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ケータイ刑事銭形零17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形零」の第17話(2nd.4話)「おっちょこちょいなミステイク ~放送事故殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目の増補となる今回は、志摩子の死はこれの自殺と思われたことから「自殺」について、「抗議」について、編成担当の寅口がこれを使って自殺しようとしたことから「ソース」について、「一気飲み」について、ちゃんがその誤りを正した「醤油」について記します。尚、「自殺」については「・1話[裏ネタ編]PART 5」で、「抗議」については「・21話[裏ネタ編]PART 5」で、「ソース」については「・29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 11」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/27付です。)

自殺」:自分の意思で自己の命を絶つ行為のことを言う。(早い話、自分で自分を殺すことである。)尚、死に至らずに生存した場合は「自殺未遂」と言う。

自殺は、日本では犯罪行為ではないが、他人の自殺に関与した場合は「自殺関与罪」という罪に問われることになる。(6月以上7年以下の懲役、または禁固刑に処せられる。)これは未遂であっても同様である。また、合意の上での心中でも、一方が生き残った場合、その人は死んだ人の自殺関与罪が成立するという判例がある。

また、外国でも大半の国々では自殺/自殺未遂は罪に問われないが、一部の国などでは「自殺は自分を殺す殺人」という考えから、「自殺は犯罪(殺人罪)」として、罪に問うという国もある。(但し、この場合は犯人死亡ということになるため、この罪を犯した人を裁く/処罰することは不可能である。)しかし、他人の自殺に関与した場合や唆した場合は罪に問われる。

自殺には様々な方法がある。中でも飛び降り自殺や飛び込み自殺の場合は、本人はそれで死んでしまうが、その後処理のために多大な迷惑を与えることになる。また、鉄道に飛び込んだ場合では、電車の遅延による損害が発生するということから、遺族に対してその損害賠償請求が行われるというのは当たり前になっている。また、街中でビルから飛び降り自殺をした場合、地上にいた全く関係ない第三者を直撃して、巻き込んで死亡という事故が起こる場合もある。→自殺を推奨する気は毛頭ないが、他人に迷惑を掛ける自殺(他人を巻き込む自殺)だけは絶対にしないようにしてもらいたい所である。(と言っても、自殺した場合、大なり小なりは他人に迷惑を掛けることになりますけど...)

ところで、「自殺」を語る際、「安楽死」が議論になることがある。現在の日本では法整備が整っていないが、アメリカ、オランダ、スイスなどでは、末期癌患者などのように余命が殆ど無く、多大な苦痛を伴った死が迫っているような患者に対して、薬物投与によって苦痛を伴わずに死を選択することが出来る「安楽死」が法的に認められている。(「死を選ぶ権利」として語られる。)「安楽死」は他人に手を借りることになるため。自分で自分を殺すことにはならないため、「自殺」とは別物であるが、本人の意思で死を選ぶということでは「自殺」と同じ過程がある。「安楽死」と「自殺」は近いもという考えがあるのもまた事実である。

尚、現在の日本では、安楽死を認められる場合があるが、厳しい条件が付けられる。その条件を満たしていれば、薬物投与を行った医師に対して殺人罪は適用されないが、一つでも満たしていない場合には(医師に)殺人罪が適用される。

尚、英語では「Suicide」または「Kill Oneself」と言う。(未遂の場合は「Attemoted Suicide」と言う。)また、ドイツ語では「Selbstmord」、フランス語では「Suicide」、イタリア語、スペイン語では「Suicidio」、ポルトガル語では「Suicidio」、中国語では「自殺」と言う。

抗議」:相手の発言内容や行為、または決定事項に対して反対意見を申し立てることを言う。適切な範囲で行われるものについては当然の権利として認められているが、限度を超えた場合については逆に不法行為とされて、罰則の対象になる行為もある。(民事問題として色々と問題になることがある。)

特にスポーツに於いては、審判の判定に対して異議を申し出ることをいう。尚、競技に応じて「抗議」のやり方などが規定されているため、選手であれば誰でも抗議を行うことが出来るというものではない。(中には、ルール上は全く認めていないという競技もある。)逆に、選手であれば、一定の条件を満たしていれば出来るという競技もある。尚、スポーツでは、審判も人であるため、時には間違うことがある。そのため、最近ではビデオを判定に用いることも進んでいる。また、スポーツ仲裁裁判ということで、裁判にまで発展することもある。

抗議の中でも「度を超えた抗議」もよくあることで、例えば審判に対しての暴言や暴力行為はこれに該当することになる。(この場合は退場などの罰則が与えられる。)

この物語では、放送事故で放送されなくなったということに異議を申し立てるという抗議(実際は、そのように装られたことでしたが...)であったが、こういう行動もしばしば起こっている。また、デモ行進も「抗議」の具体的な例の一つである。

英語とドイツ語では「Protest」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Protestation」、イタリア語とスペイン語では「Protesta」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Protesto」、中国語では「抗議」という。

