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槇原敬之『SMILING ~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1997年にリリースされた彼の初めてのベスト・アルバムである。(2010年の時点で、オリジナル・アルバム17枚、ライヴ・アルバム3枚というのは良いとして、ベスト・アルバムが10枚というのは、レコード会社を何度か移籍しているにしても多すぎますね。そのため、ゴミと変わらないベスト盤もリリースされているのも事実ですが...)1990年のデビューから6年間在籍したWEA MUSIC(ワーナーに合併されたため、レーベルは変わっているが、移籍したということはない。)、ワーナーミュージック時代の彼の作品の中から選りすぐりの曲を集めたベスト盤である。(価値のあるベスト盤ということである。)オリコンでも1位を獲得していて、彼のアルバムの中では最大のセールスを記録したアルバムとなっている。(それだけ内容のあるベスト盤である。)

収録曲は以下の全16曲である。『No.1』『どんなときも。』『もう恋なんてしない』『2つの願い』『NG』『ミルク』『冬がはじまるよ』『北風 ~君にとどきますように』『彼女の恋人』『アンサー』『僕の彼女はウェイトレス』『スパイ』『ズル休み』『どうしようもない僕に天使が降りてきた』『雪に願いを』『遠く遠く』。

大ヒットを記録したシングル曲を中心に、シングル曲13曲と、2nd.、3rd.、4th.アルバムから1曲ずつという選曲となっている。(本ベスト盤リリース時点で、彼は16枚のシングルと7枚のアルバムをリリースしていた。)こり構成は、レコード会社を移籍すると言うことで、WEA/ワーナー時代の代表的な曲を集めたと言って良いだけに、お馴染みの曲が集められたこれぞ「ベスト・アルバム」というものである。(セールスも好調というのは当たり前ですね。ちなみに、2枚目のベストアルバムはアルバム曲中心ということでそれなりの価値はあるが、3枚目のベストアルバムはリミックスなどの別バージョンということで価値は低く、4枚目のベストアルバムはベストアルバムからの厳選ということで、価値無しでした。)

レコード会社移籍後の彼は、シンガーとしてはパッとせず、薬物事件を起こしたこともあって冴えることが無くなってしまい、レコード会社を転々とするような状態になっている。その一方で、ソングライターとしてヒット曲を生み出すようになっている。そういうことを考えると、シンガーとしての彼を聴くとすると、代表的な曲が集められている本ベスト盤を聴くのが最も手近であり、ベストということになる。(手元に置いておくものとしても、本ベスト盤が一番ということになる。)くれぐれも、内容のないベストアルバムには手を出さないようにしましょう!

 

SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA

SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA

  • アーティスト: 槇原敬之,西平彰
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1997/05/10
  • メディア: CD


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