ケータイ刑事銭形零19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第19話(2nd.6話)「演技が出来ずして演出が出来るか! ~連続監督殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、今回はこの物語に登場した「TVのディレクター」のグループに入れられた5人(加藤章一、田沢幸治、刀根鉄太、平野俊一、森嶋正也(五十音順))について記します。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/3付です。)
「加藤章一監督」:ドリマックス・テレビジョンに所属するプロデューサであり、一部では演出も手掛けているものの、殆どがプロデューサとして作品に関わっている。主な作品としては「エ・アロール それがどうしたの」(2003年)、「幸せになりたい!」(2005年)、「一週間の恋」(2006年)、「愛のうた!」(2007年)、「エジソンの母」(2008年)、「RESCUE~特別高度救助隊」(2009年)、「タンブリング」(2010年)などがある。(いずれもがプロデューサである。)
「ケータイ刑事」には「泪」で6本の監督を務めているが、他の7作では監督は務めていない。また、丹羽P作品では「ケー刑事」以外でも何本か監督を務めた作品がある。
基本的にはプロデューサとして関わっている作品が殆どであって、TBSで放送されるドラマのプロデュースが中心であるが、TBS以外で放送された作品にも結構関わっている。
また、「ケー刑事」では「泪」だけしか監督を務めていないが、そこで主役の泪を演じた黒川芽以さんが出演している他のBS-iのドラマで監督を務めていたり(「恋する日曜日」の2nd.の「魚」が該当する。)、他局ではプロデューサとして名前を連ねている作品(NHKの「夏雲あがれ!」)がある。
「田沢幸治監督」:1970年生まれ。所属はドリマックス・テレビジョンであって、ドラマの演出を行うだけでなく、プロデューサとしても活動をしている。また、劇場用映画では「M2」で監督を務めているが、現時点で劇場用映画での監督はこの1作のみである。テレビドラマでの監督が中心であるが、プロデューサとしては「銭形舞」「恋する日曜日/1st./文學の唄/ニュータイプ/3rd.」等で丹羽Pと共同でプロデューサを務めている。また、テレビ局ではなく、番組製作会社(ドリマックス)の所属であるため、TBS以外の放送局で放送されたドラマでも、何本かプロデューサとして製作した作品がある。
尚、初めての監督作品は2001年のTBSのドラマ「ネバーランド」であり、主な作品としては、NHKで放送された「理想の生活」(2005年)や「夏雲あがれ」(2007年)、TBS系で放送された「愛のうた!」(2007年)や「大好き!五つ子2008」(2008年)、「ラブレター」(2008年)などがある。
「ケータイ刑事」では「結」以外の7作で監督としてメガホンを取っているが、「結」に名前が抜けたのは残念な所であった。(「命」までで皆勤の監督は3人いたが、映画まで手掛けた監督では彼だけでしたからね...)本数はTVシリーズで13本、映画(「M2」)を含めて14本となるが、この数は単独6位ということになる。→「結」で1本監督を務めていたら15本で、4位タイとなり、更に全8作と映画を手掛けた唯一の監督になったんですがね...ちなみに、TVシリーズ全8作を制覇している監督は三原光尋監督と古厩智之監督の2人である。)
「刀根鉄太監督」:TBSに所属するプロデューサである。、演出も手掛けているが、プロデューサとして参加している作品の方が多い。また、バラエティ畑にいて、バラエティでのプロデュース、及び演出を手掛けている方が多い。
ドラマでの監督としては、「奥さまは魔女」(2004年)、「夢で逢いましょう」(2005年)が、プロデューサとしては「新しい風」(2004年)がある。(いずれもがTBSであるが、社員ディレクターであるので、これは当然である。)
「ケータイ刑事」での監督は「零・2nd.3話」(怪人六面相の物語)の1本のみであって、他の7作には参加していない。
「平野俊一監督」:1972年生まれ。TBSに所属する演出家として、TBS系のドラマで多数の監督を務めている。また、劇場用映画でも、2004年の「怪談新耳袋 劇場版」(全8話のオムニバス作品の中の1話で監督を務めている。)と、2008年の「東京少年」で監督を務めている。(このため、「映画監督」という肩書きもある。)しかし、劇場用映画に派手に進出せず、テレビ作品での監督業を続けている。
「ケータイ刑事」シリーズでは「愛」で2本と「海」で1本の3本しか監督を務めていないが、「愛・1話」という記念すべきシリーズ最初の物語と、ドラマ史に残る「愛・13話」(ワンシーンノーカット)で監督を務めているということで、数は少ないものの「ケータイ刑事」シリーズでに大きな功績を残している。
初めて監督を務めた作品は1999年の「コワイ童話」の中の一編である「ラプンツェル」である。主な作品としては、「ガッコの先生」(2001年)、「ブラックジャックによろしく」(2003年)、「GOOD LUCK!!」(2003年)、「逃亡者 RUNAWAY」(2004年)、「ホームドラマ!」(2004年)、「クロサギ」(2006年)、「輪舞曲」(2006年)、「エジソンの母」(2008年)、「ブラッディ・マンデイ」(2008年、2010年)、「官僚たちの夏」(2009年)、などがある。
「森嶋正也監督」:ドリマックス・テレビジョンに所属するディレクターである。TBS放送されたドラマを中心に演出を担当している。
「ケータイ刑事」では「零」で2本監督を務めている。(他の7作には参加していない。)
主な作品としては、「大好き!五つ子」、「鉄板少女アカネ!!」、「ぼくの妹」、「弁護士のくず」などがある。
ちなみに、ドリマックス・テレビジョンは、現在はTBSホールディングス傘下の番組製作会社である。元々は映画監督の木下恵介が1964年に旗揚げした木下恵介プロダクションが起源である。(但し、TBSも出資しているので、実質的にはTBS系の製作会社でもある。)1979年に木下プロになり、2003年に「ドリマックス・テレビジョン」に名称を変更している。そのため、「銭形愛」の時は「木下プロ」の名前で制作しているが、「舞」以降の7作は「ドリマックス・テレビジョン」になってからの制作である。
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