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ケータイ刑事銭形結7話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形結」の第7話「初恋は死の香り! ~愛はかげろうのように殺人事件 事件編」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、この舞台の上演劇場となった「本多劇場」について、この物語はあさみさんたちのこれということから「同窓会」について、高校時代はこれに所属していたということから「演劇部」について、あさみさんが冒頭で口にした「ショパン」について、「ピアノ」について記します。尚、「同窓会」は「・13話[裏ネタ編]PART 3」で、「演劇部」は「・8話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

本多劇場」:東京都世田谷区北沢にある演劇専用の劇場である。客席座席数は386席であり、規模は中規模の劇場ということになる。開場したのは1982年11月であって、本劇場がオープンしたことから、下北沢が演劇のメッカとなるようになった中心的な劇場である。小劇団の公演が次々と行われる人気劇場でもあって、人気劇団の公演も頻繁に行われている。

劇場の使用は、基本的に一週間単位であって、5ステージ以上と言うことになっている。(例外もありますが...)

同窓会」:2つの意味がある。1つは組織としての「同窓会」であり、もう1つは会合としての「同窓会」である。いずれもが同じ学校の卒業者が集まったものである。

組織としての「同窓会」は、学校の卒業生によって組織される非営利団体であって、同窓生の間の親睦、懇親活動を行ったり、母校や後輩への後援などを主な目的として組織されるものである。特に私立の学校の場合は、学校運営に大きな影響力を持っていることもある。)組織としては、「同じ学校の卒業生」の集まりであるため、毎年卒業生が新メンバーとなって加わっていくことになる。運営の方も、同期の中で代表者を決め、各学年の代表者が集まり、更にその中から運営役員を決めているというのが一般的である。

高校や大学の卒業生の集まりである同窓会は盛んに活動が行われていて、それが企業内でも派閥に繋がっていることもある。しかし、小学校と中学校の同窓会というのは、私立の学校であればともかく、組織としての活動は殆どないのが現状である。(近年は高校進学率が90%を越えているので、上の学校の組織があれば十分と言うことでしょうね。そのためなのか、私立の学校の場合は、系列の上の学校(大学や高校)の同窓会が一緒に束ねていることもある。)

一方、会合としての「同窓会」は、基本的に同期の卒業生たちが親睦目的で集まるものである。そのため「同期会」と呼ばれることもある。また、更には同じクラスだった人たちが集まることもあって、「クラス会」と言うこともある。

よくあるのは、卒業してから1年、5年、10年、…、というような節目の年に集まることが多いようである。また、小学校の同窓会は卒業後50年後に行われることが記念のようになっている傾向がある。(62歳ということで、還暦を過ぎて少しして、ということになる。)

英語では組織のことを「Alumni Association」、ドイツ語では「Absolventenverband」、フランス語では「Association des Anciens Élèves」、イタリア語では「Associazione di ex-alunni」、スペイン語では「Asociación de los Alumnos」、ポルトガル語では「Associação de Bacharéis」、中国語では「校友会」と言い、会合のことを英語では「Alumni Meeting」または「Old Boys' (Gorls') Meeting」、ドイツ語では「Absolventenversammlung」、フランス語では「Réunion des Anciens Élèves」、イタリア語では「Riunione di ex-alunni」、スペイン語では「Reunión de los Alumnos」、ポルトガル語では「Reunião de Bacharéis」、中国語では「同期会」と言う。

演劇部」:「演劇」とは、作者の記した筋書き(一般的に「脚本」と言う)に基づいて、演者が行う芝居のことである。一方、「部」は学校の課外活動であるクラブのことである。よって、「演劇部」は学校のクラブ活動で、演劇活動を行う集団である。

尚、演劇には、演者は当然いるが、それ以外にも、脚本を作る人、それを統括する演出家(若しくは監督)、更には衣装、舞台装置を作る人たちが必要である。プロの劇団ではそれぞの役割を担う人、更には組織の運営を行う人がいる(兼任している人もいます。)が、学校のクラブ活動である演劇部では、所属員たちがそれらを分担して兼務しているのが基本である。(但し、演出/脚本と役者の兼務は無くても、それ以外の役割は兼務するのが基本であって、みんなで行う。)

