ゴーカイジャー #4

今回は、ゲスト・キャラなしでパワーダウンを感じさせた物語でした。が、ベタな展開と小さい所に小ネタが満載ということで、スケールダウンしているものの、小さいながらもお祭り状態は続いていましたね。（この調子で「お祭り」を続けて欲しい所である。）→前回の魁ちゃん、次回のジャスミンとバンの狭間で、ゲスト的なことで小休止ということになるが、やはり「予算」があるという大人の事情なんでしょうね。が、今回のような小ネタに走った方が、戦隊シリーズ・ファンとしては嬉しいでしょうが...（逆に、お子様には「？？？」でしょうが。）

それにしても、ジョーとアイムが買い出しに言った雑居ビルって、凄いですね。上段がダイレンジャー、アバレンジャー、ゲキレンジャー、中段がシンケンジャー、タイムレンジャー、カーレンジャー、下段がカクレンジャー、メガレンジャー、ゴレンジャーからということで、戦隊ファンであれば絶対に行ってみたい場所ですね。「ケータイ刑事」の「港区赤坂化現象」が起こっている...→が、ジョーとアイムは何処で買い物をしたのでしょうかねぇ？まあ、あの雑居ビルの前を単に通りかかっただけなのでしょうが...で、今度は買い出しに行くのではなく、5人で（全部が飲食店ではないものの）その飲食店舗に食べに行ってもらいたいですね。

物語としては、戦隊の初期エピソードらしいもので、仲間の大切さを描いているということで、シリーズとしてはベタなものである。がこの点では良いのだが、その背後には東西冷戦時のエスカレートしていく戦力増強のことを感じてしまうということで、ちょっと危ない所に触れることになる。この部分の描き方に一工夫欲しい所であった。尚、このような力にはより強力な力で対抗していく、というインフレ現象は何に対しても起こることであり、途中のパワーアップ、6人目登場などは戦隊では既に当たり前になっていることでもある。

「仲間」ということを意識させたベタな物語だったということで、次はやはりベタな作戦である幼稚園のバスジャック作戦を見たいところである。（が、最近の社会情勢を考えると、作りにくいでしょうね...）

今週の「パチモン戦士」はゲキレンの白。細身のゲキチョッパーは軽く息を吹きかけたら何処かに飛んで行ってしまいそうで、実に弱々しく見える。まあ、パチモンだったら弱くても構わないでしょうが...

残念だったのは、青が「青二才!」と言われた後の所である。特にこれに反応すること無かったが、ここは巨大化するとまでは言わないが、ニンジャマンのように反応して欲しかったですね。

ところで、冒頭で集まった野次馬たちは、たまたま目にしたから集まったものだと思われるが、宇宙帝国の侵略の手が伸びているのに、実にのんびりとした悠長な連中ですね。また、海賊を名乗る連中からすると、その他大勢でしかないのでいちいち相手にするようなレベルではないのだろうが、ここにもネタを入れて欲しい所でした。

次回はジャスミンとバン、更にはドギーが登場ということで、オリキャス祭の第2弾となる。「お楽しみはこれからですよ」ということで、楽しみですね。ただ、ウメコにも登場して欲しいところですが...

 

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