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RICK ASTLEY『WHENEVER YOU NEED SOMEBODY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼のデビュー・アルバムであり、世界的に大ヒットを記録して、一躍彼をスターにしたアルバムである。(兎に角、凄い勢いであったが、今や'80'sを代表する一発屋として定着していますが...)兎に角ねデビュー曲の『Never Gonna Give You Up』の勢いは凄まじく、本国イギリスをはじめ世界25ヶ国でNo.1ヒットとなり、世界を席巻してしまったのですから。で、本アルバムはその勢いを加熱させるアルバムでもあって、本国イギリスと(西)ドイツではNo.1となり、カナダ、スイス、スウェーデンで2位、オーストリアで3位、ノルウェーで4位、フランスで5位、アメリカ(Billboard)で10位、豪州で14位、日本では26位を記録している。また、1987年のイギリス年間アルバム・チャートでは7位、アメリカでは1988年のBillboard年間アルバム・チャートで15位にランクインしている。

収録曲はオリジナル版では全10曲であったが、現在では7曲のボーナス・トラックが追加収録されて、全17曲の収録になっている。『Never Gonna Give You Up』『Whenever You Need Somebody』『Together Forever』『It Would Take A Strong Strong Man』『The Love Has Gone』『Don't Say Goodbye』『Slipping Away』『No More Looking For Love』『You Move Me』『When I Fall In Love』。(以下、ボーナス・トラック)『When You Gonna [7" version]』『Just Good Friends』『I'll Never Set You Free』『When You Gonna [12" version]』『Never Gonna Give You Up [Cake Mix]』『Whenever You Need Somebody [Lonely Hearts mix]』『Together Forever [Lover's Leap Extended Remix]』。

また、2010年(4月)には本国イギリスでリリースされたリミックス版では、2枚組となっていて、DISC 1はボーナス・トラックを追加した全17曲と、DISC 2がリミックス版として以下の全14曲が収録されている。『Whenever You Need Somebody [7" Mix]』『Together Forever [Lover's Leap Remix]』『When You Gonna [Borough Anarchy Mix]』『Never Gonna Give You Up [Escape From Newton Mix]』『Whenever You Need Somebody [Rick Sets It Off Mix]』『Together Forever [House Of Love Mix]』『It Would Take A Strong Strong Man [Matt's Jazzy Guitar Mix]』『When You Gonna [Home Boy Dub Mix]』『Never Gonna Give You Up [Escape To New York Mix]』『Whenever You Need Somebody [XK150 Mix]』『When You Gonna [Bonus Beats Mix]』『Never Gonna Give You Up [instrumental]』『Whenever You Need Somebody [instrumental]』『It Would Take A Strong, Strong Man [instrumental]』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。デビュー・シングルである『Never Gonna Give You Up』はイギリス、アメリカ、カナダ、(西)ドイツをはじめとして世界25ヶ国で1位を獲得するという大ヒットとなっている。(アメリカでは1988年にBillboardで2週連続1位、1988年の年間シングル・チャートでは4位にランクインしている。)2nd.シングルの『Whenever You Need Somebody』は(西)ドイツ、スイス、スウェーデンで1位、イギリス、豪州、アイルランドで3位、オーストリアで4位を記録、3rd.シングルの『When I Fall In Love』はイギリスとアイルランドで2位、オランダで3位、豪州で5位を記録、4th.シングルの『Together Forever』はアメリカ(1週のみの)とカナダ、アイルランドで1位、イギリスで2位、(西)ドイツで5位を記録している。尚、『It Would Take A Strong Strong Man』は北米地区のみのリリース(北米地区では3rd.シングルとなる)であって、カナダでは1位、アメリカで最高位10位を記録している。

お薦め曲としては、現在でも頻繁に耳にすることがあって、彼の代表曲である『Never Gonna Give You Up』と『Together Forever』『Whenever You Need Somebody』、更に『When I Fall In Love』『Don't Say Goodbye』をピックアップしておく。

サウンドは、「これぞ'80'sサウンド!!」というようなポップで、リズミカルでテンポのよいものであって、明るく楽しいものである。また、甘いマスクからアイドル的な存在であるのだが、アイドルとは思えないソウルフルなボーカルで、聴かせてくれる曲もある。

日本ではデビュー・アルバムからの(複数の)ヒット曲だけということで、「デビュー・アルバム」の一発屋(普通「一発屋」と言うとシングル1曲なんですが...)としてのイメージが強いが、本国イギリスでは'90'sは低迷しているものの、21世紀になって再びヒットを飛ばしていることもあって、現役バリバリでもある。(そのため、2010年に本アルバムのリミックス版として、「オリジナル+リミックス」の2枚組がリリースされた。)→これから入手しようというのであれは、UK版のリミックス・ディスク付きの2枚組を入手することをお薦めする。

'80's終盤を語る上では外すことの出来ないシンガーでもあるだけに、楽しみましょう!

 

Whenever You Need Somebody

Whenever You Need Somebody

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: CD

↓リミックス版(2枚組)はUK盤です。

Whenever You Need Somebody

Whenever You Need Somebody

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Edsel Records UK
  • 発売日: 2010/04/13
  • メディア: CD


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