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ケータイ刑事銭形結6話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形結」の第6話「電気ウナギが明日を照らす ~大学教授殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、冒頭であさみさんがこれらに囲まれていたことから「ストーブ」について、「赤外線ヒーター」について、熱くてもこれがあると言っていた「扇風機」について、ちゃんがこれを見て驚いていた「設定温度」について、何度も口にした「無駄」について、そして「税金」について記します。尚、「税金」については「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

ストーブ」:暖房器具であって、燃料となるものを燃やして熱を発生させ、室内を暖めるものである。また、中には調理器として熱源として使用されるものもある。(暖房器具と兼用というものが一般的である。)燃料として使用されるものは、石油(灯油)、石炭、薪、ガスなどであり、電気を用いるものもある。→燃料となるものを頭に付けて「石油ストーブ」「石炭ストーブ」「ガスストーブ」などと呼ぶ、また、電気を用いるものは「電気ストーブ」と言うが、これは何かを燃やして熱を発生するものではない。(他のストーブは燃焼させるため、二酸化炭素が発生する。そのため、長時間の使用では、適宜喚起して室内の空気を入れ換える必要がある。しかし電気ストーブでは換気の必要がない。しかし、燃焼式のストーブでは水分を発するため、湿度は保てるが、電気ストーブを使用すると部屋が乾燥するということが起こる。また、消費電力が大きい。)

また、放熱の形態から、それぞれに於いて「反射式」と呼ばれるものと「対流式」と呼ばれるものとがある。

この物語であさみさんが使用していたストーブは「電気ストーブ」であり、しかも複数台を使っていただけに、大量の電気を消費している。普通の家庭ではブレーカーが落ちてしまいますが...

俳句の世界では、言うまでもなく「冬」の季語である。英語では「Stove」、ドイツ語では「Herd」、フランス語では「Poêle」、イタリア語では「Stufa」、スペイン語では「Estufa」、ポルトガル語では「Fogão」、中国語では「爐子」と言う。

赤外線ヒーター」:電気ストーブの一種であり、特に赤外線を発生させて温める方式の(電気)ストーブである。

赤外線は、熱エネルギーを(室内の)空気に奪われることもなく、それが当たったものを直接温めることが出来るという性質を持っている。そのため、人体に直接当てて、人体を直接温めるため、エネルギーのロスが少なく効率的である。→人がいない場合では、部屋の壁などに赤外線が当たり、壁を温めることになるが、壁が暖まると部屋の空気を暖めることになり、間接的に室温を上げることになるので、無駄なエネルギー損失が少ない。

英語では「Infrared Heater」、ドイツ語では「Infrarote Heizung」、フランス語では「Appareil de Chauffage Infrarouge」、イタリア語では「Calorifero Infrarosso」、スペイン語では「Calentador Infrarrojo」、ポルトガル語では「Aquecedor Infravermelho」、中国語では「紅外線取暖器」と言う。

扇風機」:モーターによって羽根を回転させることで風を発生させ、暑さを凌ぐのに使用される機械のことである。天井に設置されて「シーリングファン」と呼ばれるもの、室内の空気を循環させるために使用される「サーキュレーター」と呼ばれるものも扇風機の仲間である。

歴史は比較的古く、モーターが発明された19世紀後半に登場している。日本には1890年にアメリカから輸入されたのが最初で、翌年には国産扇風機が作られている。(但し、発売は1894年になってからである。)

夏の風物詩として広く普及したが、エアコンの普及によって需要が減っているが、エアコンと比べて消費電力が小さいこと、設置が簡単で移動可能なこと、エアコンの補助的な役割(サーキュレーターとしての役割)をさせるなどで、近年は見直されている。(2011年は節電のこともあって、再び脚光を浴びている。)

ちなみに、扇風機の羽根の数は昔は3枚というのが一般的であったが、最近は5枚が一般的になっている。(シーリングファンでは2枚というものもありましたが...)奇数が一般的であるが、これは偶数(特に4枚)の場合と比べて、図形上の中心と現物の重量中心のズレによって発生する偏回転が奇数の方が小さくなるためであり、物理的に説明できることである。(と言っても、4枚羽根という扇風機もT社が製造していますが...)

