ケータイ刑事銭形雷24話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第24話の「キョの三宝を守れ! ~銭形雷探偵団VS怪人5面相事件」についての「裏ネタ編・増補」の2回目となる今回は、岡野さんが取ろうとしていた資格はこれに関することだったということで「恐竜」について、キョの三宝というこど名前が出てきた「メガロサウルス」について、「イグアノドン」について、ウズラウスはこれになったと言うことから「ウズラ」について記します。尚、「恐竜」については「雷・3話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。
また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/11付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「恐竜」:動物学上では爬虫類に属する陸生の化石脊椎動物である。現在から約2.1億年ほど前の三畳紀に出現し、ジュラ紀、白亜紀に生息した。(これらの3つをまとめて「中生代」と言うということで、「恐竜」は中生代に生息した動物である。)基本的に白亜紀の末期に絶滅したが、恐竜の一部から進化た鳥類の子孫は現在でも生息している。(但し、当時の姿というものはいない。)
尚、絶滅した原因についてはいくつかの説が提唱されているが、現時点では不明である。(環境激変説、隕石衝突説、伝染病説、激しい地殻運動の発生説、裸子植物から被子植物への変化説などがある。→以前はSF的な発想と思われていた「隕石衝突説」が現在ではその可能性が高いとされている。(地球上には存在が希な物質が特定の地層にのみ多く見られること、その年代が白亜紀末期であることで、これらは巨大隕石が地球に衝突したと考えられるものであり、その証拠が揃ってきたためである。)しかし、現時点では「可能性」であって、まだまだはっきりとしたことは分かっていない。)
分類学上では、竜盤目と呼ばれるトカゲ型の骨格を有するものと、鳥盤目と呼ばれるトリ型の骨格を有するものとに大別される。しかし、それぞれともその種類は豊富である。小さいものは現在の鶏程度の大きさのものから、大きいものはシロナガスクジラよりも大きく、体長が40m程度に達するものまでいた。また、肉食のもの、草食のもの、雑食のものまでいる。
恐竜は基本的に陸生動物であり、飛翔可能な翼竜や、海生である「魚竜」は動物学的には「恐竜」には含まれない。しかし、白亜紀に生息した動物として「恐竜」と捕らえた場合には、翼竜や魚竜も「恐竜」に含んで扱う場合もある。
恐竜は、昔から何度かのブームが決まってやってきている。最近では映画「ジュラシック・パーク」のヒットによって訪れた1990年代の恐竜ブームがある。それ以前では1970年代にもちょっとしたブームがありました。(20年から30年程度の間隔でブームが訪れているが、これは子供の頃にブームを迎えた世代が親となって自分たちの子供と一緒になって盛り上がっているということである。→この周期を考えると、2010年代の後半から2020年代には再び恐竜ブームがやってくるかも知れませんね。)
兎に角、恐竜というと、子供たちの間では人気の高いものの一つであり、展示会ということでは常に何処かで行われているというように人気の高いものである。人類は生きている恐竜を見たことは無いが、恐竜の化石などであれば、誰でも目にしたことがあるでしょうね。
その化石であるが、日本でも独自のものが発見されてる。但し、白亜紀と現代の地球では、陸地の形も異なっており、日本も現在のような島国ではなく、大陸と陸続きであった。そのため、現代と環境も全く異なるため、恐竜の化石が発見された土地の現在の気象条件を恐竜の生活環境と一致させるのには問題があり、恐竜の生活環境についても不明なことが多い。
尚、英語では「Dinosaurs」、ドイツ語では「Dinosaurier」、フランス語では「Dinosaure」、イタリア語とスペイン語では「Dinosauria」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Dinossauros」、中国語では「恐龍」と言う。
「メガロサウルス」:恐竜の歴史を語る上では重要なものであり、イグアノドンと共に最初期に発見された恐竜である。2本足で直立する獣脚類であり、メガロサウルス属に属する恐竜の総称でもある。「メガロザウルス」と呼ばれることもあるが、近年では「メガロサウルス」という呼び方に統一されつつある。
体長は7~10mとされていて、肉食恐竜の一つである。また、手には3本、足には4本の指があり、鋸歯が特徴となっている。尚、「メガロサウルス」という名前は「大きな龍(トカゲ)」である。
生息していたのは中生代・ジュラ紀とされていて、主にヨーロッパ、北米、アジアなどの広い範囲に生息されていたことが分かっている。日本でも、福岡で断片的な歯の化石が発見されているが、それがメガロサウルスのものなのか疑問視する声もあって、はっきりと断定できていない状況である。
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語など、主だった言語では「Megalosaurus」と言い、中国語では「斑龍」と言う。
「イグアノドン」:恐竜の歴史を語る上で、メガロサウルスと共に重要なものであり、メガロサウルスと共に最初期に発見された(「恐竜」としては2番目に登録された。)鳥脚類の恐竜である。
体長は10m程度、草食の恐竜である。鳥脚類であり、前肢には5本、後肢には3本の指があり、手の第1指は棘状になっている。また、くちばしを持っていることが特徴である。尚、当初は4足歩行すると考えられていたが、2足歩行したと考えられるようになり、現在では4あし歩行が基本で、時には2足歩行をしていたと考えられるとされている。
中生代・白亜紀前期に生息していたとされていて、欧州と北米に広く生息していたと考えられている。(最所に発見されたのはイギリスであるが、1878年にベルギーの炭坑で発見された化石は特に有名(完全な全身の骨格化石が30体以上発見されたため。)である。)
尚、イギリスで最初に発見されたのは、考古学者でも生物学者でもなく、イギリスの田舎の医者(その妻という説もある。)である。(但し、古生物マニアであって、仕事の傍ら、自分で化石を採りに行くほどであった。)大きな歯の化石を発見し、専門家に鑑定して貰うが、それに納得出来ずに独自で調べていると、イグアナの歯の特徴と一致することから、古生代に生きた爬虫類と考えた。尚、イグアナとは歯が似ているだけであって、イグアノドンがイグアナの先祖という訳では無い。→趣味で行っていた化石採りが学術的な大発見になったというものであるが、化石の発見というのはこのように専門家ではなくてアマチュアが発見したというものが意外とある分野でもある。
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語など、主だった言語では「Iguanodon」と言い、中国語では「禽龍」と言う。
「ウズラ」:漢字では「鶉」と記す。キジ目キジ科の鳥である。欧州からアジア(ユーラシア大陸)の広い範囲とアフリカ南部の草原を中心に分布している。日本では本州の中北部に生息している。(冬になると移動するため、全国的に見られるようになる。)
翼長は10cm程度という小形の鳥であり、体色は黄褐色で褐色と黒色の斑紋がある。また、肉が美味と言うことで、現在では食肉用、及び採卵用として飼育されている。(昔は、鳴き声を鑑賞するための鑑賞鳥であった。)
俳句の世界では、秋の草原によく見られたことから「秋」の季語となっている。英語では「Quail」、ドイツ語では「Wachtel」、フランス語では「Caille」または「Caille」、イタリア語では「Coturnix」、スペイン語では「Codorniz」、中国語では「鵪鶉」と言う。
尚、「キョの三宝」として、メガロサウルスとイグアノドンというのは特に疑問を持つことは無いが、3つ目に「ウズラウス」という所が「ケー刑事」らしいノリである。
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