ケータイ刑事銭形零9話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第9話「引越しする死体!? ~幻の殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、冒頭で零ちゃんがこれを手にしていたことから「木刀」について、高村さんに誤って渡された可能性が高いと言うことを言うときに口にした「アルゴリズム計算」について、高村さんは「ケータイ刑事デビュー」と言っていたことから「デビュー」について、最後に高村さんに対しての業務連絡で語られた「手違い」についてと「出頭」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/1日付です。)
「木刀」:木で作った刀のことである。(刀と言っても形を模したものであって、刃が付いている訳ではない。)「木太刀(きだち)」と言うこともある。
剣術の形稽古に使用するために作られたものであって、剣道、合気道などでも素振りや形の稽古で使用する。また、名刀の形を模して作られたものは鑑賞用として使用される。実戦で使用されることもあるにはあるが、基本的には練習用のものである。但し、喧嘩などでは相手を威嚇するためを含めて、実際に使われることがあり、プロレスでも使われる場合がある。(当然、反則ですが...)
英語では「Wooden Ssword」または「Singlestick」といい、ドイツ語では「Hölzernes Schwert」、フランス語では「Épée En bois」、イタリア語では「Spada di Legno」、スペイン語では「Espada de Madera」、中国語でも「木刀」という。
「アルゴリズム計算」:「アルゴリズム」とは、問題を解決する定型的な手法や技法のことである。また、コンピュータでは演算手続きを指示する者、則ちプログラムのことを指すことになる。主に数学的なものが多く、算式を処理するものになり、計算式となるため、「アルゴリズム計算(式)」と呼ばれることも多々ある。
定型的な処理ということなので、機械的に行うものが得意としているものであり、特にコンピュータは処理速度と言うことでは人間よりもはるかに高速である。そのため、機械にやらせることで効率的に問題に対処することが出来ることになり、その際には必ず必要と言うことになる。一方、人間の思考は、機械的に行うことも出来るが、柔軟に対応することが可能であって、途中で処理方法を変えることも出来るので、処理中に新たな問題が発生しても、それに対応可能である。(機械の場合は、途中で発生する新たな問題点については、予めそれを予見しておいてアルゴリズムの中に入っていなければ対応は不可能であり、更に当初の処理についても正しく行われるかは分からない。)
アルゴリズムは定型の処理ということになるため、数学の世界を中心に古くから存在していて、発展してきたという歴史がある。
有名なアルゴリズムとしても数学に関するものが多数知られている。(いくつか列挙しておくと、線型探索、文字列探索、ソート、マージ、等の処理、ガウスの消去法、ニュートン法、円周率計算、など)
現在では、プログラミングを行う際でも処理を行うアルゴリズムは重要であって、同じ問題に対処するプログラムでもアルゴリズムが異なると、処理速度や結果の精度などに差が生じることになる。また、途中で予期していない新たな問題があった場合、「エラー」となるのか、ある程度の近似値が算出されるのか、全くデタラメな結果が得られるかという所にも差が出てくることになる。→現在はアルゴリズムは重要なものとなっている。
ちなみに「アルゴリズム」という名称であるが、これは9世紀のアラビアの数学者アル・フワーリズミーの名前が語源となっている。
英語では「Algorithm」(よくある誤りとして「Algorism」という単語が使用されることがあるが、この単語は日本語ではは「アラビア記数法」ということになって、「Algorithm」の一部となるので、正しくない。)、ドイツ語では「Algorithmus」、フランス語では「Algorithme」、イタリア語とスペイン語では「Algoritmo」(但し、発音は異なる。)、中国語では「算法」という。
「デビュー」:初めて登場することを言う。特に、社交界、舞台、文壇などの公の場に初めて登場する場合のことを言う。また、芸能界やスポーツの世界に初めて登場する場合にも使われ、日本語では「初舞台」「初登場」と言う。また、近年では人ではなくても、新しく作り出されたものが余の名から登場する際にも使われる。(新型の車、電車、飛行機、船などが初めて登場する際など)
元となる言葉はフランス語の「Début」であるが、この言葉は社交界に初登場するという意味で使われるものであり、そこから使用範囲が広がっている。また、英語とスペイン語では「Debut」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Debüt」、イタリア語では「esordio」、ポルトガル語では「Debute」、中国語では「初次亮相」という。
「手違い」:物事の手筈を誤ること、手順を間違えることを言う。「ゆきちがい」と言うこともある。尚、「過ち」「誤り」「誤謬」「錯誤」「ミス」という言葉は類義語であるが微妙にニュアンスが違っている。
英語では「Mistake」と言うが「Error」と言う場合もある。(但し、「Error」の方がより固い言い方となることもあって、普通は「Mistake」が使われる。)また、ドイツ語では「Fehler」または「Schnitzer」(こちらの方がより大きい失敗という意味になる。)、フランス語では「Erreur」、イタリア語では「Errore」、スペイン語では「Error」、中国語では「錯誤」という。
「出頭」:本人が自ら、ある場所(特に役所などの公的な場所)に出向くことを言う。一般的には警察に呼ばれて警察署に出向くこと、または公的な役所(裁判所や市役所など)に呼ばれてその指定する場所に出向くこと、というイメージが定着しており、あまり良いイメージで捉えられていないのが現実である。→特に警察に出頭するとなると、何らかの容疑が掛けられている、というイメージがあるだけに、「犯人」の一歩手前にいるという悪いイメージがある。しかし、裁判所に呼ばれた場合は、証人として呼ばれる場合もあるが、裁判員候補者として裁判所から呼び出された場合も「出頭」ということになる。(裁判員または補充裁判員に選出されてもされなくても「出頭」ということになる。)
この物語では、高村さんが警視庁から呼ばれているということになるが、高村さんは警視庁の人間であるので、仕事の上司から呼ばれているということにもなる。(が、警視庁は警察であり役所であるので、上司に呼ばれているということと、警察から呼ばれているという両方と言うことになる。)
英語では「Appearance」、ドイツ語では「Aussehen」、フランス語では「Apparence」、イタリア語では「Aspetto」、スペイン語では「Apariencia」、中国語では「上調」という。
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