一般的には、演劇(芝居)をしたいという人が演劇部に多く集まるという傾向があって、演出や脚本を中心にやりたいという人は、学校のクラブ活動での演劇部では少数派のようである。(脚本を書きたいという人は、放送部に籍を置くことも多いようですね。)

英語では「Drama Club」、ドイツ語では「Dramenklub」、フランス語では「Club du Drame」、イタリア語では「Bastone di Dramma」、スペイン語では「Club del Drama」、ポルトガル語では「Clube de Drama」、中国語では「戲劇小組」と言う。

ショパン」:FRYDERYK FRANCISZEK CHOPIN(フレデリック・フランソワ・ショパン)。ポーランド出身の作曲家である。異説があるものの1810/3/1生まれとされているので、2010年に生誕200年を迎えたということで、2010年はちょっとしたショパンのブームになっていた。

ピアニストとしても有名であって、数多くのピアノ曲を中心に作曲した音楽家である。そのため「ピアノの詩人」と呼ばれることもある。→ピアノ曲と言うと、真っ先に名前が出てくる作曲家であり、ピアノ曲の第一人者と認識されている。この物語では、あさみさんが「ショパンにピアノが弾けるの?と聞く以上に愚問だよ」と言っていたが、例えとしては上手いですね。

また、彼の作曲した曲のいくつかはCMソングに使われたこともあって、耳にすることの多いクラシック音楽の作曲家でもある。日本だけでなく、世界的にも人気の高い作曲家の1人であって、現在でも彼の作曲した曲は世界中で演奏されている。

出身はポーランドであるが、作曲家としての活動はフランスであったまた、没したのもフランス(パリ)である。しかし、母国ポーランドへの強い思いは死ぬまで持ち続けており、彼の強い希望もあって、死後、彼の心臓は姉によってポーランドに持ち帰られた。

数多くのピアノ曲の中でも、有名なものは『24の前奏曲集』『幻想曲』『バラード第4番』『英雄ポロネーズ』『舟歌』『幻想ポロネーズ』『ピアノソナタ第2番』などがある。また、ピアノの演奏をする人は誰でも彼の『練習曲集』には接しているはずである。

また、女流作家のジョルジュ・サンドと交際していた9年の間(晩年期になる)には秀作がいくつか生まれていることも知られている。→お姉ちゃま(=黒川芽以さん)が出演していた「名曲探偵アマデウス」でもショパンの曲は6曲取り上げられていて、チャイコフスキーと共に曲数ではトップである。(ジョルジュ・サンドとの話も語られていました。)

ピアノ」:弦をハンマーで叩くことで音を出す鍵盤楽器である。18世紀初頭にイタリアで発明された楽器であって、イタリア語の「Pianoforte」が正式な楽器名であったが、これを省略した言い方である「Piano」が一般的な名称として知られるようになった。

楽器であるため、音楽演奏のために使用されるが、それ以外でも使用され、音楽指導(学校教育、歌唱レッスン、他の楽器の練習の際など、様々である。)の際に使用されたり、作曲活動を行う際の使用も一般的である。

元になった楽器は、弦を弾いて音を出す鍵盤楽器である「チェンバロ」であり、それを改良したものでもある。チェンバロは弦を弾くことで音を出すため、音に強弱を付けることが出来ない。ピアノは鍵盤を叩く強さが音の強弱に繋がる用に工夫したチェンバロの改良楽器である。そのため、音量が豊かであって、表現力が高くて豊かであること、広い音域を持っている(鍵盤の数は88鍵である。但し、発明された当時の鍵盤数は60であって、徐々に音域が拡大していった。)ことから、「楽器の王様」と呼ばれている楽器である。

尚、鍵盤数は88であるが、これに2つ、または3つのペダルが付いている。ペダルを踏むことで表現力がより豊かになる。(1つは「ダンパーペダル」と呼ばれていて、全てのダンパーが外れるため、長音効果があって響が豊かになる。もう1つは「ソフトペダル」と呼ばれるものであって、音量が減少するため、繊細な表現力が増すことになる。3つ目のペタペダルは2つのものには無いものである。これは「ソステヌートペダル」と呼ばれるものであって、特定の弦のダンパーが外れるので、長音効果がある。)

英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Piano」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Klavier」、イタリア語では「Pianoforte」、中国語では「鋼琴」と言う。

 

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