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ケータイ刑事銭形結5話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形結」の第5話「夢を駆ける少女 ~銭形結の悪夢」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、物語の出だしの舞台がここだったことから「神社」について、そこでちゃんはこれと出会ったということから「賽銭泥棒」について、その男はこういったことから「通りすがり」について、「アラフォー」について、あさみさんがこれで逮捕したことから「現行犯」について、あさみさんはこれの帰りと言っていたことから「羽根突き」についてとその時口にした「キツツキ」について記します。尚、「神社」については「・14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

神社」:日本固有の民族的信仰(戦前は「国家神道」と呼ばれたもの)に基づいて、神を祀るために作られた宗教的施設、建築物のこと、及びその信仰の組織のことを言う。基本的に、祭祀儀礼を行うための付属する建築物が設けられていて、「境内」と呼ばれる敷地を有している。

境内には付属する施設が設けられるが、必ず設けられているものとして、鳥居、参道、燈籠、狛犬、手水舎、拝殿、幣殿、本殿(神殿)、神楽殿、舞殿、絵馬殿、社務所、社庭などがある。(一部のものは異なる名称が使われているものもある。また、幣殿は拝殿または本殿と一体になっている場合が多い、というように、複合施設として存在している場合もある。)

また、境内の周囲には周辺施設として設けられているものもあって、「鎮守の杜」と呼ばれる森林がある。(但し、都市部にある神社では、「鎮守の杜」が無くなって、別途独立して開発されている神社もある。)そして、鎮守の杜の中には「御神木」と呼ばれる名木がある。また、境内と外部との接点となる入口には「鳥居」と呼ばれる門のようなものがある。(「鳥居」は、神社の境内と俗界の境界を示すものである。)そしてそこから境内にある本殿や拝殿に参道と呼ばれる道が続いている。

神社は古代の日本から存在しているものであるので、建築物は木造というのが殆どである。しかもその建造物は単なる木造建築物ではなく、高度な技術が盛り込まれていて、宮大工がその技法を受け継いでいるものである。(例えば、釘を一切使わずに組み上げる、など。これは現在では世界的にも高い評価がされている。)但し、最近では建築基準法のこともあって、改築されると完全な木造建築物とはならず、鉄筋コンクリート造りにならざるを得なくなっている。(特に、耐震性と耐火性の問題があるため、木造としてはそのまま建てることが出来ない。)

神社の起源は、磐座(いわくら)や磐境(いわさかい)のような神聖な場所に神籬(ひもろぎ)などの祭壇を設けて神を祀ったものとされている。祭祀は特定の一族が勤め、地域集団の基礎を作ったものとなる。そのため、地域集団には必ず神社があって、日本各地に神社は存在することになる。その後、大和朝廷によって日本が統一されていく過程で、豪族たちの滅亡などもあるが、各地にあった神社についても整理統合されていくことになる。そして律令体制の元で「神祇官」という役職が設けられ、「国家神道」という形で統一した形となり、同時にその中心となる施設として各地で整備されていくことになった。(時代と共に変わっていく所もあるが、基本的には太平洋戦争終了までは、神社は幕府や政府から保護されていた。)

「神社」の名称は「○○神社」という名称が一般的であるが、伊勢神宮のように「神宮」を名乗るもの、「出雲大社」のように「大社」を名乗るもの(明治から太平洋戦争終結までは「大社」は出雲大社だけであった)、「北野天満宮」や「太宰府天満宮」のように「天満宮」を名乗る神社もある。→「神宮」は天皇や皇室祖先神を祭神とする神社を指している。「大社」は、社格を「大・中・小」に分けた時、最も格上となる第1位の神社を指している。「天満宮」は菅原道真(=天満天神)を祭神とする神社を指していて、各地に多数ある。

尚、英語では「Shrine」または「Shinto Shrine」と言い、ドイツ語では「Schintoistischer Schrein」、フランス語では「Temple Shintoïste」、イタリア語では「Sacrario Scintoista」、スペイン語では「Urna Sintoísta」、ポルトガル語では「Santuário de Xintoísmo」と言うが、最近では「Jinja」という言い方でも通じるようになりつつある。また、中国語では「神社」と言う。

賽銭泥棒」:「賽銭」とは、神社仏閣で、神や仏に供える金銭のことであり、お祈りをする際に、それを入れる「賽銭箱」と呼ばれる箱の中に投げ入れるものである。(金額は決まっておらず、入れる人に任される。)硬貨(「御縁がありますように」ということで5円、「終始ご縁」ということで45円などというのも多い。)を入れる人が多いが、紙幣を入れる人もいる。また、初詣の時には、験を担いで「2951円(福来い)」の小切手を入れる人も多い。

一方、「泥棒」とは他人の物(=自分の物ではないもの)を盗む人のことである。(他人というのは、人だけでなく、組織も含んでいる。)

「賽銭泥棒」とは、神社仏閣で賽銭箱の中の金銭を盗む泥棒のことである。賽銭箱の投入口から中に直接手を入れることは出来ないが、泥棒はそれを見越して中の金銭を盗んだり、回収する際に利用される部位を壊して盗む犯人がいる。(細かいことになるが、前者の賽銭泥棒は窃盗犯ということになり、後者の賽銭泥棒は窃盗犯であり、更に器物破損の罪にも問われることになる。)