ソース」:日本語で「ソース」と表記した言葉に対応する英語には「Sauce」と「Source」の2つがある。このうち、後者の「Source」は「源」「源泉」「出所」と言う意味であって、食べられるものではない。また、「ソース」と言うこともあるが、他の言葉が使われることが多い。日本語で「ソース」と言うと、調味料であるソースのことを指すのが普通であり、これに対応する英語は「Sauce」である。

西洋料理に於いて、調味料として使用される液体の総称である。コース料理ではメインディッシュの一部として特別なものが作られることもあるが、基本的な調味料としても広く市販されているものである。しかし、日本では特に市販されている「ウスター・ソース」のことを指して言うことが多い。

ソースは国によって色々と特徴があり、その国の料理の味を左右するものでもある。近年では流通網も発展していることから、世界中で様々なソースが市販されるようにもなっているだけに、ちょっと変わったものも比較的入手しやすくなっている。色々と試してみるというの面白い所である。

ソースは液状、若しくはペースト状の調味料であり、これ単体では食されることは無い。料理の味付けとして、調理段階で素材に加えたり、調理完了後の料理に味付けと装飾のために使用される。そのため、ソース単体の味は濃いのが一般的である。

尚、西洋料理の中でもソースが発展しているのがフランス料理であって、フランス料理では、単なる調味料ではなく、皿に盛りつけた料理を視覚的に美しく見せるという役割も強い。

日本でお馴染みのウスターソースは、トマト、タマネギ、ニンジンなどの野菜と、数十種類の香辛料を混ぜて味付けした液体である。

また、デザートなどでもソースが使われるが、その場合のソースは砂糖を中心にした甘いものが一般的である。また、野菜を使うというよりも果物(果実)を使ったものが多い。そのため、調味料の仲間であるが、甘味料と言った方が適切かもしれないですね。(例えば、プリンのカラメルソースなどはこれに該当する。)

それ以外では、ホワイトソース、ブラウンソース、ミートソース、イカスミソース、チーズソース、バターソースなどは世界的にも知られているソースである。日本でそれ以外のソースというと、お好み焼きソース、焼きそばソースなどがあり、醤油、ポン酢、焼き肉のタレ、ごまだれなどもソースの仲間と言うことが出来る。

英語、フランス語では「Sauce」、ドイツ語では「Soße」、イタリア語、スペイン語では「Salsa」、ポルトガル語では「Molho」、中国語では「醤」と言う。

一気飲み」:元々は、酒の席で、一息でコップにつがれた酒を飲み干す行為のことを指した。そこから指す範囲が広がり、コップに注がれた飲み物を一息で飲むことを「一気飲み」と言うようになった。また、更にコップだけでなく、容器に入っている飲料を一息で飲むことも指すようになった。

この物語では、「(容器に入った(ソースを一気飲みする」と言っていたが、現在ではこういうものも「一気飲み」と言うことが定着している。

尚、バブル期の頃では、大学生のコンパで(酒の)一気飲みが場を盛り上げることから行うことが定着し、一気飲みをした学生が急性アルコール中毒で病院に搬送され、時には死亡したということが何件も起こったことから社会問題化した。現在では、これはアルコールによる嫌がらせという認識が広がっていて、飲食店(居酒屋)が「一気飲み禁止」としている所も多くなっている。

醤油」:日本独自の調味料であって、大豆と小麦を原料として、発酵熟成させて作った液体調味料である。歴史的にも古くからあるものであって、室町時代には現在の醤油とほぼ同じような液体調味料としてのものが完成しているが、広く普及するようになったのは江戸時代になってからである。

現在では、普通の醤油(「濃口醤油」)の他にも何種類かの醤油が作られている。(但し、濃口醤油が醤油全体の9割を閉めている。)尚、その中で「淡口醤油」というものがあるが、これに関しては色々と誤解されている所がある。「淡口」ということから味がうすいと思われているが、そういうことではない。濃口醤油に対して色、香が薄い醤油である。(逆に塩分の含有量は高い。)関西では濃口醤油との使い分けが定着していて、色を重視する料理(煮物、吸い物など)では広く利用されている。

それ以外では、「刺身醤油」や最近登場した「卵かけご飯専用醤油」など、特定の料理に合うように作られた醤油もある。

日本食が世界でブームになった'80年代以降は、醤油は日本独特の調味料として世界に進出していて、世界中の広い範囲で醤油は市販されるようになっている。

英語では「Soy Sauce」、ドイツ語では「Sojasoße」、フランス語では「Sauce du Soja」、イタリア語では「Salsa di Soia」、スペイン語では「Salsa de la Soja」、ポルトガル語では「Molho de Soja」、中国語では「醤油」と言う。

この物語では、「一気飲みしたら死ぬ」ということが語られているが、それは塩分が高いためである。確かに大量に一気飲みをしたら、身体(血液)の塩分濃度が急激に上昇することになり、それを元に戻そうとして脱水症状にいたり、死に至ることは理論的に説明できる。飲む醤油の塩分濃度も色々とあって、中には塩分を落とした「減塩醤油」と呼ばれるものもあり、また、その人の体格などにもよるので、一概にどの程度飲んだら死に至るかという具体的な量を言うのは難しいが、ある程度の量になるだけに、醤油の一気飲みで死のうとするのは難しいことだと思いますけどね...

 

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