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ケータイ刑事銭形零17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形零・裏ネタ編」の増補作業は2nd.4話(通算では17話)の「おっちょこちょいなミステイク ~放送事故殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から、「おっちょこちょい」について、「ミステイク」について、「放送事故」について記します。尚、「放送事故」については「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]」で、「ミステイク」については「・4話[裏ネタ編]PART 6」で「ミス」として記したものをベースとして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/27付です。)

おっちょこちょい」:落ち着きが無く、考えの浅いこと、軽率な行動のこと、またはそういう人のこと、若しくはそそっかしい人、慌て者、粗忽者のことを指す。また、「ドジッ娘」と呼ばれる人も「おっちょこちょい」な人と言うことが出来る。

「キャンディキャンディ」で、キャンディが看護学校で勉強していた時、メリージェーン校長から、いつも「おっちょこちょい」と呼ばれていたが、憎めないような失敗ということを繰り返す人という意味もある。(失敗でも、許せないような重大なものもあるが、そういう重大な失敗のこと、及びそういう人のことは「おっちょこちょい」とは言わない。)

英語では「Careless Fellow」または「Careless Person」、ドイツ語では「Tölpel」、フランス語では「Gaffeur」、イタリア語では「Confusionario」、スペイン語では「Torpe」、ポルトガル語では「Pessoa Desajeitada」、中国語では「粗心的人」と言う。

ミステイク」:「失敗」のことである。英語では「Mistake」と言うが、その省略した言い方である。(英語も「Mistake」の省略した言い方は「miss」であって、普通に口にされる言葉でもある。尚、これは未婚女性の敬称として使用される言葉と同じ綴りである。但し、「Mistake」の省略形であって、「失敗」を意味する場合は「miss」と言うように先頭の「m」を小文字表記とし、未婚女性の敬称として使用する場合は「Miss」と言うように先頭の「M」を大文字表記することになっている。(→表記上は区別することが可能であるため、文字を見れば区別出来る。しかし、交互では同音であるため区別することは出来ず、前後の文脈から判断しなければならないが、特に難しい区別ということではない。)

尚、重度の失敗の場合は「エラー(Error)」という言い方がされる場合もあるが、「エラー(Error)」と言うと、機械的なものによる失敗というニュアンスがあることにもなる。人が行うケアレスミスのような小さな誤りや失敗のことは基本的に「miss」と言う。

ところで、「ミス」(「失敗」)には、小さなもの(些細な失敗)から大きなもの(重大な失敗)まで様々である。特に小さなミスは誰にでも、そしていつでも起こることである。(と言うよりも、失敗を絶対にしない人というのは存在しないと言って良く、失敗を繰り返すのが人間である。)重要なのは、ミスを回避するように務めることではなく、ミスをした場合の対処である。また、一度犯したミスと同じミスを繰り返さないように務めることである。(繰り返し同じミスをする人は学習能力がないということになって、別の点で問題とされるのは言うまでもない。)

「ケータイ刑事」では、犯人が小さなミスをして、それを銭形が見逃さず、その小さなミスが命取りとなって犯行がばれる/犯行の決定的な証拠となってしまう、などというのはお決まりのパターンである。これは、完璧な人間はいない、例え完璧に物事を行ったと思っても、何処かにミスは潜んでいる、という事を教えているという解釈も出来る。とはいっても、犯人が犯行を隠そうとする場合に行うミスと、通常の小さなミスをする場合では、精神状況が全く違っているなどで、普通の精神状態ではないでしょうから、ミスが多く出るのも当然かと...(ちなみに、いつも完璧に事件を解決しているように見える銭形姉妹も、時にはミスを犯すこともある。数少ないがいくつかの物語でそういう所が描かれていました。→これがあると、銭形姉妹もより人間らしいキャラとなって、一段と可愛く感じられるようになります。)

英語では「Mistake」、ドイツ語では「Fehler」、フランス語では「Erreur」、イタリア語では「Errore」、スペイン語では「Error」、ポルトガル語では「Engano」、中国語では「失敗」と言う。

放送事故」:テレビやラジオなどの放送番組の中で、何らかの原因によって正常放送が出来なくなったことを言う。簡単に言うと、放送局が番組内で行った失敗のことである。(但し、アナウンサー(ラジオのDJ(パーソナリティ)も含む)が読み間違ったり言い間違えた場合(所謂「かんだ」状況のこと)、及び、現場中継の電話音声の切断や映像の乱れ、衛星回線を用いた海外からの映像が途中で途絶えた場合などは、放送中の失敗ということになるが、これらは「放送事故」とは呼ばない。但し、放送禁止用語がそのまま(音声としてと)放送された場合は「放送事故」となる。→視聴者からのハガキ、メール、ファックスなどを紹介するDJ(パーソナリティ)は、放送禁止用語が記されていた場合、それを口にしないようにするというとっさの判断力が必要であり、これが出来ないDJ(パーソナリティ)はラジオを担当する資格はないと言って良い。まあ、番組を降ろされることになるでしょうけど...)

