ゴーカイジャー #19 [特撮]
縁日の屋台が登場とでも言ったらいいのか、何でも詰め込んだらいいとといいたいのか、デザインのセンスが全くなっていない変な奴が登場した物語。ビジュアル的にはゴミでしかないが、物語の方は実に戦隊らしいものでした。(ビジュアルデザインは幼稚園生以下だが、物語の構成はプロということで、脚本までは完璧、が、後は...)
パチモン・ゴーオンジャーのところで、金と銀の合体というところは、「ファイブマン」の後半の敵のパワーアップによる「合身銀河闘士」を思い出させてくれて、ここまでのデザインは特に問題はない。が、15の(追加)戦士を屋台のお面屋のような鎧にしてしまうというのは、お子様ランチ的な発想であるが、その店の全てのメニューを入れてしまったお子様ランチとなってしまい、やり過ぎですね。(過去には遺影ライダーとしか言えないブサイク・デザインを更に越えた幼稚園児気デザインでしかない...)
物語としては、人間の骨を抜いて「骨抜きにしてしまう」という実に分かりやすい作戦を立てた殿下の作戦は、初期戦隊のノリそのままである。(やはり殿下には、幼稚園バスのバスジャック作戦を命令して欲しい所である。(が、現在では多分NGでしょうね...、幼稚園バスでなくても「バスジャック」というものは...))
そして、戦隊メンバーの一部もそれに填ってしまい、残ったメンバーで立ち向かって行くという展開は初期戦隊では王道である。しかも、ストーリー的な王道だけでなく、緑と銀のキャラを深く掘り起こして描いていて、最後には緑のいじられキャラという所を強調するオチで締めくくっていたことで、新キャラ・銀のプロモーション(当然、玩具を売るための宣伝でもある)であるところが、「宣伝」色が薄まっていたのも上手いところでした。
次回は「ギンガマン」のオリキャラ編となるが、出来れば「ファイブマン」に登場した「銀河戦隊ギンガマン」の方のギンガマンも何処かに登場してくれたら嬉しいのですが...
↓こんなのが銀・金モードに入ってもいいんじゃない???(権利の点で無理なのは分かってますが...)
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