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ケータイ刑事銭形零18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第18話(2nd.5話)「富豪刑事もビックリ!勝手にコラボレーション ~刑事まつり殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、冒頭でちゃんが身につけていた防寒具から「マフラー」について、「手袋」について、ちゃんは五代さんだと思い「変なんですけど」と言っていた男が着ていた「背広」について、柴田さんが口にした「洞察力」について、「ミス」について、「そっくり」について記します。尚、「マフラー」は「・13話[裏ネタ編]PART 9」で、「手袋」は「・5話[裏ネタ編]PART 7」で、「背広」は「・26話[裏ネタ編]PART 2」で「スーツ」として記したものを、「洞察力」は「・39話(2nd.26話・AS4話)[裏ネタ編]PART 14」で、「ミス」は「・4話[裏ネタ編]PART 6」で記した藻をベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/30付です。)

マフラー」:「防寒具」と「消音器」の2つのものがある。普通は前者のことを指し、冬場であればほぼ間違いなく前者のことを指す。後者の場合は特定の分野(内燃機関に関する分野)に関して言われるため、専門用語の一つという認識がされている。(「サイレンサー」または「消音器」という別の言い方もあって、そちらの方がよく使われている。)

この物語では、冬場に零ちゃんが身につけているものであるため、前者である。

防寒具の「マフラー」は、寒さを防ぐために、首の回りに巻く細長い布のことである。日本語では「襟巻」または「首巻」と言うこともある。素材は布であるが、主に絹、毛織物、毛皮、毛糸などで作られるのが一般的である。

似たものとして、「スカーフ」や「ネッカチーフ」があるが、「スカーフ」は基本的には方形の布であって、一般的には薄手の布であって、用途は装飾用である。(防寒具ではない。)また、「ネッカチーフ」は「スカーフ」と大差はないものの、特に制服の一部になっている「スカーフ」のことを指すことが多く、ボーイスカウトやガールスカウトの制服としてお馴染みとなっている。また、装飾目的だけでなく、保温、防塵という役割も持っているので、「防寒具」の役割もあるのだが、一般的に使用する防寒具ではなく、制服にコーディネートされた防寒具寝かねるもの、と言った方がよい。

一方、「マフラー」は長方形の布であって、厚手の布と言うのが基本である。用途も防寒用ということが第一となっている。(外見上は布質と形状が異なっており、第一意の用途としてはスカーフは「装飾用」、マフラーは「防寒用」が基本である。)但し、現在では「マフラー」もファッション・アイテムの一つとなっていて、デザインを含めて装飾用という所が主眼になってきている。(が、第一意の用途はあくまでも防寒具である。)

俳句の世界では、「マフラー」「襟巻」「首巻」は全て防寒具であるために冬の季語である。また、英語では「Muffler」と言うが「Scarf」という単語にも日本語で言う「マフラー」が含まれている。(但し、英単語の「Scarf」には「テーブルクロス」という意味もある。)ドイツ語では「Schal」、フランス語では「Écharpe」、イタリア語では「Sciarpa」、スペイン語では「Bufanda」、オランダ語では「Sjaal」、ポルトガル語では「Cachecol」、中国語では「領子卷」という。

ちなみに「消音器」の「マフラー」は、内燃機関(エンジン)に設けられているものであって、排気ガスが排出される際に出る音(排気音)を低減するための装置である。「消音器」または「サイレンサー」と呼ぶこともある。アメリカ英語では防寒具のマフラーと同じ「Muffler」と言うが、イギリス英語では「Silencer」と言う。また、銃の発射音を消すための装置は「消音器」または「サイレンサー」と呼び、「マフラー」とは言わない。(米英のいずれでも「Silencer」と言う。)

手袋」:手の装飾のため、または手の防寒のため、若しくは保護のために用いるものであり、手に装着する衣服の一つである。特に、防寒具としてのものは古くからあるものである。