俳句の世界では言うまでもなく「夏」の季語である。また、英語では「Electric Fan」、ドイツ語では「Elektrischer Fächer」、フランス語では「Ventilateur Électrique」、イタリア語では「Ventilatore Elettrico」、スペイン語では「Entusiasta Eléctrico」、ポルトガル語では「Fã Elétrico」、中国語では「風扇」と言う。

設定温度」:冷房や暖房を行う場合、室温をその温度になるように冷やす/温めるという動作を行う目標温度のことである。主にエアコンを用いた冷暖房を行う時に設定されるものである。(室温を検出して、それをフィードバックさせて制御するため、電気制御できるエアコンでは比較的簡単に制御できるが、燃料を燃焼させて熱を得る暖房機では技術的には難しい事になる。)

ちなみに、広く推奨されている設定温度としては、「冷房は28゜C、暖房は18゜C」である。(「冷房は26゜C」という声もある。→28゜Cでは熱中症になる人が出てくるため、それを防ぐためには26゜Cが良い、という意見もあるが、外気温との温度差が大きくなるだけに、別の意味で身体への負担が増えるのですが... 一方、暖房は設定温度を2゜C下げて、1枚余計に着込んだ方が節約になる。)

ちなみに、鉄道では会社によって1~2゜Cの差はあるが、一般的には冷房は26゜Cで、「弱冷房車」は28゜Cが設定温度というのが多い。(「弱冷房車」は冷房の設定温度を他の車両よりも高めにした車両である。)→夏に気温が35゜Cを越えるような猛暑日になると、弱冷房車(28゜C)でも寒すぎるように感じてしまいます...

冷暖房以外では、冷蔵庫/冷凍庫の設定温度が身近な所にある。節電の為には、庫内温度を小まめに調整するということも重要である。(特に、庫内に入れている量に応じて設定温度を調整することは忘れられている...)

この物語では、あさみさんは(暖房でエアコンの設定温度を)30゜Cに設定していたが、冬にTシャツ1枚でも暑いという所まで上げるというのは異常としか言いようがないですね。ちゃんが驚くのも当然である。

英語では「Setting Temperature」、ドイツ語では「Setzen von Temperatur」、フランス語では「Mettre une Température」、イタリア語では「Temperatura che Mette」、スペイン語では「Temperatura poniendo」、ポルトガル語では「Temperatura Fixando」、中国語では「設定温度」と言う。

無駄」:役に立たないこと、益のないこと、効果のないこと、またはそういうもののことを言う。(ものの場合は、存在意義の全くないもの、ということにもなる。)

但し、世の中では「無駄」の全てが役に立たないということはなく、特に経済活動では無駄(な需要)があることで利益が出ているということも否定できない。(但し、企業が利潤を得るための企業活動を行うには無駄は極力排除するのは正論である。)

英語では「Waste」、ドイツ語では「Verschwendung」、フランス語では「Gaspillage」、イタリア語では「Spreco」、スペイン語では「Pérdida」、ポルトガル語では「Desperdício」、中国語では「浪費」と言う。

税金」:租税として収められる金銭のことを言う。国や地方公共団体がこれを原資として事業を行ったり、各種行政サービスを行うのに用いる。昔は金銭以外の物で収めること、または労働を税とすることもあった。→例えば、律令制度の下での「租庸調」は収穫された農作物や布、海産物や鉱産物を物納していた。また、中国(魏や晋)では1年に20日の土木事業に従事する労役があった。

現代社会では、「税」は金銭で納めることになっているため、「税金」と言われる。(相続税などにおいて、場合によっては物品で納める場合もあるが、基本的には金銭で納める。)

税の歴史は、ある意味では国民の反乱と国家滅亡の歴史でもある。古代では主に労役という形での税が中心であり、様々な巨大建築物は、国民の税としての労役によって築き上げられてきたといっても良い。(奴隷の強制労働も、見方によっては労役による税と言うことが出来る。)中世以降では、労役や物納するものの軽減などを求めて、農民たちが反乱を起こしたというのは幾つも例があり、イギリスのピューリタン革命やフランス革命はその代表的なものである。(実際にそれで国が滅んでいる。)

近代国家が成立してお金が流通するようになると、租税は物納から金銭で納められるのが一般的に変わっていき、現代国家ではそれが受け継がれている。

租税を賦課することを「課税」といい、徴収することを「徴税」といい、課税された税を納めることを「納税」と言う。また、租税は、納税方法の違いから「直接税/間接税」、課税する組織の違いから「国税/地方税」、使い方に関しての用途限定の有無によって「普通税/目的税」など、いくつかの異なった観点から区別することができる。

英語では「Tax」、ドイツ語では「Steuer」、フランス語では「Impot」、イタリア語では「Tassa」、スペイン語では「Impuesto」、ポルトガル語では「Imposto」、中国語では「税金」と言う。

 

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