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ケータイ刑事銭形結7話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形結」の第7話「初恋は死の香り! ~愛はかげろうのように殺人事件 事件編」の「裏ネタ編」の5回目となる今回は、「ケータイ刑事」ではお馴染みの言葉として出てくる「自殺」について、お馴染みのものである「睡眠薬」について、劇中劇で語られた「ミステリー」について、「遺作」について、これが使われていたことから「東北弁」について記します。尚、「自殺」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 6」で、「睡眠薬」は「・7話[裏ネタ編]PART 7」で、「ミステリー」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

自殺」:自分の意思で自己の命を絶つ行為のことを言う。(早い話、自分で自分を殺すことである。)尚、死に至らずに生存した場合は「自殺未遂」と言う。

自殺は、日本では犯罪行為とはならないが、他人の自殺に関与した場合(唆した場合を含む)は「自殺関与罪」という罪に問われる。(6月以上7年以下の懲役、または禁固刑に処せられる。)これは自殺が未遂であっても同様である。また、合意の上での心中でも、一方が生き残った場合、生き残った人は死んだ人に対して自殺関与罪が成立するという判例がある。

また、外国でも大半の国々では自殺/自殺未遂は罪に問われないが、一部の国などでは「自殺は自分を殺す殺人」という考えから、「自殺は犯罪(殺人罪)」として罪に問う国もある。(但し、この場合、被疑者(犯人)死亡となるため、この罪を犯した人を裁く/処罰することは不可能である。)

自殺には様々な方法がある。中でも飛び降り自殺や飛び込み自殺の場合は、本人はそれで死んでしまうが、その後処理のために多大な迷惑を与えることになる。また、鉄道に飛び込んだ場合では、電車の遅延による損害が発生するということから、遺族に対してその損害賠償請求が行われるというのは当たり前になっている。また、街中でビルから飛び降り自殺をした場合、地上にいた全く関係ない第三者を直撃して、巻き込んで死亡という事故が起こる場合もある。→自殺を推奨する気は毛頭ないが、他人に迷惑を掛ける自殺(他人を巻き込む自殺)だけは絶対にしないようにしてもらいたい所である。(と言っても、自殺した場合、大なり小なりは他人に迷惑を掛けることになりますけど...)

ところで、「自殺」を語る際、「安楽死」が議論になることがある。現在の日本では法整備が整っていないため、「殺人罪」として立件されるのが一般的てせある。しかし、アメリカ、オランダ、スイスなどでは、末期癌患者などのように余命が殆ど無く、多大な苦痛を伴った死が迫っているような患者に対して、薬物投与によって苦痛を伴わずに死を選択することが出来る「安楽死」が法的に認められている。(「死を選ぶ権利」として語られる。)「安楽死」は他人に手を借りることになるため、自分で自分を殺すことにはならないため、「自殺」とは別物となるが、本人の意思で死を選ぶということでは「自殺」と同じ過程があることになる。そのため「安楽死」と「自殺」は近いものいう考えがあるのもまた事実である。

尚、現在の日本では、安楽死を認められる場合があるが、厳しい条件が付けられる。その条件を満たしていれば、薬物投与を行った医師に対して殺人罪は適用されないが、一つでも満たしていない場合には(医師に)殺人罪が適用される。

尚、英語では「Suicide」または「Kill Oneself」と言う。(未遂の場合は「Attemoted Suicide」と言う。)また、ドイツ語では「Selbstmord」、フランス語では「Suicide」、イタリア語、スペイン語では「Suicidio」、ポルトガル語では「Suicidio」、中国語では「自殺」と言う。

睡眠薬」:「眠り薬」「睡眠導入剤」「眠剤」と呼ばれることもある。それらの総称的に使用される言葉が「催眠薬」である。(但し、一般には「眠り薬」と呼ばれている。)

これらの薬は睡眠を促すための薬である。服用すると、中枢神経の機能を抑制して睡眠状態を誘発させて、睡眠に入りやすくする。尚、「眠り薬」にのみ「麻酔剤」という意味があるが、厳密な意味での「麻酔剤」は、薬物によって人為的に感覚を喪失させる薬であるため、別物になる。(局所麻酔では体の一部分に対して感覚を喪失させるが、全身麻酔だと全身の感覚を喪失させ、更には睡眠状態になることから、形の上で睡眠状態に入ることになる。そのため、麻酔剤も眠り薬の一種と見なされることからくる混同である。)

