「WHITE SANDS」 [映画(洋画)]
表題の作品は1992年のアメリカ映画「ホワイト・サンズ」である。日本での劇場公開は1993年1月であった。W・デフォーとM・ロークという異色の顔合わせによるサスペンス作品である。
作品データを記しておくと、時間は101分、監督はロジャー・ドナルドソン、脚本はダニエル・パイン、撮影はピーター・メンジース・Jr.、音楽はパトリック・オーハーンである。そして出演は、ウィレム・デフォー、ミッキー・ローク、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、サミュエル・L・ジャクソン、ミミ・ロジャース、M・エメット・ウォルシュ、ジェームズ・レブホーン、たちである。
ある日、保安官のレイは、ニューメキシコの荒野で50万ドルを手にした死体を発見した。FBIが割り込んでるが、その死体はFBIのおとり捜査官ということが分かる。で、事件に興味を持ったレイはおとり捜査をすることを申し出て、彼がスペンサーとしておとり捜査をすることになった。で、サンタフェで武器商人のレノックスと接触する。レノックスはレイのことを気に入り、仲間として彼を迎えることにして、美女・レーンを紹介した。が、レーンはレイがスペンサーではないことを見抜いたが、そのことを口にすることなく、レイを側近たちに紹介した。レノックスは大金が動く取引にレイを引き込むが、レイもそのことをFBIに報告する。が、FBIはレイの考えていたこととは違う動きを見せ、実はレイを罠に填めて、レイを主犯に祭り上げていた。そのことを知ったレイは、全ての決着を付けようと、レノックスを砂漠におびき出し、射殺して去っていった。
サスペンスということでは普通の範疇に入る作品であるのだが、物足りなさを感じてしまう作品である。(もう少しアクションを強くしても良かったかも...が、W・デフォーとM・ロークでは、アクションというのも何ですし...)あと一捻り欲しいと感じられるのだが、キャストを見るとお茶を濁した漢字になってしまったのは勿体無いところであった。まあ、M・E・マストラントニオの美しさを見るための作品と考えたら、こんなものという割り切りは出来ますが...
↓LDでリリースされていたが、DVD化されていません。
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