放送事故は、大別すると、放送機器の故障や不具合によって起こる「機械事故」と、人為的な操作ミスによる「人為事故」に分類される。また、放送内容の観点からは、電波の送出が止る「停波」、関係ない映像や音声が流れたり、低品位の映像や音声が放送される「不体裁」、番組進行表以外の内容が誤って送出される「内容違い」に分類される。(ちなみに、自然災害が原因の中継局のダウン(停電など)による停波も放送事故に含まれる。)

放送事故は「事故」と呼ばれているが、「交通事故」などと違って、人命が危険に晒されると事故ではない。また、視聴者/聴取者は不快感を感じることはあり得ても、身体的に傷つく/負傷するということはない。しかし、放送事故を起こせば、(民放の場合は)スポンサーからクレームが付くのは当然であり、何らかの損害が生じるのが普通である。(場合によっては、スポンサーが降りてしまうこともあり得る。)更に、視聴者からそのことについてまクレームという形で、多数の電話が寄せられ、その対応に追われることになってしまう。(これらは放送局にとっては経済的なダメージを受けることになる。→NTTにとっては、通常よりも電話の利用が多くなるので、ありがたいと思っていたりして...???)

ところで、放送事故でも機械事故の場合は、放送システムの装置にトラブルが起こった場合に起こるものであるが、放送局ではそういう事態を予め想定して、それに備えて放送設備をパラレルで用意していて、万一の機器故障の場合はその部分を予備のシステムに切り替えて放送を続けるのが一般的である。そのため、瞬間的には放送が止まることがあるが、たいていの場合は数秒から数十秒で正常放送に復帰する。(テレビの場合は「しばらくお待ち下さい」という文字の画面に一旦差し変わり、そこから通常画面に戻る。)

また、運用面でバックアップ・システムが構築されているからと言っても、バックアップ・システムの方が正しく動作するのかという問題点もある。最近は24時間放送をしている放送局が増えているが、地上波放送では週に1回程度、衛星放送では少なくとも月に1回は24時間放送を行わない日があって、その時に放送設備の点検を行っている。そのため、大規模な停波という状況にならないように務めている。

とは言っても、放送電波を送信するアンテナが設けられている電波塔(中継局を含む)が損傷を受けた場合(落雷などによる天災が原因となって発生した機器の損傷、または火災による機器の損傷など)は、いくらバックアップ・システムがあったとしても、復旧までに時間がかかることになる。尚、天災が原因による停波も「放送事故」ということになる。

よくあるのは人為事故であり、「内容違い」は珍しいことではない。(特に、ラジオ放送の場合、ON AIRする曲を間違えるというのは珍しいことではない。→これを頻繁にやっている放送局があるが、そういう放送局はプロ意識のない素人集団であると呼ばれても仕方がなく、聴取者も離れてしまうだけである。)そのため、人為的ミスを減らそうとして、色々なチェック体制が用意されている。しかし、人間が作業を行っている限りは、どれだけ注意をしても、やはり(人為的ミスは)起こってしまうため、何らかの形で人為事故は発生している。だからといって、問題を起こす人間を排除してしまって、完全機械化してしまうと、またまた別の問題が生じることになる。

ところで、この物語の放送事故の元ネタに成ったのは、地上波(TBS)での放送の時に実際に発生した放送事故が元ネタになっている。それは2004/10/1のことであって、TBSの放送での「銭形泪」の時である。予定では「1st.4話」が放送されることになっていたのだが、これが誤って「銭形泪・2nd.4話」が放送されたという内容の間違いという放送事故であった。(同じ「第4話」であるが、1st.シリーズと2nd.シリーズとを間違えたということである。→この物語では「4話」と「10話」ということで、ちょっと強引な間違いであるが、1st./2nd.の間違いというのは、陥りやすい人為的ミスと言うことが出来る。)で、原因は、テープの確認ミスと説明されて、TBSは謝罪を行った。(ちなみに、2004/10/1と言うと、BS-iで「銭形泪」が終了し、「銭形零」がスタートする直前であった。)で、「1st./2nd.」の第4話の放送事故をネタにして、今回の物語(2nd.4話)にもって来る辺りが「ケータイ刑事」らしい所である。(これを5話とか3話に持ってきたら、ネタとしての拘り不足とされてしまいますし...)

「放送事故」のことを英語では「Dead Air」または「Broadcast Accident」、ドイツ語では「Strahle Unfall Aus」、フランス語では「Diffuse l'accident」、イタリア語では「Incidente Sparso」、スペイン語では「Transmite el Accidente」、ポルトガル語では「Radiodifunda Acidente」、中国語では「廣播事故」と言う。

 

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↑ 1st.4話 (収録されています) 2nd.4話 ↓ 

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