睡眠薬にはベンゾジアゼピン系、チエノジアゼピン系、バルビツール酸系、シクロピロロン系などの薬があり、この中でもベンゾジアゼピン系の薬は抗不安剤として使用される場合もある。(抗不安剤が睡眠導入剤として使用される場合もある。)尚、副作用としては習慣性のあるものが多く、慢性中毒になると全身倦怠や幻覚などの症状がある。

また、眠りに入りやすい状態にする薬であるが、全ての薬で同じ様な効果がある訳ではない。服用してから睡眠に入るまでの作用時間に違いがあって、それによって即効型と持続型に分類される。また、更に細かく分類すると、超短時間作用型、短時間作用型、短-中時間作用型、中時間作用型、長時間作用型とに分けられる。

超短時間作用型には「ハルシオン」や「アモバシ」などの薬があり、短時間作用型には「デパス」「レンドルミン」「ブロバリン」などが、短-中時間作用型には「ラボナ」「リスミー」などが、中時間作用型には「才レース」「ユーロジン」「ドラール」などが、長時間作用型には「ダルメート」「フェノバール」「ソメリン」等がある。(いくつかの薬は、以前に処方されて使用していたことがあります。→一度に2種類の薬を飲んでいたが、こうやってみると、1つは短時間作用型のもので、もう1つは中時間作用型の薬でした。(早く睡眠状態に入るようにして、更に安定した睡眠を持続させるために2種類の薬が処方されていました。))

睡眠薬は一度に大量に服用すると危険があるため、医師が処方する場合でも、薬の使用方法についての注意説明が十分に行われ、薬局で受け取る時にも、再度薬剤師から薬の使用方法についての説明が行われる。早く睡眠に入りたいと思って、処方された量よりも多く服用するのは危険がある。(自己判断で服用量の増減をしないことが重要である。)また、薬局で一般的に販売されている睡眠剤(睡眠導入剤)も同様であって、決められた量の服用を守る必要がある。更に、睡眠薬は基本的には2週間分までしか一度に処方されない。(年末年始、盆休みなどの特別な場合でも3週間分までである。)よって、睡眠薬の処方を受けている場合は、基本的に2週間に一度は医師の診察を受けることになる。

睡眠薬を服用する場合の注意事項としては、アルコールと一緒に服用しないこと、服用後はおとなしく寝ること、である。(アルコールは効果増強の恐れがあり、眠気が誘発されるので「速やかに寝ろ」ということである。)よって、睡眠薬を服用後に車の運転をはじめ、出歩くことは厳禁である。(車の運転は居眠り運転になる可能性が高くなる。)→処方される場合、医師、薬剤師から説明されます。

また、向精神薬規制されている睡眠導入剤を他人に譲渡、または転売すると、麻薬及び向精神薬取締法によって処罰の対象となる場合がある。何らかの理由で服用せずに余ったからと言って、他人に譲渡、転売すると犯罪になる場合がある。その場合は診察の時に医師に薬が余っていることを告げ、次の処方の際に量の制御をしてもらうのが一番である。また、使用期限が過ぎてしまった場合は、他の薬と同様に廃棄するのが一番であるが、それを拾った人が使うことがないように、潰して廃棄するという注意が必要である。(薬局で、薬剤師にそのように言われた経験があります。)

睡眠障害がある場合は、薬局で睡眠薬(睡眠導入剤)を買い求めるのではなく、睡眠の専門の医療機関の診察を受けることにして、より適切な対処を受けるようにしましょう。(基本的に、医師の処方箋無しで購入できる(但し、薬剤師の対面販売になる。)「睡眠導入剤」として販売されている薬は、その効果はあるものの、弱いものでしかないので、それほど大きな効果は期待できない。)

英語では「Sleeping Drug」または「Sleeping Pill」、ドイツ語では「Schlaftablette」、フランス語では「Somnifere」、イタリア語では「Sonnifero」、スペイン語では「Somnifero」、ポルトガル語では「Droga Dormente」、中国語では「安眠藥」と言う。

ミステリー」:神秘、不思議、霊妙、などを指し、「謎めいた要素のあるもの」のことである。また、推理小説のことも指す。(やはり「謎めいた部分」があるためである。)

小説やドラマや映画の世界では、一つのジャンルとなっている。このジャンルの作品は、何らかの犯罪事件が発生し、それを解明していって犯人を逮捕したり、真相を明らかにしていくストーリーとなっている。また、犯罪が起こらなくても、謎めいた出来事が起こり、それを解明していくストーリーというものも含まれる。特に、犯罪が起こって、その謎を解明していく人物が刑事や探偵の場合、「推理もの」と呼ばれている。