構造としては、指の部分が5本の指が1本ずつ独立しているものと、親指のみが他の4本の指と独立しているものとがあり、前者を「手袋」「グラブ」「Glove」と言い、後者を「ミトン」「Mitten」と言って一応区別されている。(但し両者とも広義の「手袋」の仲間である。)防寒用のものは両者があるが、装飾用のものと保護用のものは基本的に5本の指が独立しているのが普通である。また、装飾用のものでは指の部分が露出するような構造になっているものもある。(「オープンフィンガーグローブ」と呼ばれている。)

使用される素材は、基本的には布であって、使用される布の種類も様々である。また、革製のものもある。(防寒用のものでは毛皮を使ったものもある。)その一方で、保護用の手袋としては、ビニール、ゴム、金属などを素材としているものもある。(素手で掴むと危険なものを扱うためでもあるので、丈夫な素材が使われることになる。)また、その仲間として、医療従事者が感染症を防ぐ目的で使用するものがあって、手術などの微妙な指先の動きを阻害しないように、手をピッタリと多う薄い素材(ゴム)というものもある。また、西欧では飲食店、特に厨房の従業員が手袋をして調理を行うことは珍しいことではなく、そこでも薄手のビニールやゴム製のものが使用されている。(食品工場での作業者の手袋着用は当たり前になっている。)

尚、「軍手」と呼ばれるものがあるが、これは「軍用手袋」の省略形であり、旧日本軍が使用していた日本独自のものである。戦後になって、軍は無くなったが、軍で使用していたものが一般用の作業手袋として広まったものである。

歴史は古く、記録のあるものとしては古代ギリシア時代まで遡る。防寒具として、または手の保護のためとして使用されていたが、13世紀頃になると、ファッションの一つとしての利用が見られるようになる。そしてこの用途での使用はヨーロッパの王侯貴族の間で広まっていき、競い合うように派手な飾りが付いていったり、宝石を使用したような手袋まで生まれている。(王侯貴族の間では、見た目の豪華さが最優先であって、実用性という観点ではまったく使えないものへと進んで行くことになった。)一方、防寒用、及び保護用としての手袋は、一般の間では定着して普及した。

俳句の世界では、手袋は基本的に防寒具ということになっているため、冬の季語である。また、英語では「Glove」若しくは複数形の「Gloves」(一部のものは「Mitten」と言う。)、ドイツ語では「Handschuhe」、フランス語では「Gants」、イタリア語では「Guanti」、スペイン語では「Guantes」、ポルトガル語では「Luvas」、中国語では「手套」と言う。

背広」:衣服の一つであって、共布で出来た上下ひと揃いとなった衣服のことである。特に「ビジネス用途の衣服」を指すのが一般的である。また「スーツ」という言い方も定着している。また、「背広/スーツ」と言うと、基本的には男性用の衣服のことを指し、女性用の(同じ用途の)衣服は「レディーススーツ」と言う言い方がされる。

背広は基本的にズボンと上着のセットである。下着の上から着ることになるが、上着の下にはYシャツと呼ばれるものを着て、ネクタイを着けるというのが一般的であって、「背広の上着」はあくまでも上着として扱われることになる。

尚、「スーツ」と言った場合は、特撮ヒーローや怪人/怪獣の着ぐるみに関しても、それを「スーツ」と言うが、これは「背広」という言い方はされない。

英語では「Suit」、ドイツ語では「Anzug」、フランス語では「costume」、イタリア語では「abito」、スペイン語では「traje」、ポルトガル語では「Terno」、中国語では「套裝」または「西服」と言う。