初詣や七五三の時のように、参拝者が多い時はともかく、普通は賽銭箱を常時(直接)監視するということはないので、狙われやすいのも事実である。(但し、防犯カメラなどによる監視をしている神社があるのは言うまでもない。)

英語では「Money offering thief」、ドイツ語では「Geldgabendieb」、フランス語では「Argent qui offre le voleur」、イタリア語では「Soldi che offrono ladro」、スペイン語では「Dinero que ofrece a ladrón」、ポルトガル語では「Dinheiro que oferece o ladrão」、中国語では「香資小偸」と言う。

通りすがり」:たまたま通り合わせること、徹ついでのこと、通りがけのこと、またはそういう状態の人のことを言う。

英語では「Passing」、ドイツ語では「Ableben」、フランス語では「Passer」、イタリア語とポルトガル語では「Passando」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Pasando」、中国語では「路過」と言う。

アラフォー」:「アラウンド・フォーティ」の略であり、四捨五入して40歳になる人のことを言う。(35歳~44歳ということになる。)尚、和製英語であるので、英語では通じない。

元々は、「アラサー」ということで30歳前後の女性のことを指す言葉として生まれたが、それよりも上の世代の人を指す言葉として「アラフォー」(40歳前後)、「アラフィフ」(50歳前後)、「アラカン」(還暦前後)などという言葉と共に生まれた言葉である。

また、当初はその年代の女性のことをのみを言ったが、現在では性別には関係なく、男でも女でも年令に応じて「アラ○○」と呼ばれる。

ちなみに、この物語で「アラフォー男児」と言っていた林和義であるが、彼は1964年(7/1)生まれである。この物語本放送(2011/1/8)の時は46歳であるため、正確に言うと「アラフォー」ではなくて「アラフィフ」ということになる。

現行犯」:現に行っている際、または現に行い終わった際にその犯行を見つけられた犯罪のこと、若しくはその犯人のことをいう。この場合は誰でも(警察官でなく、一般市民であってもOKである。)逮捕状無しに逮捕することが出来る。また、これには追呼されている者も現行犯人と見なされるため、同様に令状無しに逮捕できる。(一応、この場合は「準現行犯」ということになる。)

英語では「In the Act」と言う言葉を付けて言う。また、ドイツ語では「In flagranti」、フランス語では「Flagrant délit」、スペイン語では「Delito flagrante」、中国語では「現行犯」と言う。

この物語では、賽銭泥棒の現場を見られた訳ではなく、盗んだ賽銭を持っていたことがバレて、ちゃんに追呼されていた状態であったため、現行犯で逮捕されているものの、扱いの上では準現行犯ということになる。

羽根突き」:正月の遊びの一つであって、羽子板で羽根を付く遊びである。主に女子の正月の遊びとされている。(男子の正月の遊びというと「凧揚げ」である。)また、「羽子突き」と表記する場合もある。

歴史は古く、奈良時代から行われているものである。但し、当時は遊びではなく、神事の一つであって、女児が健やかに育つようにという願いを込めて行われるものであった。それが公家の間で遊びとしても行われるようになった。

平安時代には公家の間の遊びとして広がり、室町時代には、現在でも受け継がれているようにムクロジの種子に数枚の羽根を差し込んだものが使われるようになったとされている。また、対抗戦として2組に分かれて行うものが定着した。しかし、室町時代末期(戦国時代)になると、祭礼としての要素がより強くなって、羽子板の方に祓い、縁起としての装飾が施されるようになって、縁起物の装飾品としてのものへと変化していった。江戸時代になると、武家が女児の誕生を祝って羽子板を贈答するようになり、これが一般にも定着するように広がり、女児のいる家庭に歳暮として贈られるようになり、それを使って女児が正月の遊びとして羽根突きが行われるようになった。

俳句の世界では「羽根突き」をはじめ「羽子つき」「羽子(はね)」「追羽子(おひばね)」「揚羽子(あげばね)」などは全て「新年」の季語である。(「冬」の季語ではない。これは正月の遊びであるためである。)また、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語など、殆どの言語で日本語をローマ字にした「Hanetsuki」といい、中国語では「板羽球」と言う。

キツツキ」:キツツキ目キツツキ科の鳥の総称である。4本の趾(あしゆび)が2本は前に、残る2本は後ろに向かっているという特徴がある。(普通の鳥は、前向きが3本、後ろ向きが1本である。)また、鋭い鉤爪を有している。(これによって木の幹に自由に止まることも出来る。)更に、尖った嘴によって木の幹突いて穴を開けて、その中に潜んでいる昆虫を掘り出して食べる。また、世界では約210種類が生息していて、主な生息地は森林の中である。

アメリカのアニメには「ウッディー・ウッドペッカー」というキャラクターがいる。このアニメは日本でも放送されたことから、日本でも知られている。キツツキというちょっと変わった鳥が主人公であるだけに、キツツキと言うとウッディー・ウッドペッカーという程知られている。

英語では「Woodpecker」、ドイツ語では「Specht」、フランス語では「Pivert」、イタリア語では「Picchio」、スペイン語では「Pito」、ポルトガル語では「Pica-pau」、中国語では「啄木鳥」と言う。

 

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