このジャンルはシャーロック・ホームズが活躍するコナン・ドイルのシリーズや、アガサ・クリスティの作品など、小説の世界で一ジャンルとして「推理小説」として19世紀に数多くの作品が生まれたのが起源となっている。日本でも、江戸川乱歩や横溝正史がこのジャンルに於ける人気作家となり、今日の基礎を築いた。そして大きく発展させることになったのは映画の登場であって、推理小説の映画化作品が多数生まれ、人気を得ることになった。また、舞台化も数多く行われている。TVが登場してもこの傾向は続き、数多くのTVドラマも製作されている。(言うまでもなく「ケータイ刑事」シリーズもも典型的なミステリー作品である。)

このジャンルの作品は、「犯人は誰だ?」ということが最大のポイントとなっていて、物語の最後でそれが明らかにされる、という展開の作品が多いのだが、いつ頃からか、犯人の動機や犯行方法、及びトリックなどを明らかにすることを主眼とした作品が数多く登場するようになった。→パズルを解くような作品であることから「パズル・ミステリー」と呼ばれる。

「パズル・ミステリー」の作品では、犯人は早い内に誰であるのかが明らかにされることが多く、また、明らかにされなくても、誰が犯人なのかは直ぐに分かるものが多い。が、何らかのトリックが用意されていて、暗号(例えば「ダイイング・メッセージ」など)を解いたり、犯行のトリックを解いたりしないと、事件は解決せず、犯人が逮捕できないような展開となっている。(実際、警察が犯人を逮捕するのも、謎を解明しないことには先に進みません。)→これによって、読者や視聴者も謎解きに参加する幅が広がり、ミステリーのジャンルがより奥深いものとなった。(「ケータイ刑事」もこの路線の作品であり、犯人が誰かではなく、トリックに凝っていて、それを解いていくのが面白い物語となっている。)

ちなみに、ちゃんを演じた黒川芽以さんが出演している「クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス」は、クラシック音楽に関する謎を解いていくという内容であって、「謎解き」が物語の柱になっている。よって、これも立派な「ミステリー」である。(犯罪が起こらない「ミステリー」でもある。)

英語では「Mystery」、ドイツ語では「Rätsel」、フランス語では「Mystère」、イタリア語では「Mistero」、スペイン語では「Misterio」、ポルトガル語では「Mistério」、中国語では「神秘」と言う。

遺作」:本来の意味は、死亡した人が生前に残した作品(芸術的作品)のことである。(この言い方ではその人が発表した作品全てが該当することになってしまう。)または、死後に未発表の作品が発見された場合、その未発表の作品のことを指す。(この言い方でも複数の作品が該当することがある。)現在では、一般的に、その人が最後に遺した作品のことを指す。

遺作は完成した作品だけでなく、未完成の場合もある。(未完成であってもその作品がその人の最後の作品であれば「遺作」という。)尚、複数の作品を平行して創作中であれば、複数の未完成作品が遺作となる場合もある。尚、小説家の場合、未完成の遺作であれば「絶筆」と言うこともある。

尚、一人で制作するものではない分野の作品(映画、音楽など)の場合は、俳優、音楽家が生前最後に出演した作品のことを「遺作」と呼ぶ。
英語では「Posthumous Work」、ドイツ語では「Posthume Arbeit」、フランス語では「Travail Posthume」、イタリア語では「Lavoro Postumo」、スペイン語では「Trabajo Póstumo」、ポルトガル語では「Trabalho póstumo」、中国語では「遺作」と言う。

東北弁」:方言の一つであって、東北地方で話されている日本語の方言の総称である。大別すると「北奥羽方言」と「南奥羽方言」とに分けられる。前者は青森県、岩手県北中部、秋田県、山形県庄内地区、新潟県北部(阿賀野川以北)で使用されているものが分類され、後者は岩手県南部、宮城県、山形県内陸部、福島県で使用されているものが分類される。(それぞれ、類似しているものの、更により細かく分類される。)

鼻にかかる特徴的な発音があることから「ズーズー弁(ずうずう弁)」と呼ばれることもある。

英語では「Tohoku Accent」、ドイツ語では「Tohoku-Akzent」、フランス語では「Tohoku Accentuent」、イタリア語では「Tohoku Accentua」、スペイン語では「Tohoku Acentúan」、ポルトガル語では「Tohoku Acentuam」、中国語では「東北方言」と言う。

 

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