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「VALENTINO RETURNS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1989年のアメリカ映画「傷だらけのキャデラック」である。(日本での劇場公開は1989年10月であった。)'50'sサウンドをたっぷりと聴かせてくれる青春映画である。

作品データを記しておくと、時間は92分、原作と脚本はレナード・ガードナー、監督はピーター・ホフマン、撮影はイエジー・ジェリンスキーである。そして出演は、バリー・タブ、ジェニー・ライト、フレデリック・フォレスト、ヴェロニカ・カートライト、ミゲル・ファーラー、セス・アイラー、たちである。

時は1958年、カリフォルニアの片田舎にある町が舞台である。18歳のウェインは、畑仕事をして稼いだ金で、以前から欲しいと思っていたピンクのキャデラックを購入した。そしてヴァレンティノ・リターンズと名付けた。彼の目的はただ一つで、町一番の美女・シルヴィアを助手席に乗せて、彼女のハートを射止めることであった。しかし、クラブ歌手であるウェインの父と母との仲は最悪で離婚寸前という状況であり、ウェインには次々と問題が降りかかってくる。チンピラに絡まれ、喧嘩に巻き込まれ、留置所に入れられたり、と散々な目に遭うウェイン。しかし、シルヴィアのハートを射止めるために、そんな苦難を乗り越えていく。そして遂にシルヴィアを助手席に乗せてドライブすることに成功した。しかし、今度はシルヴィアの父の怒りを買うことになってしまって...

ストーリーとしては、よくありそうなものであって、特にこれという所はないが、バックに流れる'50'sサウンド(物語が'50's終盤という設定ですから...)が実に嬉しい所である。

尚、青春映画と物語の舞台設定の時代の音楽とを絡めた作品というのも色々と多くある。(特に'60's、と'80'sという時代を舞台とした作品は多い。)それを考えると、ゃえよゃとを舞台にしているというものの、取り立てて目新しいという作品でもない。また、キャデラックが一つのステイタス・シンボルとして登場する作品というのも珍しくない。ということで、本作は取り立てて珍しい作品では無いのだが、音楽を中心に楽しむということではこういう作品もよろしいかと...

ただ、サントラ盤のCDリリースも、映画のDVD化もされていないというところだけは何とかして欲しい所である。(LDではリリースされていたのですが...)

 

↓輸入版のビデオです。

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  • メディア: VHS


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