MICHAEL SCHENKER GROUP『ONE NIGHT AT BUDOKAN』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1982年にリリースされたライヴ・アルバムである。タイトルが示すように1981/8/12に日本武道館で行われたライヴである。また、本アルバムの邦題は「飛翔伝説」と付けられていた。(現在でも伝説のライヴとして語り継がれているあのライヴですね。)また、現在では「完全版」もリリースされていて、こちらは2枚組のCDとして、追加曲が加えられている。(日本盤は全15曲、US盤は全16曲の収録となっている。追加曲は今は亡きC・パウエルというのも実に嬉しいところである。)
収録曲は、オリジナル盤では以下の全13曲である。『Armed And Ready』『Cry For The Nations』『Attack Of The Mad Axeman』『But I Want More』『Victim Of Illusion』『Into The Arena』『On And On』『Never Trust A Stranger』『Let Sleeping Dogs Lie』『Courvoisier Concerto』『Lost Horizons』『Doctor Doctor』『Are You Ready To Rock』。
尚、「完全版」では、US盤では冒頭に『Introduction』が追加されており、日本盤よりも1曲多くなっていて、以下、オリジナル盤の曲順に従って『Into The Arena』までがDISC 1に、『On And On』以降がDISC 2に収録されている。また、DISC 2の4曲目と5曲目(オリジナル盤では『Let Sleeping Dogs Lie』と『Courvoisier Concerto』の間ということになる。)に『Tales Of Mystery』と『Cozy Powell Drum Solo』が追加収録されている。
リリース当初も2枚組のLPであったが、CDではそれが1枚もの(時間は約76分)となっていたが、「完全版」では約93分になっていてCDも2枚組となっている。→聴くのであれば、やはり「完全版」ですね。
尚、ライヴの時にはリリース直前だったとはいうものの、彼らの2nd.アルバムはまだ未発表ということもあって、2nd.アルバムの収録曲を先行して堪能出来たというライヴでもあり、これも本ライヴを伝説にしているのは言うまでもない。
彼らの代表的な曲は網羅されているということと、かれこれ30年前のライヴということになるが、若さが前面に出て、実にエネルギッシュな所が伝わってくる演奏を聴かせている。
ハードロックファンであれば、聴いておいて当然というライヴ盤であり、従来盤を持っていても、C・パウエルのソロを聴くことが出来る「完全版」を新たに購入しておくべきである。
↓いずれもが2枚組の「完全版」です。
コメント 0