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RUBY TURNER『WOMEN HOLD UP HALF THE SKY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。ジャマイカ出身で、イギリスに渡って音楽活動を始めた彼女は、南国のリズムの良さを持ったシンガーであるが、本アルバムでは大人の鑑賞に堪えうるじっくりと聴かせるR&Bナンバーを中心として聴かせくれている。本アルバムはイギリスでは最高位47位を記録している。

収録曲は、オリジナル版では全11曲であったが、2010年にリマスターされたときに5曲のボーナス・トラックが追加されて、現在は全16曲になっている。収録曲は以下の通りである。『If You're Ready (Come Go With Me)』『In My Life It's Better To Be In Love』『A Woman Left Lonely』『Bye Baby』『I'd Rather Go Blind』『I'm In Love』『The Story Of A Man And A Woman』『Only Women Bleed』『Still On My Mind』『He's Mine』『Hurting Inside』。(以下、ボーナス・トラック)『Won't Cry No More』『I'm Livin' A Life Of Love』『If You're Ready Come Go With Me(Extended Version)』『Oooh Baby Baby』『In My Life It's Better To Be In Love』。

お薦め曲は、THE STAPLE SINGERSのカヴァーである『If You're Ready (Come Go With Me)』、スタンダード・ナンバーとなっている『I'd Rather Go Blind』というところと、『A Woman Left Lonely』『Still On My Mind』をピックアップしておく。

全体的に、ミディアムからスロー・テンポな聴かせる曲であるため、派手な所は全くない。また、歌唱力の方もしっかりとしたものを持っているため、スローなテンポの曲でも、メロディラインなどに負けることなく、十分鑑賞することが出来る。そのため、グラスを片手にじっくりと聴き入りたくなる大人向けのアルバムとなっている。

当時のアメリカでは全くだったが、その当時のアメリカではパワー・バラードがブームになっていたことを考えると、聴かせてくれる曲と言うことでは同じ部類に入るのに、英米での温度差があったというのは、今になってみても面白い所である。じっくりと聴き入りたいという方にはお勧めのアルバムである。

 

Women Hold Up Half the Sky

Women Hold Up Half the Sky

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Pop
  • 発売日: 2010/08/24
  • メディア: CD


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