩川ドイルの登場は無し、川渕浩シリーズの第3弾も無しでは、「銭形結」って何があったの?ということだけになってしまう...(「BSデジタル10周年」として仕方なしに作ったと言ってもおかしく無いような低迷ぶりとは情けない...)
「鑑識メモ」を池輝が乗っ取ったというのはやってくれましたね。が、束志がしゃしゃり出てきたことで、尻すぼみになってしまい、存念でした。尚、池輝が「柴田池輝」「柴田束志」という名前を口にしたが、「柴田太郎」の名前も言わせて欲しかったところでした。
次回は「電気ウナギが明日を照らす ~大学教授殺人事件」という物語であるが、またも大学教授が殺されるということで、「ケータイ刑事」では大学教授はよく殺されていますね。監督が三原光尋監督なので、ここのところのつまらない物語をぶっ飛ばして貰いたいところです。(ゲストが半海さんということで、少しは期待したいところです。)
尚、今回の物語についての詳細版は、「MBSで放送された時に」としておいて、火曜の一番には記しません。(これだけ低迷していたら書く気もなくなってしまいます。)ちなみに、MBSでは今だに「銭形命」の放送をしていないが、転けた物語も多く、出来不出来の差が大きいと、放送しないのも当たり前かも...
↓これだけ低迷すると、これも駄作としか思えなくなってしまう...
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↓せめてこれ(2nd.1話)をもっとパクった方が良かったでしょうね...
↓これも拾っておきます。
↓当時11歳の岡本杏理出演作
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