洞察力」:「洞察」とは、物事を観察して、その本質を見抜くこと、物事の奥底にあることを読み取ること、または見通すことを言う。これは、ある事態に対して十分な情報が無くても、その時の状況や成り行き、今後の変化に対する予測などを見抜くことである。また、これによって、その物事の問題点や対応策、共通点などをその場で知る(見抜く)ことになるので、その後の対処に素早く入ることが可能になる。刻一刻と事態が変わっていくだけに、対処が(適切であって)早いと、それによって怒る被害を小さくすることが可能になる。(後手後手に回ったり、不適切な対処をしていると、事態をより悪化させてしまい、「人災」と呼ばれることにもなる。)

「洞察力」は、洞察する能力のことである。洞察力があれば、物事に対処する場合、適切な手を打つことが早く出来るため、とても重要な能力と言うことになる。→前例に倣って対処するようなやり方では、洞察力は必要ないかも知れないが、そういうお役所仕事のようなことをやっていると、現代では...

英語では「Insight」(内容によっては「Penetration」や「Intuition」が使われる。)、ドイツ語では「Einblick」、フランス語では「Perspicacité」、イタリア語では「Acume」、スペイン語では「Visión」、ポルトガル語では「Perspicácia」、中国語では「洞察力」と言う。

ミス」:「失敗」のことである。英語では「miss」であるが、これは未婚女性の敬称として使用される言葉と同じ綴りである。(一応、「失敗」を意味する場合は「miss」(先頭の「m」を小文字表記)、未婚女性の敬称として使用する場合は「Miss」(先頭の「M」を大文字表記)と表記するが、口語では区別出来ない。)また、重度の失敗の場合は「Error」という言い方がされる場合があるが、「Error」の場合は機械的なものの誤りというニュアンスがあり、ケアレスミスのような人が行うような小さな誤りや失敗のことは基本的に「miss」と言う。

また、この「miss」とは「失敗」「誤り」「失策」等を意味する「Mistake」の省略した言い方でもある。同じ綴りで未婚女性を指す「Miss」という単語(意味は「女主人」「女将」を意味するが、これは同意の単語である「Mistress」の省略形である。)があるが、最初の「M」を小文字/大文字とすることで、筆記した場合は区別することになる。(発音した場合は前後の文脈で区別することになる。)

「ミス」と言っても小さなものから大きなもの(重大なもの)まで様々である。特に小さなミスは誰にでも、そしていつでも起こることである。(と言うよりも、失敗をしない人というのは、まず存在しない。)重要なのは、ミスを回避することではなく、ミスをした場合の対処である。

「ケータイ刑事」では犯人が小さなミスをして、それを銭形が見逃さず、そのミスが命取りとなって犯行がばれるとか、犯行の決定的な証拠となることが多いが、数は少ないものの、銭形姉妹も(小さな)ミスをすることがある。→完璧な人はいないということですね。)この物語は数少ない銭形姉妹のミス(と言っても、犯人が犯して命取りになるような大きなミスではないですが...)が見られる物語である。

英語では「Mistake」、ドイツ語では「Fehler」、フランス語では「Erreur」、イタリア語では「Errore」、スペイン語では「Error」、ポルトガル語では「Engano」、中国語では「失敗」と言う。

そっくり」:非常によく似ていることを言う。人の場合は「瓜二つ」「生き写し」という言い方もある。また物の場合(贋作を含む)は「実物とそっくり」「見分けが付かない」というような言い方がされる。

人の場合はどちらかと言うと良いニュアンスで使われる言葉であるが、物の場合は「ニセモノ」というイメージがあるため、悪いニュアンスで使われることが多い言葉でもある。

この物語では、人に対して言っている(五代さんと鎌倉警部)ので、特に悪いというニュアンスはなく、「瓜二つ」というになる。(が、同じ役者が演じているだけに、当然と言えば当然ですね。)

英語では「Entirely」「Living」「Naturaly」「Lifelike」などと言い、ドイツ語では「Ganz」、フランス語では「Tout à Fait」、イタリア語では「Completamente」、スペイン語では「Completamente」、ポルトガル語では「Completamente」、中国語では「一模一樣」と言う。

 

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